食道がん闘病記|Day8|初めての入院、退院の前日
がんサバイバー、56歳1児のパパです。
今日もまた、2年半前に綴った闘病日記を読み返しながら、当時のことを思い出して綴っていきます。
こうして振り返る時間が、改めて今の自分を見つめる良い機会になっています。ゆる〜りと、お付き合いいただければ嬉しいです。
そしてこのnote、この先もできるだけ“ほぼ日”スタイルで投稿していけたらと思っています。実は今、教育について学ばせていただいている先生が、20年以上もブログを毎日綴られていて——
「継続は力なり」は本来、私の座右の銘にしたいところなんですが……
行動が伴っていない自分としては、声高に言えず(笑)。
そんな私でも、 “毎日じゃなくて、ほぼ毎日でいいじゃないか”と。
あの糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」の「ほぼ日」、
肩肘張らず、力を抜いた、ゆるさ、でも続けていける何か。
音の響きも含めて、私の性分にはちょうどいいスタンスかもしれません。
Day8
5:45頃なんとなく目覚めた。今日は就寝中に、4~5回は小便に行ったので、体重は落ちているだろうと、ちょうど便意もあるのでトイレ済ませてから体重測定、82.3㎏、結果抗がん剤投与開始から最低体重だった。身体も軽い気がするし、むくみもなく、検温36.3、体調は良好です。
早朝のリハビリノルマも終え。いつもなら6:30頃回診に来る看護師さん7:00過ぎても来ない、何かトラブルでもあったのか?
しかし、看護師って本当に大変だな!
コロナ過で毎日のようにTVでは見ていた気がするけど、入院して初めて看護師さんの大変さを目の当たりにした。ヘルパーさんがいて看護師さんの業務のサポートはされているんだけど、とてもそれだけでは手が足りてるようには見えない。
保育業界でも保育士不足と常に言われていることと同じだと思うんだけど、もっと必要なところに人とお金を使えないものだろうか?端から見ているから言えることなのか?なんとかできるように思うんだけど、、、
今回の病室は4人部屋、おそらくほぼ一番安い部屋、結果的には全く何の問題もないけど、第一希望は2人部屋だった。空きがなくこちらに決まった。でも、日当たり良好な角部屋、窓際のベッド、むしろ良かった。そして、コロナ禍でお見舞いも一切禁止なので、なおさら、これで十分。
約1週間同室で共にしている患者さんが一人、隣のベッドは1回変わり、もう一つのベッドは2回変わっている。14階全体でも毎日目まぐるしく入れ替わっていて、ベッドのシフトのやりくりだけでも大変な様子が見て取れる。
いろいろな患者さんもいる。前向きな人、ネガティブな人、先生に文句言う人、ヘルパーさんや看護師さんに差入とかしちゃう人、挨拶する人、挨拶しない人、患者さんによっては点滴していたり、身体に何本も管が繋がっていたり、車いすだったり、いろいろ見て思うことは、やっぱりできるだけ元気で明るく前向きに挨拶ができるような自分でいようと思う。
9:30
歯科検査、歯石除去などメンテナンス、いずれにせよ、手術までに清潔に保つことが合併症予防に一番大切なことだということで、歯間ブラシ使ったり毎日丁寧にケアし、そして口内炎用の薬軟膏は綿棒で塗るように言われました。
看護師さん交代のタイミングで歯科検診に行っていたので、今日の昼帯の担当は誰だろう?Hさんの声が聞こえるから、Hさんかな?
シャワーの予約をお願いしようとしたら、
Hさんが、シャワーを浴びるたびに点滴を外す必要があり、実はそれ自体がリスクなんだと、管を抜き差しすることでのトラブル、点滴を止めることで治療スケジュールが延びるなど、と教えてくれた。
なるほど、確かに理にかなってる。そんなわけで、今回は洗髪だけをお願いしました。どうせ明日退院ですしね。
実はHさん、最初に接した時は、正直なところあまり印象良くはなかった(笑)
でも、今日のように、シャワーであれば自分の手間(洗髪のサポート)を惜しまず、こちらのために親身に助言してくれた事に、心から感謝しました。
やっぱり、第一印象だけではないですね。本質は、その後の関わりの中でこそ見えてくるんだと改めて思いました。
11:00
初見の先生の回診、名前忘れた。
おそらくチームに7、8名の先生がいると思われるんだが、まだ名前含め把握できていない。
退院中に関して「退院中何か制約などありますか?」と質問した。
「基本的に家族、周辺を含め制限、制約はありません。もし設けなければいけない状況があるとすれば、それは体調、免疫状態において退院出来る状態ではないということになります」と、
なんか、少し安心した。
(常にまだビビってました。この時も、💦)
とはいえ、コロナ禍なので、自分自身が気を付けることを気を付けよう!
今回の抗がん剤投与で化学療法とはどういうことなのかを、体験をもって少しわかったような気がした。入院前の抗がん剤のイメージと今は違い、これまでの多くの症例にのっとって、副反応が出た時の対処、もしくは出る前の対処がきっちりなされていて、ベッドで入院中終始うずくまっているというようなことは一切なかった。(このイメージも極端か?(笑))もちろんあくまでも個人差ということは前提なんだけど、全く見ることがなかった世界だからこそ、化学の進歩を目の当たりにしたと感じました。
今朝の時点では、抗がん剤投与が始まって以来、一番体調が良かったように思いました。でも、昼食を取ったあたりから急に身体が重くなって、ベッドでしばらく横になることに。
洗髪してもらって少しスッキリしたけれど──気分的な波もあるのかな。
それでも、抗がん剤ってやっぱり、慣れるってことがなかなか難しい。
明日、退院中分の薬、通院予定などを確認して帰宅する旨を、午前中に奥さん連絡した。
退院してからの日々が、できるだけ穏やかでありますように。
そう願いながら、最後の夜を迎えています。
最後の抗がん剤点滴、夜中に終了予定です。久々に腕から針が抜ける!

スマホのアルバムから、
昼食の味噌ラーメン、地味にうれしかった。(笑)

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