ちょっとした日記
ここ一週間くらい、仕事が忙しくてnoteの更新が曖昧だった。その理由を書いてみたい。これから記すのはとある一日のことである。
わたしが勤めているのは、従業員120名ほどのいわゆる中小企業。事務員として働いているわけだが、とあるイベントの準備で深夜労働になることがしばしばあった。
プレゼン資料が間に合わない…。
惨劇は社長のひと言から始まった。京都大学教授のとある講演会に参加したのだが、その内容にいたく感銘を受けたのか、来週の顧客向けのプレゼン資料に反映させたいと言い出した。2時間ほどの動画をすべて文字起こししてほしいとのことだった。
本部に集められた3名は、とりあえず、講演会の内容を文書化してほしいと言い渡された。
文字数にして30万文字以上。期限は本日中。わたしを含め事務員は3名。この3名で何とかしなければならなかった。
頭に過るのは、「とりあえず…」ということば。
時刻は午後2時。
定時は6時。これまでに30万文字を手打ちするのはもちろん無理。とりあえず、文字おこしアプリで動画の内容を吸い取らせよう。ということになり、アプリで出てくる次々の文字列を要約する作業をすることになった。
要約もアプリにさせればいいのでは...。と思うが、アプリの要約はかなり曖昧で、結局修正しなければならず、かえって手間になった過去があった。
教授の言葉が上手く聞き取れなかったり、文字おこしアプリが正常に読み取らないなどかなり難航したが、なんとか終えることができた。
すべての要約が終わったのは午後8時。やっと終わった。一息ついたわたしたちは社長に報告することにした。
ちょっとそのまま待ってて。いまご飯を運んでるから。
嫌な予感しかなかった。
三人はため息をつきながら、多分これ、続きあるよね...。と、その場に座り込んでしまった。
午後9時。
ごめんごめん。ご飯買ってきたから好きなの食べて。
大量に並べられるコンビニ弁当とドリンク。
食べながらでいいから聞いてね。
今からプレゼン資料を作るんだけど、要約してもらった文字を貼り付ける人と、その内容にあった画像を探して貼る人に分かれて作ってほしい。
とらねこはわたしの隣で手伝って。
デスクに呼ばれたわたしは、社長が独自に撮影した画像や動画の編集に回された。
目標は11時ね。
いや、これ絶対に11時には終わらない。三人の頭の中を同時に過った。
今日は覚悟した方がいい。誰もがそう思った。
同時に、明日って社長はテレビ撮影がある日だよね...。その準備できてるの...?という疑問も過ったに違いない。
小さな照明がオフィスを照らす。
静かな事務所にキーボードをたたく音だけが木霊した。
黙々と作業をすすめるが、デザインがよくない、画像がイメージに合わない、もっと分かりやすい要約にしてほしい。
社長の檄が飛ぶ。
時計を見ると11時。
作業の共有画面を見ながら肝が冷える。まだ、三分の一も終わってないじゃん...。
プレゼン資料は100ページを超える。
みんな明日は朝が早い。
焦りがミスを誘発する。
そんな中、ある人物がオフィスを訪れる。
次回に続く...。
5/19(月)18:00公開
