Kの向くままにおススメ映画『めし』短文紹介
【幸福とは考え方次第の映画】
「無限な宇宙の廣さの中に、人間の哀れな営々としたいとなみが、私はたまらなく好きなのだ」
上記OPテロップ、そしてタイトルの『めし』。←説明完了。めし食べて会社行って帰ってくる。無限の宇宙から見れば哀れなくらい何でもない人間の日常。けど映画は何でもなくないんですよ。
原作 :林 芙美子
監督 :成瀬 巳喜男
主演 :原 節子
監修 :川端 康成
全て伝説級の、、じゃなくて伝説のレジェンド。無駄なセリフや表情はない。それがいいかは置いといて、恐ろしいくらいの完成度。日常のあるあるを女性も男性もそれぞれの視点でうなずける良作。なのですが、、
本作は原作者が執筆中に47歳の若さで急死したため、未完の遺作となりラストがないのです。それで成瀬監督の結末は、、案の定バッドEND。。
しかし製作会社から「結末が離婚では困る」と言われて渋々爽やかEDに変更したそうです。良かったねー。その映画完成版ラストとは、、
三千代 :「幸福とは、女の幸福とは、そんなものではないのだろうか」
決めた男性を支えるという幸福ですが、、原作者のファンからは「離婚EDにするべきだった」との批判があったとか。現代ではより一層、「時代錯誤」という意見が挙がりそうですが、Kはそうは思いません。そういう幸福があってもいいと思いますね。女は働いて稼いで自立せねばならない、と一律に決め付けるのは違和感を覚えます。もちろん男も。幸福とは他人が押し付けるものではありませんからね。
それに、チョットした誤解が元で離婚とか悲しいよね?(現実では多々あるかもしれんが)皆さんはどっちEDがお好みでしょうか?
登場キャラでは「ユリちゃん」が可愛くて癒しで良かったです。めし好き、ネコ好き、倦怠期の方におススメします。
