優秀なマネージャーほど、部下のこの質問に答えられない。 ~目覚めよマネージャー第1話~ <管理職・マネジメント・リーダー・リーダーシップ・育成>
「なんでそんなに結果が出せるんですか?」
「将来、どんなキャリアを考えているんですか?」
この質問、答えたあとに“モヤッと”したことありませんか?
はじめまして、JINYOKUです。
中学はほぼオール1(体育は3)。
大学は留年と休学で7年在籍。
1社目は3年で退職。
そんな人間が、2社目でとんとん拍子に役割が広がり、最終的に500人規模の組織をマネジメントする立場になりました。
当時の僕は、よくこう見られていました。
・休みの日も働いていそう
(働いていません)
・弱みを見せないのでサイボーグっぽい
(赤い血です)
・玄米ばかり食べていそう
(白米ばかり食べています)
そんな私ですが、
一番苦手だったのは“この2つの質問”でした。
①「なんで結果が出せるんですか?」
(また来た…)
頭の中では分解できているのに、
いざ言葉にすると、どこかズレる。
それっぽく説明はできる。
でも終わったあと、毎回思うんです。
「これ、たぶん本質じゃない」
②「将来のキャリアはどう考えていますか?」
(これも来るよね…)
無難に答えることはできる。
でも内心はずっとこうでした。
$${\Largeこれ、}$$
$${\Large誰の人生の話をしてるんだ?}$$
ちゃんと答えているはずなのに、
どこか嘘をついている感覚。
相手のためにもなっていないし、
自分も納得していない。
あの違和感は、ずっと残っていました。
なぜか。
後から整理すると、理由はシンプルでした。
① 自分のことを言語化できていなかった
② “こうあるべき”に自分を当てはめていた
③ 明確な目標がないとダメだと思い込んでいた
特に大きかったのは②です。
マネージャー(リーダー)なんだから、
ちゃんとしたことを言わなきゃいけない。
キャリアも綺麗に語れなきゃいけない。
そうやって、
“正しさ”を優先して、
“本音”を置き去りにしていた。
だから、ズレていたんだと思います。
今はどうか。
答えは以下の通りとなっています。
「仕事そのものに強い興味があるわけじゃないです。ただ、自分の人生を最大限に充実させ楽しくワガママに生きる、そのために自分をどう使うかは、日々考え続けています。」
「そのためには、仕事そのものが、人生を充実させるための重要な要素の一つなので、自分のありたい状態のために、ちゃんとやっているだけです。」
数年前から、こうなりました。
昔の自分なら、絶対に言えませんでした。
でも今は、
これが一番誤解がなくて、
一番伝わると感じています。
このようにコミュニケーションをすると、
部下は自然と心を開いてくれます。
「なるほど、だから〇〇さんはそうなのですね!ちなみに僕は、、、」
相手のことを、
より知る機会が必然的に生まれるのです。
相手と話す内容に、
体温が乗り始める瞬間です。
もし今、部下からの質問にうまく答えられないと感じているなら、
スキルや業務経験の問題ではありません。
たぶん必要なのは、これです。
$${\Large「ちゃんとした答え」をやめて、}$$
$${\Large「自分の言葉」を持つこと。}$$
そのために、1つだけ試してみてください。
「自分は本当はどう思っているのか?」を、
誰にも見せない前提で書き出すこと。
・なぜ今の仕事をしているのか
・本当は何を大事にしているのか
・何が嫌で、何が心地いいのか
綺麗にまとめなくていいです。
むしろ、まとまらないほうが自然です。
それを一度言語化しておくと、
誰かに聞かれたとき、
“借り物の言葉”ではなく、
“自分の言葉”で話せるようになります。
その言葉を、自分の人生や自分の仕事、そして部下の人生や仕事へと、徐々に結び付けていけばよいのです。
マネジメントに正解はありません。
でも少なくとも、
“本来の自分とズレた言葉”で人を導くのは難しい。
(本来のマネージャーやリーダーの役割を全うするという意味合いで)
だからこそ、
まずは
$${\Large自分の言葉を持つことから。}$$
マネジメントの最高の型は、貴方の中にしかありません。
「正しい答え」をやめた瞬間、あなたのマネジメント、そして人生は一気に本来の力を取り戻します。
焦らなくて大丈夫。
どうか、素直な気持ちを大切にしてください。
向き合い続けていれば、
言葉の解像度は必ず上がっていきます。
「自分に向き合うこと」を辞めてはいけません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも感じるものがあれば、気軽にメッセージください。
今後も、管理職であるマネージャーやリーダーの、
“言葉にならない違和感”を、シリーズで言語化していきます。
JINYOKU
