Kの向くままにおススメ映画『ツィゴイネルワイゼン』ネタバレあらすじ感想日記
こんにちは。月刊『ケー』を創刊したいKです。今回は『ツィゴイネルワイゼン』。一言で表すと「大人のオカルト映画」です。
こんな人におススメ
◎大谷直子!大谷直子!!(2役)
◎怪談好きな人
◎生と死、夢と現実。今自分は生きているのか死んでいるのか?段々と分からなくなる。ぼんやりしてると命持っていかれるぞ!
要注意点まとめ
▲近年のスタイリッシュでスピード感溢れるお話と比較するとどうしても泥臭くてテンポが悪い。怪奇アートをゆったり観る感覚です。
▲家族で観ない方が良いかもしれません
こんな映画です
原作は内田百閒『サラサーテの盤』。
作曲家でヴァイオリニストでもあるサラサーテ自ら演奏する名曲『ツィゴイネルワイゼン』のレコードがキーとなるオカルト映画。
もう少し詳しく
中砂(なかさご)は娘(豊子)が生まれるが、その後すぐに亡くなる。
数年後、豊子は中砂の親友 靑地(あおち)を訪ね、中砂と生前約束していた通りに骨を貰いたいと言う。その約束とは…
「中砂と靑地、先に死んだ方の骨を生きている方が貰う」というもの。
…んん?先に死んだのは中砂では?
豊子の足跡に六文銭が浮かび上がるのを見た靑地は逃げ出すが、その先の水辺では白菊の小舟と共に豊子が待っていた。
「小父さんは生きていると勘違いしているんだわ」
この映画をこの文字数で解説した人はいないでしょ!…いたらスミマセン。
中砂や靑地の奥さんとかも重要人物なんですけどね。ややこしくなるので端折りました。
細部までしっかり観ると意味が攪乱されますが(多分それが監督の意図でしょう)、ゆったりとしたスタンスで観れば何となしにつかめます。Kは理解が悪いので4回も観ました…。
観た後はこんな気分になりました
正直、Kの芸術センスに合わない場面も多々ありましたが、それを差し引いてもアバンギャルドな名作。生と死、夢と現実の境界が曖昧なところが非常に好みです。
Kの言う《オカルト》とは神・悪魔・死霊(若しくは原因不明)のいずれかの要因により超常現象が起こるものです。なのでこれは紛れもなくオカルト映画ですね。
ところで昔よくあったオカルト番組、現在では殆ど目にしません。昔のおおらかな人種(Kも含む)はそれを「真実かどうか」ではなくてエンターテイメントとして楽しんでいたと思うのですが、現代の視聴者からは何故かすぐにクレームが入り、安易に放送できないといった事情があるとか。
オカルトって本来、夢やロマンに溢れる子どもが好きなジャンルだと思うんですけどね。例えばグレイやチュパカブラって本当はいないかもしれないけどさ、100%いないとは誰も言えないでしょ?大人がその夢を潰しちゃダメ。
一方、この『ツィゴイネルワイゼン』、大人のロマン溢れるオカルト映画ですから! TVでやらない代わりにこちらで堪能してくださいな。
大槻教授もビックリの内容ですよ!
心に残ったセリフ
小稲 :「アナタ、私の骨が好きなんでしょう?私の身体を焼いたら、透き通った桜の花びらみたいな骨が採れると思ってるんでしょう。」
人間を魂と肉体(精神と物質)に分けた場合、物質の最もコアとなるものは骨です。そう考えると中砂がやたら骨に拘るフェティッシュな感覚も何となく解る気がします。が、念のために言うとKは骨フェチではありません。
でも解る気がします…大谷直子の骨なら…。
コレが好きだと言う人は大概変人です。
《Kの関連note》
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