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シェディング対策清掃其の二、布製品編!

前回は水拭きでシェディング物質を除去して、環境から受けるシェディングを減らす対策についての話でした。

今回はファブリック(布製品)のケアについて書きたいと思います。

強敵です…!

ソファ、ベッド、カーテン、シーツ・タオル・浴衣などのリネン、布製品はけっこう多いですね。

さて、
「接種済みの人の泊まった部屋に何かが堆積している」というようなことを毎度書いています。それは目に見えないけど、ホコリのように積もっていて匂いがする、何らかの物質が堆積していると。これがシェディングの原因だと仮定して、うちの宿ではその堆積している「シェディング物質」の除去を最優先事項にして作業をしています。これについての補足は前回の記事を参照ください。


今回も同じように、「シェディング物質の除去」を最優先した上で、除去後に消臭スプレーなどの匂い対策をするという考え方での清掃方法を紹介します。

まず、うちは宿泊施設なのでお客様が使った後のタオルやシーツなどのリネン類はクリーニング業者さんに受け渡しします。もう、洗濯で綺麗になって返ってくる事を願いながら。

毎度交換できるリネン類はもうそれでいいとして、ベッド関係の羽毛布団やカーテンなど、自分たちでケアしないといけないものがけっこうあります。これらをどうするか??

1、バサバサ。

シェディング物質は目に見えないホコリ状の微粒子でありますので、「バサバサして出す」というのはけっこう有効です。洗濯をするにしても、洗濯機に入れる前にバサバサする。あ、外でやった方がいいですよ!
物干しにかけて叩くとか、とにかく布団に降り積もったシェディング物質を払い除ける。天気が良ければそのまま天日に干すこともしています。(書いてて思ったけど、ひょっとして人口密集地では外干しすらヤバい??うちは森の中だし周辺住民が離れてるから…経験談ある方コメントいただけると参考になります。)

バサバサは、お出かけ先で着ていた衣服にも使えるワザです。家に入る前に、一番外に着ていた服を脱いでバサバサしてから家に入る。衣服についたシェディング物質を家に持ち込まないためです。冬のコートなど、こまめに洗えない素材のものとかは繊維にシェディング物質が溜まっていくので、それを溜め込まないという意味でも、けっこう使えると思います。

2、お布団用掃除機などで吸う。

これは掃除機が汚染されるので、専用機をうちは用意しています。排気がだんだんあの匂いになり取れなくなるので、できるだけ外で使うなどして。バサバサで飛んでいかなかった残留シェディング物質を吸い取るイメージです。

3、洗濯。

バサバサ&掃除機でも匂いが取れない場合、洗濯するに至ります。堆積していたシェディング物質は取れているけど、もはや汗やらなんやらでヤバいやつ、たまにあるんです。
しかしシェディング物質に汚染されたファブリックを、いきなり洗濯機に入れるのはNG!洗濯槽内が汚染されてしまいます。
バサバサして掃除機をやった後、バケツやタライで熱湯&洗濯石鹸でじゃぶじゃぶ洗いして、熱湯でつけおいて…匂いが取れるまで場合によっては数日かかります。それでもやはり洗うのが一番気持ちいいですね。

しかし客室の羽毛布団などは、定期的にクリーニングするものの、毎日は不可能なんですよね。現状では「まぁ、どうせ次もワク接種してる人だろっ!」て事で、よほどのことがない限り、2までで済ませています。それプラス消臭スプレーですね。

羽毛布団はシーツで包んで使うし、「ワク臭するんですけど!」みたいな苦情は今まで無いです。気づいていない人の方が多いし、気づいてる人もそれを口に出すのは変態扱いされるし、そんな世の中だから苦情も無いのかも。

4、水拭き。

布製品を水拭き!?けっこう意外ですね。

ソファなど運び出したりバサバサするのが不可能なモノは、2の掃除機で吸うをやった後、水拭きをします。消臭剤などを雑巾に染み込ませて拭いています。

応急処置的な方法ですが、ある程度除去が可能です。理想的にはソファのカバーを外して洗いたいですが、毎度は無理です…。

そして、衣服にも使える技です。冬のコートなど、バサバサした後に水拭き&消臭スプレー。けっこう軽減できると思います。帰宅した家の中でふわっとワク臭なんか嫌じゃないですか。外出後にぜひお試しください。

5、使わないモノは収納。
季節柄使わないモノや、今すぐは使わないけどいざという時さっと出して使いたいような物は、洗ったあとに衣装ケースなどに収納しておきます。ひざ掛けとか、毛布とか。裸で置いておくといつの間にか汚染されていて、臭くなります。
布製品に限らず、収納できる物は収納しました。お客様がいる館内は至る所にシェディング物質が容赦なく降り積もりますから、扉付きの棚などに物を収納。これで日々の清掃はだいぶ楽です。


ファブリック系のシェディング物質除去や対策についてはこんなところでしょうか。

やってて思うのは、布製品はこまめなケアが大切だって事。繊維はシェディング物質が溜まりやすいので、溜め込まないように日々何かしらのケアをする。そういう感覚で、完璧は求めず少しずつでも除去しています。
あー、大変(´;Д;`)


いろいろケアしてるけど…
本音を言えば、接種者が使った後のお布団は、自分はそこでは寝たくないなという気持ちがあります。最初は絶望しましたよね。スタッフ総力を上げて色々作業しているものの、自分が寝たくないなと思うような部屋を、お金いただいて提供してるのかと。
接種者の方が多い世の中だから、「どうせ次も…」で適当に済ますこともできるんですけどね。
しかし宿屋としてはできる限りの清掃をして次のお客さんを迎えたい。使命みたいなものなのです。ひょっとして次にこの部屋に泊まるお客さんがノーワクさんかもしれない。その一点に希望を持って大掃除の日々です。

ノーワクさんだと事前にわかっている方をお迎えするなら、マットレスや羽毛布団を新調して、ノーワクさん専用で用意するかなぁとか、いろいろ考えています。これまた置き場や保管なども大変なんですが。


日々の生活で取り入れて使えそうな対策方法、ありましたか?感想や意見やオリジナルの対策などコメントいただけると嬉しいです!


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