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【英訳】侏儒の言葉38:神

本稿は芥川龍之介『侏儒の言葉』を英訳してみようという、連続企画です。もともと日本文学の作品を英語やドイツ語などの外国語で読みなおすのが好きだったのですが、芥川龍之介でいちばんお気に入りのこの作品には翻訳が見当たらなかったのがこの企画を思い立ったきっかけです。

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God

 Of all the divine traits, what I find myself most sympathetic about is that God cannot commit a suicide.

   Or,

 We have found countless reasons for which we insult and murder Him, but unfortunately, the Japanese do not believe in an omnipotent God worth insulting and murdering.


 あらゆる神の属性中、最も神のために同情するのは神には自殺のできないことである。

   又

 われわれは神を罵殺する無数の理由を発見している。が、不幸にも日本人は罵殺するのに値するほど、全能の神を信じていない。

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鉄筆堂 夜な夜な文字の海に漕ぎ出すための船賃に活用させていただきます。そしてきっと船旅で得たものを、またここにご披露いたしましょう。