食道がん闘病記|Day77|手術が始まる朝
食道がんサバイバー、56歳1児のパパです。
数あるnoteの記事から辿り着いていただき、ありがとうございます。
2年半前に綴った闘病日記を読み返しながら、当時の記憶をたどっています。 振り返ることで、今の自分と改めて向き合えています。
ゆる〜りと、お付き合いください。
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食道亜全摘出・胃管再建手術当日
Day77 2023.2.27 日の出 6:14
4:30起床
やはり早く目が覚めた。
スマホを見ると、シドニーの親友JからFacebookメッセージが届いていた。泣くほど嬉しかった。いや、実際にうるっときた。
返信を書いていたら、もう眠れなくなった。
そんな時、奥さんからLINE。
「娘がぐずって泣いている。モンロー♂も“3階から下ろせ”とうるさい」
とのこと。
手術当日だからみんな動揺してる?
家族の間で何かがつながっているのか…なんて、前向きな妄想をしてみる。
治療開始から77日目、そして告知からちょうど90日目がこの日。
展開はきっと早いほうだろう。
ふと、「なんで癌なんだろ?」と、
また今朝も歯を磨きながら考えてしまった。
でも「なんで?」じゃない。
癌なんだ。だから治療している。だから、今日、手術を受ける。
6:15
点滴針が右腕に入りました。
いつも左腕だったからか余計違和感。
薬も飲んだ。
水分もこれで終わりです。
荷物もほぼまとまった。
…いよいよ緊張してきた。
やばい。
でも、手術室に入れば麻酔で眠れるよね。
6:51
スマホでゲームしながら、
TVつけてごまかそうとしてるけど、
ドキドキが止まりません。
初めてのことだから?
やっぱりやばいね。
落ちつかない。
やばい、人生で一番緊張してるかも?
ドキドキが止まらないわ。
落ちつかない。
やばい、やばい、やばい。
もうしょうがないんだけど。
しかし、やばいばっかりだ。💦
スマホの待ち受けに映る娘の笑顔で少し落ち着く。ww
娘の笑顔の破壊力やばいな。
パパは頑張ってきます。
力まずに、(力んでるけど、ww)
リラックスして。
そろそろこれを書くのもストップしようかな。
次書くのは火曜日?いや、木曜日、一般病棟に戻ってからかな。
〜ここからは後日追記〜
手術用のタイツを履き、最後の準備を整える。
まとめた荷物を看護師さんに預ける。
8:15
MG先生と手術担当の看護師さんが迎えに来た。
体調は悪くないので車椅子ではなく徒歩で手術室のあるフロアへ。まさか自分の足で向かうとは思っていなかった。
もちろん、手術は人生初だ。
手術室のフロアに着くと、その広さにまず圧倒される。
聞けば、なんと16〜17室もあるらしい。それだけの手術が同時進行するのかと思うと、軽く引いた。
手術室に入ると、すでに7〜8人のスタッフが準備をしていた。
手術台に促され横になると、MG先生だけが確認のためか同席され、他の先生方は別室で待機しているような雰囲気が伝わってきた。
入室からここまで、おそらく10分ほど。
そして、最後の確認で看護師さんが、
「何か質問ありますか?」と言われたので、
「あり過ぎてありません」と答えると、
「そうですよねー」と、数名の看護師さんたちが笑っていた。ww
このやりとりで、私自身少し緊張がほぐれた。
そして「横向きに寝て背中を丸めて」と指示された。
背中を丸めると、まずは局所麻酔をされた。
ちくっとした程度で、大した痛みは感じなかった。
その後、脊髄あたりに麻酔の管のようなものを通しているような背筋がひやっとするような嫌な感覚があった。
その感覚を最後に、意識を失いました。
これが手術開始前の最後の記憶です。
次目覚めた時、手術室でGT先生に起こされるまでの記憶はないです。
おそらく手術開始が9:00前だったと思いますが、手術の終わったのは21:00で12時間の及ぶ手術でした。
所要時間6、7時間だろうと言われていたんですが、内臓脂肪が食道に癒着していて、その剥離作業に想定以上の時間を要したらしいです。💦
今回はここまでにしておきます。
次回は、手術直後、ICUでの状況をお話したいと思います。
拙い文章ですが、最後までお付き合いくださりありがとうございました。
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