「会社を辞めずに耐えた」は立派なスキルだ。結果主義の職場で心を折らずに戦うための、自己評価メソッド
胃が捻じれるように痛い。
それでも、這うようにして電車に乗った朝がありました。
「行きたくない」と心が叫んでいるのに、足だけは会社に向かっている。
会社のビルが近づくに従い、こころの中の絶望は深くなっていきました。
そして、そんな自分が、惨めで仕方なく、無力感をもっていました。
「結果」という名の暴力
社会は残酷です。
「成果は出たの?」「任務は完遂したの?」
プロセスなんて見てくれません。結果と数字がすべてです。
かつての私も、そう信じ込んでいました。 未経験の部署で、怒号に耐え、徹夜で資料を作り、それでも上司にダメ出しをされた時。
「何でできないのか」
上司の言葉以上に、私自身がそう自分に烙印を押しました。結果が出ない努力は、価値がないと思いこんでいたからです。
その足跡は、誰にも消せない
でも、本当にそうでしょうか。
今、この画面を見ているあなたも、必死に戦っているはずです。
理不尽な要求に唇を噛み、投げ出したい気持ちをぐっとこらえ、今日という一日をやり過ごした。
「そんなの、社会人として当たり前だ」 あなたはそう言うかもしれません。
けれど、その「当たり前」がどれほど重く、苦しいものか。私は痛いほど知っています。
逃げ出さなかった。 踏みとどまった。 その事実こそが、あなたの「強さ」の証明ではないですか。
結果は、時の運や環境に左右されます。自分ではどうしようもない要素が絡み合う。
しかし、「逃げずに立ち向かった」という事実は、紛れもなくあなたが自身の意志で刻んだ歴史です。
自分への「降伏」ではなく「敬礼」を
結果が出なかった自分を、どうか責めないでください。
泥だらけになって、傷だらけになって、それでもリングに立ち続けた自分を、「負け犬」なんて呼ばないでほしい。
「よく、立っていたな」 そう声をかけてあげてほしいのです。
もし今、あなたが暗闇の中にいるのなら。
成果という光が見えず、焦燥感に焼かれているのなら。
一度だけ、視点を変えてみてください。
未来の成功や、他人の評価という「外側」の指標を捨て、ただ「今日を生き抜いた」という内なる事実に目を向けるのです。
あなたは、十分に強い。 逃げなかった。ただそれだけで、誇っていい。
その傷は、あなたが戦った証であり、いつか誰かの痛みに寄り添える「優しさ」へと変わるはずです。 まずは今日、戦い抜いた自分自身に、静かな拍手を。
心からそう思っています。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
メンタルコーチすぎやす(杉村康之)
自分を責める毎日から、「自分を味方にする」毎日へ
「逃げなかった」。
もし、今日のこの言葉が、あなたの固く強張った心の奥に少しでも届いたのなら、それは脳が「もう、自分を責めるのは終わりにしよう」と合図を送っているサインです。
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