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正直ピンときていなかったコンパッションが、私の生き方を変えた話

今日、半年にわたって参加してきた「コンパッション・マインド・トレーニング講座」の最終回を終えました。

半年前、講座を受けると決めたとき、私はこんな風に書いています。

「7月中旬から新しい学びと自己探究を始めることに決めました。
いつでもクライアントを応援できる自分でいたいから。
整った自分で全力でサポートしたいから。
コーチとして進化し続けたい!」

正直に言うと、このときの私は「コンパッション=思いやり・慈悲」という言葉に、あまりピンときていませんでした。
けれど半年間学び、体験を重ねた今、その言葉は私の中で、まったく別の感触を持つようになっています。
今日は、その変化を、いまの言葉で書き留めてみようと思います。


コンパッション・マインド・トレーニング講座は、全12回のプログラム。
「コンパッションとは?」「脳の仕組み」「感情の仕組み」など理論を学びつつ、ワーク、シェア、イメージワークを取り入れながら、学びと実践を繰り返していきます。
さらに、参加者同士の経験や感じたことを伝えあう中で、お互いにコンパッションを深めながら関われたことも、変化が大きかった要因のひとつでした。

この講座を通して、私に起きた変化はたくさんあります。

  • ネガティブな感情に振り回される時間が減った。

  • 以前なら避けていたことにも「やってみよう」「楽しみかもしれない」と思える強さと知恵を得た。

  • 感謝の気持ちが自然と湧くようになった。

  • 人に対する信頼感が増え、これまでだったら人に伝えるのが怖くて言えなかったお願いやお断りも、勇気を出して伝えられるようになった。

要するに、私はとても生きやすくなったのだと思います。

私にとってコンパッションとは、「思いやり」や「慈悲」というよりも、「承認」に近い感覚です。
否定せず、評価せず、まずはそのまま受け止めること。
相手の言葉や態度も、自分の中に湧き上がるネガティブな感情も、「そう感じているんだね」と一度、受け止めること。

不思議なことに、そうした優しさを自分に向けられるようになると、人は同時に、強さと行動力も取り戻していく。
そして「コンパッション」を自分や他者に向けられる、優しさと強さと知恵を兼ね備えた人は、本当に美しい。

それを、私はこの講座で出会った仲間たちの姿から、はっきりと学びました。


今回私が「コンパッション」を学んだきっかけは、“コーチとして”の自分自身の土台をより強固なものに整えようと思ったことです。
ですが、実際に学んでみて思うのは、確かに“コーチとして”の学びではあったけれど、それ以上に、自分自身の生き方そのものが変わった、ということです。
自分との関わり方が変わり、いちばん身近な存在である家族との関係が変わり、友人、クライアント、そして街ですれ違う名前も知らない人たちへと、
少しずつ関わり方が広がっていく感覚があります。

講座の中でやった「慈悲の瞑想」。

私が幸せでありますように。
親しい人が幸せでありますように。
生きとし生けるものが幸せでありますように。
そして、私の嫌いな人でさえも、幸せでありますように。

私は普段、自分や、自分の近しい関係性のことでいっぱいいっぱいで、
社会とか、世界とかそんな大きな視点で物事を捉える余裕がありません。

でもこの「コンパッション」を活かして自分を満たすことが、結果として周りを満たし、社会へ、世界へと、静かに広がっていく。
コンパッションの学びは、そんな風に自分と世界のつながりを感じられる瞬間でもありました。

この半年で身についたコンパッションは、講座が終わったから完成、というものではなく、これからの暮らしの中で育っていくものなのだと思います。
自分に向け、身近な人に向け、クライアントに向け、そしてその先のもっと多くの人たちに向けて。
これからも、しなやかな強さを兼ね備えた人でいるために、この学びを大切にしていきたいです。

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