不安と欲求の綱引きから考える、「借金」と「自己投資」の意味🎧

※この記事では、内容をラジオ風に解説したSpotifyポッドキャストを埋め込んでいます。記事とあわせて音声でもお楽しみください。

👆あれから、第2話も書きました。


人生とは常に、
「不安」と「欲求」の綱引きがバランスをとってるもんです。

どういう事かというと

「やりたい」という気持ちが強くても、
それを打ち消すほどの「不安」が押し寄せてきたら、人はなかなか動き出せません。

「失敗したらどうしよう」
「お金がなくなったらどうしよう」
「周囲からどう見られるか」──
そういった不安が、知らず知らずのうちに自分の背中を引き止めてしまう。

一方で、不安を押しのけてでも
「やりたい」
が勝ったとき、
人は大きく一歩を踏み出すことができます。

たぶんそんな感じだと思います。

私の人生は振り返ってみると
まさにそんな綱引きの中で揺れながら進んできて、
つい最近の結果として記憶に新しい出来事が、
登山道具や撮影機材などに合計120万円の借金をするという選択でした。
いやいや、借金というと避難を受けそうだ。
ローンを組んだ。(一緒じゃんか)という、
そんな お話です。

🎧Spotifyで聴ける音声版では、AIの2人が本記事をただ読みあげるのではなく、その行間や余白に込めた気持ちを読み解き、感想や考察を語ってくれます。ちょっとした読み間違いや独特な相槌もありますが、本文の違った解釈に出会えるので、なかなか面白かったので、共有します。

計画的に返済しながら
現在では借金は60万円まで減少しました。
まぁ、返済については概ね予定通りの進捗具合なので、結果的に良かったと思っている事についてご報告です。

このnoteでは、自分自身の体験を通じて、
「借金とはなにか」
「自己投資とはなにか」
「お金の意味とはなにか」について、
不安と欲求のバランスという視点から見つめ直してみたいと思います。

まぁ、赤裸々に金額まで書きましたが、
額はともかく、
考え方の一助として綴ります。
なんだか
人生レベルの大きなテーマになりそうです。

自己投資という名の支出

120万円の内訳を記載しておく。
お金の使い道は、大きく分けて次の4つでした。

  • 50万円:基本装備(収納用品、登山衣類、靴、レインウェアなど)

  • 25万円:撮影機材(カメラ、三脚、音声関連のツール)

  • 25万円:実際の山行にかかる活動資金(交通費、宿泊費など)※これは継続費用

  • 20万円:利息(早期に道具を揃えることで発生した対価)

最初の50万円は、安心して山に登るために必要な「身体を守るための装備」です。とはいえ、これも調べに調べ抜いて、型落ちやリユースも駆使しながら、定価ベースで考えると50万じゃ到底無理な買物です。

カメラ機材に25万円かけたのは、自分の経験を記録し、表現するという目的がありました。
カメラも、現在の最新機種と比較すると型落ち機種を選定しました。
周回遅れの動画機能を搭載してるものの、紛れもなく名機と評価されたカメラです。撮影が下手なら自分の責任だと納得出来る程度のスペックを持っています。

そして山に登るには当然、移動費や宿泊費なんかもかかります。こればっかりは継続費用なのですが、最初はよくわかんないので、とりあえず予算組みとして、25万に設定しました。

そして最後の20万円。
これは「借りてまで今すぐやる」という決断によって発生した「利息」という名の「見えない費用」です。

今回のテーマは、この最後の20万についての考え方です。

大概の場合
「だからお前はあかんねん」と、
周りから指摘されるパートです。

まぁ、この指摘に対抗する自分なりの正義の論理はきちんと心に携帯しておくべきですので、この先の文章に記録として残しておきます。

「利息」は搾取か、それとも“時間を買う”対価か?

よく「利息=損をするもの」
「払うべきではない」
という見方があります。

たしかに、数字だけ見れば、
20万円あれば他の使い道もあったでしょう。
でも私はこれを
「時間を先取りした対価」
として捉えています。(※そもそもローンの歴史的な成り立ちってそうだと思います。)

もしも5年かけてお金を貯めていたら、
その間に体調を崩したかもしれません。
登山への情熱が冷めていたかもしれない。
コロナ禍のような予期せぬ事態で、
動けなくなっていた可能性もあります。

いや、やりたいねんけどな。。。準備が整ってからやろうと思ってんねん。
というやり方は、私の場合いつまでたっても成立しないことをこれまでの人生から既に学んでいた訳です。

なので「やりたい」と思った今この瞬間を逃すことの方が、私にとってはリスクでした。

だからこそ、私はこの20万円を
「我慢しなかった時間」
を手に入れるための「前向きな支出」だったと、考えています。

借金してまで趣味をやるのは「間違い」なのか?

借金をしてまで趣味に没頭することは、
「身の丈に合わない」
と批判されることがあります。

たしかに一般的には、趣味とは
余裕のある人が楽しむもの
とされています。

でも、これが、起業家ならばどうでしょうか。
数百万円、時には数千万円の借金をしてビジネスに挑戦することは、社会的に「チャレンジ」として肯定されます。

それはなぜだと思いますか?
なんでだろう。

「回収の見込みがあるから」
「社会的に価値があるから」
と言われるかもしれませんが、
たぶんおそらく、きっと彼らの根底にあるのは結局
「やりたいことを形にしたい」
という「欲求」から発生しているものだと
私は推察します。
てか、そうでしょうに絶対。
魅力的な彼らを見てるとそうだって。絶対に。

ならば、私が借金をして登山に挑戦し、

自然と向き合い、
なんらかの自分への作品を作ることだって、
同じ構造のような気がします。絶対に。

社会的な信用と、お金の多様な意味

日本社会においては、
住宅ローンや車のローンは普通に借金です。
でも
家を買うために数千万円を借りても、
「立派だ」と言われこそすれ、
批判されることは少ない訳です。

しかしこれが、
「趣味のための借金」
であるとき、多くの人は否定的な意見で、
いまだに市民権を得ていないのが実際です。

けれど今や、
人生の価値観は大きく変わってきています。

車を持たず、家を持たず、
身軽に旅をする人もいる。

好きな道具に囲まれて暮らすことに
喜びを感じる人もいます。

「自分の心がときめくことにこそ、お金を使うべきだ」

そういう選択をしている人たちも増えてきました。

私はこの考え方に、
とても共感しています。

病気・死・老い──「今しかできない」がくれた勇気

こうした考え方に変わっていった背景には、
いくつかの出来事があります。

30代後半から40代にかけて、ぎっくり腰、尿管結石、コロナ感染によるホテル療養など、立て続けに毎年体調不良に見舞われました。
若い時の様に動こうとしても、気持ちはそうなのに、体がついてきません。
さらに、身近な人の死や、
子どもたちの成長を目の当たりにするたびに、
「時間には限りがある」という事実が、
よりリアルに感じられるようになったのです。

人生の中で「今しかできないこと」が、
確実に増えている。

そう考えると、後回しにするより、
「今やる」ことに価値を見出すようになったのだと思います。
明日死ぬとしたらどう生きますか?と言う
アレに似た感じのヤツです。

ギャンブルという過去と、学びという現在

実は正直に言えば、
20代の頃にギャンブルなどで失ったお金は、
120万円なんて数字では到底収まりません。
しかも、収入だって今よりもっと少なかった。

借金や、浪費の金額自慢は、その人の収入と比較して話すと、わかりやすくて、
例えば、20代前半の年収と、それに同じ額の借金というは、なかなか返済も厳しいんじゃないかなぁと予想出来そうです。(わかんないけど、例としての話です。)

ともかく、アホな過去があったからこそ、
今の「お金との付き合い方」が
身についたとも思います。

もちろんギャンブルが自己投資になるなんて言うつもりはありません。
ですが、当時の失敗が「金を溶かす虚しさ」を教えてくれたし、
友人とのバカ話でギャンブルトークが酒の肴になることもある。
そういう、
「役に立たないけど私を豊かにする」
ような経験があるのもまた、
人生なのだと思います。
※いまだに年イチくらいでパチンコも楽しんでるしね。(単純にやっぱり楽しいんすよね)
私にパチンコを教えてくれた人には未だに感謝しています。

不安を恐れすぎず、欲求に正直に生きる

人生の主役は、他人でも
社会の常識でもありません。

いつだって、あなた自身の
「欲求」や「好奇心」こそが、
人生の舵を握っています。

  • 不安と欲求の綱引きで、欲求が勝つ瞬間を大切にすること。

  • 借金=悪ではなく、「今を生きるための時間と機会の代償」として捉えること。

  • 他人の価値観に縛られすぎず、「自分が大切にしたい何か」に正直であること。

お金とは、自分の人生を動かすための
「道具」にすぎません。

使い方を間違えないように注意しながら、
それでも時には、迷いながらでも、
前向きに投資していくことで、
人生は少しずつ、
豊かになっていくのだと思います。

と、こんな事を偉そうにかいてますが、
嫁さんには言えんから全文に渡って
内緒なんですけどね。
まぁバレたとて、私がどんな奴かも既に熟知してるだろうから、あまり大した問題にもならないんですけどね。。。てかそもそも既に知ってそうだしね。でもわざわざ伝えず秘密にしとくのがマナーだと思ったりする訳です。

今日は、なぜかこれを書きたかったのです。

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