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裏方の仕事で迷ったとき、私がいつも立ち戻っている考え方

こんにちは。
起業家サポーターとして、事業の裏側に伴走している福岡すみれです。

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裏方の仕事をしていると、正解がひとつではない場面によく出会います。

ここまでやっていいのかな。
これは提案したほうがいいのかな。
今は急いだほうがいいのか、それとも少し待ったほうがいいのか。

クライアントの事業に深く関わるほど、単純に「頼まれたことをやれば終わり」ではなくなっていきます。

だからこそ、私は迷ったときに、よく立ち戻る考え方があります。

それは、

「この判断で、事業とお客様とクライアント本人が、少しでも無理なく前に進めるか」

ということです。


クライアントのためだけを見すぎない

支える仕事をしていると、どうしても「クライアントが楽になること」を優先しやすくなります。

たとえば、急ぎの修正が入ったとき。
「今日中にやっておいたほうが助かるよね」と、予定を全部ずらして対応する。

一度なら、それでいいこともあります。
でも、それが毎回になると、自分が消耗していきます。

そして、実はそれだけではありません。

無理をして対応し続けることで、クライアント側も「これくらいならお願いして大丈夫」と思うようになり、仕事の進め方そのものが崩れていくことがあります。

だから私は、
「今すぐ対応することが、本当に事業にとっていいのか」
と一度考えるようにしています。

明日でも問題ないなら、明日にする。

今後も同じことが起きそうなら、今回だけ対応するのではなく、依頼の締切や確認フローを見直す。

“助ける”ことと、“何でも引き受ける”ことは違います。

クライアントにとっても、自分にとっても、長く続けられる形をつくること。

それも裏方の大切な仕事だと思っています。


迷ったら「誰が次に動くのか」を見る

もうひとつ、私がよく考えるのが、
「この仕事のあと、誰が次に動くんだろう」
ということです。

たとえば、資料をつくっていて、どこまで整えるか迷ったとします。自分としては、見た目をきれいに仕上げたくなる。

でも、その資料を次に使うのがクライアントで、目的が「内容を確認して判断すること」なら、デザインに時間をかけるより、論点がわかりやすく並んでいるほうが役に立つかもしれません。

逆に、お客様にそのまま見せる資料なら、読みやすさや伝わり方まで整えたほうがいい。

自分が何をしたいかではなく、次に使う人がどう動くかを見る。
これだけで、必要な仕事がかなり見えやすくなります。

裏方の仕事は、自分のところで完結するものが少ないからです。

自分が整理したものを、誰かが確認する。
自分が送った案内を、お客様が読む。
自分がまとめた情報をもとに、クライアントが判断する。

だから、迷ったときは「次の人が動きやすい形になっているか」を見る。
私はこれを、かなり大事にしています。


正解を探すより、判断の理由を持っておく

裏方として経験を重ねても、迷わなくなるわけではありません。

むしろ、見える範囲が広がるほど、
「こちらを優先する考え方もある」
「でも、お客様側から見ると違うかもしれない」
と、選択肢が増えることもあります。

そんなとき、私は「正しい答えを当てよう」としすぎないようにしています。

それよりも、
「今回は、なぜこの判断をしたのか」
を自分なりに説明できるかを見る。

たとえば、
「お客様から同じ質問が続いているので、今回は制作より先に案内を見直したほうがいいと思います」

「この作業は急ぎではないので、今日無理に進めるより、必要な情報がそろってから着手したほうが手戻りが少なそうです」
と伝えられる状態です。

もちろん、最終的にクライアントが別の判断をすることもあります。
それで大丈夫です。

裏方の役割は、すべて正しく決めることではなく、判断材料を持って一緒に考えることだからです。

もし仕事で迷ったら、私はこの3つを見ます。

クライアントだけでなく、事業全体にとって無理のない選択か。
その仕事のあと、次の人が動きやすくなるか。
なぜその判断をするのか、自分なりに説明できるか。

全部を完璧に考える必要はありません。
ひとつ問いを置くだけでも、目の前の作業から少し視野を広げることができます。

裏方の仕事には、「これをやれば必ず正解」というものがあまりありません。

人も違えば、事業の状況も違う。
昨日よかったやり方が、今日は合わないこともあります。

だからこそ、迷わない人になるより、迷ったときに戻れる場所を持っておくこと。

それが、長くクライアントの事業に関わっていくうえで、大切なのだと思っています。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

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