何歳になっても人生の答えなんてわからない
私は35歳になった。
子どもの頃は、
35歳になれば大人になって、
人生の答えを知っているものだと思っていた。
何が正しくて、
何を選べば幸せになれるのか。
迷うことなんてなくなると思っていた。
でも現実は違った。
35歳になっても、
私は迷う。
不安になる。
立ち止まる。
「この選択でよかったのかな。」
「私は何がしたいんだろう。」
そんなことを、今でも考えている。
きっと、
80歳になっても、
90歳になっても、
人は人生に迷うのだと思う。
人生に説明書なんてない。
だから、
誰も正解を知らない。
それなのに私たちは、
いつの間にか「正解」を探し始める。
いい母親にならなきゃ。
いい父親にならなきゃ。
いい妻にならなきゃ。
いい夫にならなきゃ。
仕事も頑張らなきゃ。
ちゃんとしなきゃ。
失敗しちゃいけない。
周りに迷惑をかけちゃいけない。
そんな「〜しなきゃ」を、
毎日背負って生きている。
気づけば、
心はヘトヘトになっている。
でも、少し考えてみてほしい。
あなたが今、
悩んでいること。
苦しんでいること。
それは、
人生に真剣だからこそ
生まれるものではないだろうか。
何も考えていない人は、
こんなに悩まない。
人を大切に思うから、
傷つく。
失敗したくないから、
不安になる。
幸せになりたいから、
迷う。
だから、
悩むこと自体は悪いことではない。
むしろ、
一生懸命生きている証拠なのだ。
人間は、
毎日100%では生きられない。
今日は80%の日。
今日は30%の日。
今日は10%しか力が出ない日。
そんな日があって当たり前だ。
なのに私たちは、
毎日100点を取ろうとしてしまう。
そんな生き方は、
苦しくて当然だと思う。
だから私は、
読んでくださっているあなたにも伝えたい。
頑張りすぎなくていい。
周りと比べなくていい。
誰かの人生を生きなくていい。
SNSを見て、
「あの人はすごいな。」
と思う日があるかもしれない。
友達が幸せそうに見えて、
焦る日もあるかもしれない。
でも、
その人にも、
あなたには見えない悩みがある。
人生は、
比べるものではなく、
歩くものだ。
しかも、
自分のペースで。
ゆっくり歩く人もいれば、
走る人もいる。
途中で休憩する人もいる。
遠回りする人もいる。
どれも間違いではない。
穏やかな日もあれば、
荒れる日もある。
でも、
どんな大きな波も永遠には続かないように、
人生の荒波も、
いつかは静かになる。
今は前に進めないように感じても、
それは立ち止まっているだけかもしれない。
遠回りしているように見えても、
その道を歩いたからこそ、
見える景色もある。
だから、
焦らなくてもいい。
人と同じ速さで進まなくてもいい。
自分の波が穏やかになるまで、
少し休んでもいい。
そして、
また進めるときが来たら、
自分のペースで歩き出せばいい。
だから、
今苦しいあなたへ。
「このまま一生続く。」
そう思わなくて大丈夫。
人生は、
思っている以上に変わる。
そして、
何歳になっても、
誰も人生の答えなんて知らない。
だから、
完璧を目指さなくていい。
失敗してもいい。
迷ってもいい。
立ち止まってもいい。
遠回りしてもいい。
今日、生きている。
それだけでも十分だから。
もし今日は何もできなかったと思うなら、
そんな日は自分にこう声をかけてあげてほしい。
「今日もここまで来たね。」
その一言だけでいい。
人生は、
急いで答えを見つける旅ではない。
迷いながら、
転びながら、
笑ったり泣いたりしながら
歩いていくものなのだ。
だから今日くらいは、
少し肩の力を抜いてみよう。
頑張りすぎなくていい。
あなたの人生は、
あなたのペースで歩いていけばいいのだから。
