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【本要約】重要度と緊急度の2軸マップ優先順位を決めるための時間管理のマトリクス【7つの習慣】

「あー、やらなきゃいけないことがたくさんあるけど、どれから片づけていいかわからない!迷ってるうちにどんどん新しい仕事が増えてくし、もうだめだ・・・。優先順位を決めるシンプルでいい方法はないだろうか・・・」

そんなあなたにおすすめなのが『重要度×緊急度の2軸マップ』です。

この記事の概要

💡重要度×緊急度の2軸マップとは
💡やらなくていいことは極力断ろう
💡まだまだある!2軸マップ応用編3選を解説!

ネットがここまで発達して誰もがスマホを持っていて会社に行けば一人一台はパソコンが割り当てられている現代ではいつでもどこにいても誰かしらと「接続」できてしまう環境が整っています。

テクノロジーが発達していけば生活はラクになって行ってもいいようなものですが、いつまでたっても仕事は忙しく、むしろ日々忙しさが増しているようなふしさえあります。

あなたの上司はあなたの忙しさをマネジメントしてくれません。なぜなら世の中の上司と呼ばれる人々もまた、自分自身の忙しさをコントロールできていない人がほとんどだからです。

もはや、自分の忙しさをマネジメントできるのは自分自身しかいません。

重要度×緊急度の2軸マップ」はやらなければいけないことの優先順位を決めることに関してかなり強力なツールです。


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✅重要度×緊急度の2軸マップ

「重要度×緊急度の2軸マップ」はその名の通り「重要度」と「緊急度」の2つの軸からなる表です。

上の図の通り「重要度」が高いか低いか、「緊急度」が高いか低いかという2×2の組み合わせになり、全部で4つの領域に分かれます。

自分が取り組むことすべてにたいして、「重要度×緊急度の2軸マップ」を当てはめてみるべきです。

ちなみに「重要度」と「緊急度」の2軸マップはビジネス本の伝説的ベストセラー『7つの習慣』でも紹介されている、どんな時代でも通用するデキる人の必須ツールです。

さて今日の仕事も終わった。今日は頑張ったから定時に帰れそうだ!といったタイミングに上司が神妙な顔で「ちょっとこれ今からおねがいできる?」とか言って資料作りを依頼してきたとしましょう。

何も考えずに、上司のなにやら深刻な「感じ」の神妙そうな顔から、依頼された仕事を今日中に片づけなければならないと自分で「勝手に」解釈してしまい「はい、やります」と即答するのは好ましくありません。

まずはその仕事がどれくらい「重要」でどれくらい「緊急」なのかを必ず確認しましょう。

仕事の「期日」を確認できている人は多いですが、実はその仕事がどれだけ「重要」なことなのかまで確認できている人は意外と少ないです。

「期日」と「重要度」は必ずセットで確認したいです。そして確認する順番は

  1. 重要度

  2. 緊急度

です。

💡「重要度」を絶対に確認するべき理由

なぜ仕事の「重要度」を確認することがそこまで重要なのかというと、どんなに「期日」がさしせまっていても、その仕事にやる価値がない、つまり「重要じゃない」仕事なのだとしたら、そもそもやる必要がないからです。

「重要度と緊急度の2軸マップ」でいえば「重要度が低くて緊急度が高い第三領域」と「重要度が低くて緊急度も低い第四領域」に該当します。この領域のタスクはハッキリ言ってやらなくてOKです。つまり、断るべき仕事です。

定例会議で一瞬だけ映し出されるカラフルなグラフや、受注の見込みがないけど前から顔を出しているからという理由で定期的に期待値の低い見込み客のところに足を運んだりはしていないでしょうか?

「前からやってるから」とか「みんなやってるから」というのは仕事を受ける理由にはなりません。重要ではない仕事はすべて受ける必要がありません。

それでも「断るのが非常識」だとか「みんなやってるから自分だけ断るのは無理」だと感じているのであれば、それは仕事をしているのではなく「作業」をこなしているだけです。

そんなやっても意味のない「作業」をこなしていけば行くほど、忙しさから逃れられなくなり、会社からは「何でも言うことを聞く都合のいい奴」というレッテルを貼られます。

所属する組織に対して忠誠心を示すこういった作戦は、若いうちはまだいいですが年を取ると自分自身にスキルや経験が身についていない為つぶしがきかなくなります。リストラされないこと、勤め先がつぶれないことをひたすら祈るような社会人生を送ることになってしまいかねません。

「重要」じゃない仕事を断っても、あんがい何ともないものです。私の場合も、以前は依頼された仕事は全部完ぺきにこなさなければ社会人として失格だという間違った意識を持っていたのでだいぶ苦労しました。

重要度と緊急度の2軸マップを知ってから、ある時、「これは絶対にやる価値のない仕事、いや、ただの作業だ」と思えるタスクを思い切って断ってみました。めちゃくちゃ緊張したことを覚えています。

上司の反応はかなりサラッとしたもので、ちょっとだけ考えてはいましたが「・・・そっか、わかった」といった感じでした。どうやらそのタスクは違う人に依頼することになったようです。

結局は私じゃなくて誰でも良かったんですね。それまではなんでもハイハイ依頼を受けていたので、何となくまずわたしに振ってみるかって感じで上司は話しかけてきていたのだと思います。

そんな感じで「重要」ではないと思える仕事をどんどん断っていくことで、ホントウに「重要」でやる価値のある仕事に時間を割くことができるようになりました。

「作業」をこなしている部下や同僚と比べても、スキルや経験が自分自身にしっかりと蓄積されていっている実感があります。しかも特に何もなければ定時で帰れる日々が送れています。

💡「重要」だとわかったら「緊急度」を確認しよう

「重要度」をしっかり確認した後にやるべきことは「緊急度」の確認です。もしかしたら期日が1週間先なのに、上司は特に何も考えず「やっといて」と話しかけてきているだけかもしれません。もっと悪いパターンだと、依頼する側がタスクの期日を把握していない場合もあります。

何か仕事を振られたら、必ず「期日」を確認しましょう。

どんなに「重要」な仕事でも「期日」がかなり先だったらそんなに焦って取り組む必要はありません。

「緊急度」が低いとわかった時点でひとまずそのタスクは「第二領域」にカテゴライズすることができます。なにがなんでも最短で仕上げなくてはいけない仕事ではないですね。

あなたは予定通り定時で帰って予定通りやろうと思っていたことをオフの時間で楽しめばいいんです。

もしも振られた仕事が「重要」かつ「緊急」であればその仕事は「重要度と緊急度の二軸マップ」でいうところの第一領域に該当します。

とはいえ第一領域にカテゴリー分けされる仕事に対しても、最後にふたつだけ確認していただきたいことがあります。それは・・・

  1. その仕事は自分がやらなければいけないか?

  2. その仕事は全力でやる必要がありますか?

ということです。

「重要度と緊急度の2軸マップ」で仕事を整理してみると、ほとんどが「重要かつ緊急」な仕事であることが分かるケースが少なくありません。だからといってすべての仕事を本当に自分がやる必要があるのでしょうか?

断るのが面倒だから、とか、人に仕事を振ると心象が悪くなりそうだから、といった理由でとにかく自分に振られた仕事を全部こなそうとしていないでしょうか?

さらに付け加えると、その仕事は全力で取り組む必要がありますか?「重要」だし「緊急」だけど、もしかしたら100点満点の品質がなくてもこと足りることはないでしょうか。

80:20の法則というものがあって、結果の80%は20%の要因から発生するという原則です。要は80点をとるまでは20%の努力で何とかなるけど、80点から100点を目指そうとすると残りの80%の努力を費やす必要があるというコンセプトです。

80点の出来で良い仕事を自分が納得するためだけに100点まで磨き上げてしまっていないでしょうか?

『エッセンシャル思考』や『シングルタスク』をはじめとする様々なビジネスハック系のベストセラー本でも、断ることの重要度が主張されています。


✅2軸マップ応用編

物事はだいたい1つの要因で考えるから柔軟な考え方ができなくなってしまいます。たとえば、お金はあったほうが良いか悪いか?という考え方では「お金」が「多いか少ないか」という1軸だけでしか議論ができないため、「そんなのお金があったほうがいいに決まっている」という結論を導いてしまいがちです。

けど、例えば「お金が多いか少ないか」というヨコ軸に対して、「心が豊かか貧しいか」というタテ軸を加えて2軸マップにするといっきに視野が広がります。様々な角度から「お金が多い、少ない」とはどういうことかを考えることができるようになります。

これは『非常識な成功法則』という本で紹介されていた2軸マップです。

このように、2軸マップは「重要度」と「緊急度」に限ったものではありません。関係しあう2つの要因を見つけ出せればなんでも2軸マップにすることができます。

💡応用編1:「お金」と「心」の人生の豊かさマップ

「お金」があっても「心」が貧しければなんだかむなしい・・・。「お金」がないのに「心」が豊かなのはちょっと宗教チック・・・?といったように「人生の豊かさ」ってなんなのかということについて1歩踏み込んで考えることができます。

💡応用編2:「市場成長率」と「市場占有率」のPPM分析

PPM分析(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)としてマーケティングの部門で有名な2軸マップです。伸ばすべき商品、維持すべき商品、取り扱いを止めることを検討するべき商品が一目瞭然です。

💡応用編3:「メリット」と「むずかしさ」の優先度スコアリングマップ

私は会社で、Excelマクロをつかって自動化ツールを開発する機会があるのですが、その時に使用している2軸マップです。

メリットを評価するためには「業務の発生頻度」と「業務にかかる手間」の2軸マップが役に立ちます。いざメリットが高いと評価されたら、さらにそこから「開発を行うメリット」と「開発にかかる工数」の2軸マップで開発するかどうかを評価することもできます。

ここまで体系化されていると開発する理由も明確に説明できますし、なにより開発しないと判断した時に、依頼者に納得してあきらめてもらうことができます。


✅まとめと名言紹介

💡重要度×緊急度の2軸マップとは

「重要度」と「緊急度」がそれぞれ高いか低いかによって仕事を4つのカテゴリーに分けることができる表のことです。仕事を振られたときに、まずこの重要度×緊急度の2軸マップを通すことで優先順位を冷静に判断することができます。

💡やらなくていいことは極力断ろう

振られた仕事が「重要」かつ「緊急」だったとしても、本当に自分がやるべき仕事なのかどうかをしっかり確認したいです。『エッセンシャル思考』や『シングルタスク』といったビジネス系のベストセラー本でも「断る」ことの重要度が強く主張されています。

  1. その仕事は自分がやらなければいけないか?

  2. その仕事は全力でやる必要がありますか?

こちらの記事もおすすめです!

💡まだまだある!2軸マップ応用編3選を解説!

  1. 「お金」と「心」の人生の豊かさマップ

  2. 「市場成長率」と「市場占有率」のPPM分析

  3. 「メリット」と「むずかしさ」の優先度スコアリングマップ

についてそれぞれ解説させていただきました。
「重要度」と「緊急度」の2軸マップを初めて知ったのは超ベストセラー『7つの習慣』で紹介されていたことがきっかけでした。

言わずと知れた『7つの習慣』は2軸マップを紹介するだけの本ではありません。なんなら2軸マップは本の序章で解説されるツールのひとつであり、『7つの習慣』の全体を通してつづられる良い人生を送るための哲学体系はかなり深いです。とはいえ『7つの習慣』で語られていることを全て理解しなくても(私はできていません)紹介されている便利なツールを使わない手はないです。

この記事で2軸マップを知って、いざ職場で使ってみた時に「なんだそれは」と上司からツッコミがあったら、ぜひとも「7つの習慣で紹介されていたフレームワークツールです」と言ってみてください。さすがの上司も「7つの習慣か・・・」となるはずです。

もしも上司が『7つの習慣』を知らなかったら、部署移動なり、転職なりと、ちょっと環境を変えることを考えてみてもいいかもしれません。

ちなみに『7つの習慣』は良書であることは間違いないのですが、かなり読み応えのあるオカタイ内容の為読むのにかなり体力がいります。『7つの習慣』にはマンガ版もあります。文章で読むことにこだわりがなければこちらのほうがリラックスして読めるためオススメです。

📝名言紹介のコーナー

7つの習慣の著者:スティーブン・R・コヴィー氏

今回の記事では名著7つの習慣から多くの考え方を引用していますが、名言紹介に関しても書籍のなかからの引用です。

「はしごをかけ違えていれば、一段ずつ登るごとに、間違った場所に早く辿り着くだけである。」という言葉は7つの習慣の結構序盤で出てくる言葉なんですが、通して読んだ後になんだかんだで一番印象に残った言葉でした。

手を動かしたり、考えたり・・・とにかく努力をすればなんとかなる!!という考え方は一般的かもしれませんが7つの習慣の著者であるコビー博士はそれを良しとしません。頑張ることはもちろん当然で、さらにその頑張りには『方向』が大事だというのです。

今回の名言が教えてくれる通り、どんなに時間やリソースをつぎ込んだとしても目的地が違っていればその間違った目的地に早くたどり着くだけです。本来のゴールは達成できません。

『時間や人員といったリソース』と『正しい方向』が掛け合わさることで、はじめて価値のあるゴールにたどり着くことができます。

『階段』を上りはじめる『前』だけではなく、登っている最中も常に心にとどめておきたい言葉ではないでしょうか。


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改めましてこんにちは。『Nick』と申します。大学は出てないけれど読書を続けて外資系企業で10年以上。そんな等身大のサラリーマンが200冊以上の読書経験と、日々の仕事や暮らしの中で出会った「心に刺さる名言」を紹介します。マンガ・アニメ・映画などサブカルチャーからの引用も多数掲載!

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