潮流を読むことで、未来を明るくする。
1人でも多くの『分かるぅ〜』を目指す、すえながさん。です。
今日は「潮流を読む」ということについて書いてみます。
この言葉は、投資の世界でよく使われます。
どんな業界にお金が流れているのか。
なぜその企業が注目されているのか。
なぜ今、その株が買われているのか。
株価だけを見るのではなく、その背景にある「流れ」を見る。
これが投資ではとても重要です。
でも、この考え方は投資だけではありません。
人間関係も、仕事も、人生も同じだと思っています。
人は、大勢の意見に引っ張られます。
みんながやっている。
人気がある。
みんなが褒めている。
そうすると、自分もその波に乗りたくなります。
でも、その頃には、すでに流れの後半であることも少なくありません。
投資なら、利益は思ったより少ない。
人間関係なら、気づいた時には抜け出しにくい。
だから大切なのは、
「流れに乗ること」ではなく、「流れを読むこと」。
そのために必要なのが、
自分の軸です。
例えば、
「この学校で学びたい。」
「将来こんな仕事がしたい。」
そんな軸がある人は、周りにどれだけ声の大きい人がいても流されません。
逆に、
「楽しい学校生活を送りたい。」
「将来はその時考えよう。」
そんな曖昧な軸だと、人は簡単に流されます。
学校にもいますよね。
クラスで一番目立つ人。
話は面白い。
友達も多い。
でも、
授業はサボる。
先生の悪口を言う。
頑張っている人を笑う。
小さな出来事を大きく話し、周りの共感を集める。
その輪に入ると、自分も人気者になったような気になります。
気にかけてもらえている。
毎日が楽しい。
そんな錯覚に陥ることがあります。
でも、その先にある未来はどうでしょうか。
軸がある人は、少し先を見ています。
「この人と一緒にいたら、自分は成長できるのか。」
「将来の選択肢は広がるのか。」
「この環境は、自分が目指す未来につながっているのか。」
だから流されません。
今だけではなく、その先の潮流を見ています。
社会に出ても同じです。
会社という小さな箱の中にも、声の大きい人はいます。
人の悪口ばかり言う人。
空気を支配しようとする人。
自分に都合の悪いことを排除しようとする人。
一見すると影響力があるように見えます。
でも、少し離れて全体を見ると、そういう人ほど小さなコミュニティの中だけで力を持っていることが多い。
世の中には、もっと視野が広く、未来を見据えて行動している人がたくさんいます。
小さな箱の中だけを見ていると、そのことに気づけません。
自分も20年以上社会人をしてきました。
今でも忘れられない出来事があります。
初めての経験で衝撃でした。
ある会社で、経営者が大きな課題に直面した時のことです。
その経営者が管理職に向かってこう言いました。
「俺、この立場を降りようと思う。大丈夫、お前たちには迷惑はかけない。」
一瞬、優しさのある言葉にも聞こえました。
でも、自分には違って聞こえました。
自分が苦しいからといって、社員を残して、自分だけが降りようとしている。
偽善者を装って自我を守る思考と行動。
その一言で、自分は会社の潮流を感じました。
この会社は、どこへ向かうのか。
この考え方のトップについていって、本当に未来はあるのか。
それほどトップの考えって、組織を動かす大きな原動力。
舵取りの舵を放り投げる発言は、みんなを路頭に迷わす。
結果として、その話を聞いていた一人は退職しました。
そして、自分もその後に退職しました。
あの時、自分が見ていたのは、一つの発言ではありません。
その発言の先にある未来でした。
もう一つ、潮流を読む上で大切だと思っていることがあります。
それは、
「目先の利益ほど、一度立ち止まること。」
です。
人は、自分にとって都合の良い話ほど冷静さを失います。
儲かる。
得をする。
今だけ。
限定。
そんな言葉を見ると、
「早く決めないと。」
という気持ちになります。
でも、その時こそ一番危ない。
投資でも、
人間関係でも、
仕事でも、
同じです。
目先の利益だけを見ると、背景を見なくなります。
だから自分は、一度立ち止まります。
本当にそうなのか。
なぜ今、この話が自分のところへ来たのか。
誰が得をするのか。
反対意見はないのか。
自分が納得できるまで調べます。
時間はかかります。
でも、その時間が自分を守ってくれます。
逆に、人は調べずに選択した時ほど、後悔しやすいものです。
そして後になって、
「あの人が言ったから。」
「騙された。」
「聞いていた話と違う。」
いつの間にか、自分で決めたはずの選択を、他人の責任にしてしまいます。
でも、その選択をしたのは自分です。
だからこそ、
自分で調べる。
自分で考える。
自分で決める。
その積み重ねが、自分の軸を強くしてくれます。
もう一つ、自分が常に気をつけていることがあります。
それは、
「井の中の蛙くんにならないこと。」
です。
自分のいる環境だけを見ていると、自分が評価されているように感じることがあります。
仕事でも。
学校でも。
SNSでも。
でも、それは本当に世の中全体で見ても評価されているのでしょうか。
俯瞰して見ると、まだまだ足りないこともたくさんあります。
だから自分は、
「今いる場所で評価されているから大丈夫。」
とは考えないようにしています。
今いる環境は、自分を成長させてくれる場所なのか。
5年後、10年後につながる場所なのか。
世の中の流れと比べて、自分はどの位置にいるのか。
そんなことを常に考えるようにしています。
例えば、自分もSNSをちょうど1年間運用してきました。
ありがたいことに、少しずつ見てくださる方が増え、フォロワーも伸びてきました。
でも、俯瞰して見れば、まだまだです。
もっと伝わる文章は書けないか。
もっと共感してもらえる発信はできないか。
もっと価値を届けるには何が足りないのか。
毎日のように検証しています。
もし、
「これだけ伸びたから十分。」
と思ってしまえば、そこで成長は止まります。
だから、自分は「井の中の蛙くん」にならないように気をつけています。
小さな世界の評価だけで満足しない。
一歩引いて世の中全体を見る。
これも、自分にとって大切な「潮流を読む」ということなのだと思っています。
潮流を読むというのは、
未来を予言することではありません。
「この流れの先には、どんな未来があるのか。」
それを冷静に考えることです。
過去の失敗から、今の自分は焦って流れに飛び乗ることはしなくなりました。
一度立ち止まり、自分の軸を確認する。
そして、その上で潮流を読む。
その習慣が身につきました。
流れに乗ることより、
流されないこと。
それが、人生では何より大切なんじゃないかと思っています。
そして、これからも一人でも多くの人が、自分の軸を持ち、目の前の空気ではなく未来を見られるように。
そんな「気づき」を届けられる発信を続けていきたいと思っています。
