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田の字型マンションの廊下をどうにかする!!【Before/After】

前回に引き続いてマンションの話。


田の字型マンションとは?

日本の典型的なマンションの構造と言えば、田の字型。

引用元:housing-you

玄関からリビングに通じる廊下の両側に部屋が配置されている間取りのことです。詳しいメリットやデメリットはこちらを読んだ方がよいかと思います。

最近は田の字ではない間取りの部屋も増えてきたようですが、我が家も例に漏れず田の字型です。
マンション購入にあたって色々と情報収集していた時に感じたのは、田の字型間取りは結構な嫌われものということ。
「田の字でおしゃれにするのは無理」「田の字はもうどうしようもない」「田の字はまじで終わってる」など、ムショとシャバを行ったり来たりする更正不能の親戚のような言われよう。そんなこと言われたら、「何でそんなこと言われなあかんの!?あんた、あの人のこと何にもわかってへんやんか!!」とカタコトの関西弁で「極道の妻たち」みたいに反論したくなるというもの。(ちなみに「極妻」未見)

マンション購入前に一番心配だった田の字型のデメリットは、長ーい廊下の面積の分部屋が狭くなる、という点でした。
それ以外は確かによくある構造ではあるものの、見た目にそこまで問題があるとは思えなかったし、暮らしてからもそんなにデメリットを感じることはありません。
あと、田の字型じゃないからと言って自動的におしゃれになるわけでもない。実際にそういうマンションを見学して思ったことです。

今回は自分にとって一番のデメリット、田の字の長い廊下部分の生かし方について書こうと思います。

壁紙にこだわる

面積が広いだけに、ここに渾身の壁紙をブチ込むとなかなかのインパクトが出ます。家に入ってまず目に入る空間でもあるし、お客さんの印象にも残るんじゃないかな。

どうやって壁紙を選ぶ?

「廊下」「玄関」「壁紙」等のキーワードで画像検索し、色々な施工例を見ました。ありふれた構造だからこそ、参考になる画像が多い。
これで大体の方向性が決まりました。今から挙げるのはあくまで私の趣味です。きっと人によって目指す方向性は違うと思います。

1.地の色は白や薄い色ではなく、濃い色
窓がなく暗いので、爽やか系ではなく、ムードが出る濃い色の方が良いと感じた。雰囲気のある暗い廊下を通って明るいリビングへ、というのもドラマチックで良いと思った。

2.優美でトラディショナルな柄ではなく、ある程度モダンな柄。
扉などのパーツがあまりに無機質でモダンなので、そこに合わせた方が良いと思った。でも遊び心も忘れずにいたい。

その後こちらのサイトで壁紙選び。

国内ブランドも海外ブランドも網羅していて、検索も効率的にできる。
色々調べた結果、スウェーデンのボラスタペーター(Boråstapeter)というブランドが合っていると感じました。住んでいる街に、運良く希望の壁紙を取り扱っている会社があったので、ショールームに見学に行きその場で決めてきた。

Before
After

輸入壁紙について

先にも書いた通り、私が選んだのは輸入壁紙。輸入壁紙はやはりお値段がそこそこ高いです。
これはブランドによって全然違うけど、ボラスタペーターのポタリー(Pottery)という柄と無地のものを廊下全面に貼って16万円ほどだったと思います。ネットのカタログには平方m単位の値段が書いてあったけど、施工費が書いていないと全く値段のイメージができないので、やっぱり見積もりを貰ってからじゃないと何も始まらない。あと、その時の為替レートによって日本円での値段は変わってくるので、円安の今はどうなっているのやら…しかし、ここは妥協しないことをお勧めします。


クローゼットとして生かす

見た目だけでなく、実用面も充実させたい。というわけで、家に出入りする時に使うクローゼットとしての機能を持たせてみました。

スウィング・フック/バーのすすめ

コートハンガーはスウィング式のものを使っています。スウィング式というのは、フックもしくはバーの部分が回転できるようになっていて、使う時は引き出し、使わない時は畳めるものです。幅の狭い廊下なので、何か大きなものを搬入する時、フックのせいでモノが入らない、となったら困ると思ってこの形に。

使う時のフック
使わない時はたためる

真鍮製のフックたちの購入先はこちら。

バーも同様。
右は畳んだ状態。夏場は掛けるものが少なくほぼいつもこの状態。

アイアンバーの購入先はこちら。

ちなみに、玄関入ってすぐのところにも、スウィングバーをつけて、雨の日は濡れた雨具をかけています。

雨の日も風の日も、子供の保育園の送り迎えが自転車なので結構活用している。仕切りがあると掛けたもの同士がべったりくっつかずに済みます。黒いアイアン素材がネイビーの壁紙に溶け込んでいて、意外にもモダンな壁紙にインダストリアルな感じが合っています。
仕切りつきアイアンバーの購入先はこちら。
このショップは他にもスウィングバーを販売しています。

これらスウィング式のコートハンガーは普通にアマゾンとかでも売っていると思うけど、Creemaには個性的なものがたくさんあります。
ただ、こういったスウィング式のフックやバーは検索するのがちょっとややこしい。
「スウィング」という部分が「回転式」「折り畳み式」「スイング」「可動式」等統一されてないんですよね。あと「フック」や「バー」以外にも、「ハンガーラック」「コートハンガー」「ウォールハンガー」等のワードも見かけます。
情報収集が若干難しいけど、個人的には気に入っているしおすすめ。可動するインテリア雑貨ってなんか楽しい。

注意すべきこと

上に書いたような工夫次第で、廊下という空間は様々な演出が可能です。

しかし、廊下は災害の時の避難経路であることをお忘れなく!
鏡やヘビーな額縁など、落ちると粉々に割れるようなものは、廊下を通るときケガをする可能性があります。あと、家具なども障害物になるからあまり置かない方がよさそう。
というか、こんなに幅の狭い廊下に家具を置いたら、有事でも何でもない平常状態でも邪魔になりそう。だからうちは壁に取り付けるタイプのハンガーラックにしているわけだけど。
最近は狭い廊下用の薄型の家具などもあるようだけど、そこら辺はきちんと意識しておいた方がいいかも。

終わりに

田の字型の間取りには確かにデメリットもあります。それらの中で絶対に受け入れられないというものがあれば、田の字は避けるのが無難でしょう。
あと、昔辛い時期を田の字の部屋で過ごし、田の字の廊下に立つと当時のトラウマが蘇る、みたいな事情があるとかね。
それか、実は記憶を消された諜報エージェントで、田の字の間取りにより記憶と能力がアクティベートされてターゲットを次々に暗殺していく、というジェイソン・ボーン的バックグラウンドがある人もやめた方がいいかも。というかやめて。国家安全のためにも。

しかし、「ほかのひとが言ってるから」という理由で田の字を避けているなら、もう一度よく考えてみることをお勧めします。いくらでもやりようはあるのですから。
私の場合は、上に書いたような工夫のおかげで、今では田の字の長い廊下は大のお気に入りスペースです!

私が行った改造以外にも、こんな方法もあるよ、という方がいたら是非教えてください。

最後に補足になりそうな過去記事を貼っておきます。

トラディショナルな壁紙VSモダンな壁紙

カラフルな壁紙について

それではこの辺で。

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