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jotm5
「春の歌」が聴こえる。
3月20日、春分の日。
相談したかのように、少しずつ少しずつ冬の空気が春の空気に入れ替わっていくのが春分の頃だ。
でも、今年、私の住む地域では、大雪の予報。春分の日から一夜明けると、玄関の外は雪国に舞い戻っていた。
この時期、街のあちらこちらで正装をしている学生や、家族連れを見かける。今年も卒園式や卒業式のシーズンがやってきたことを知る。
新しい生活への期待に包まれた微かな不安と寂しさを纏った様子を遠目に眺める。
10年前、長男が通っていた幼稚園を卒園した春。卒園式の直前に、流産した。病院で「もうお腹は空っぽですね」「よくあることですから」と言われ、泣きながら車を運転したあの日。
空はあかるい曇り空だった。
晴天でも荒天でもないことに救われた気がした。
春分は、昼の長さと夜の長さがほぼ同じなる日であり、「春の訪れを感じ自然に感謝し、生物をいつくしむ日」でもあるそうだ。
私にとって春分は、いきものとして自分の身体に起きたことを思い出し、旅立った命に「元気です」と宛もなく報告する時節になっている。
ひとり車を運転しながら、大きな声で歌ったスピッツの「春の歌」。
この歌と共に、私の春がやってくる。
はしさんのこちらの企画に参加させていただいています。
ヘッダーはみんなのフォトギャラリー・みずたまさんの「春の雪」。タイトルを見ずに選びましたが、ピッタリでした。ありがとうございます♪
#私の二十四節気 #春の歌#スピッツ#あかるい曇り空
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