ObsidianでClaude CodeとCodex両方を快適に使うための再設定
ちょっと前に、ObsidianのメインをCodexにしていたのを、結局、Claude Codeに戻した、という投稿をした。
やりたいことを汲み取るという面において、Claude Codeの方が優れているというか、適切だったから。
やはり、Claude Codeの方が自分に合っているっぽい。
しかし、GPT-5.6になってからのCodexが、明らかに賢くなっていて、他の作業で使ってみていると、なかなか快適に使えるではないか。
ひょっとすると、Codex側の設定を徹底的に見直すことによって、実はとても快適になるのではないか?
そう思ったら、やってみるに限る。
ベース設計がClaude Code
ObsidianのvaultでのAIエージェントの設定は、元々、最初に使い始めたことから、Claude Codeで組んだものがベースとなっている。
フォルダの使い分け、ファイルの書き方、保存先のルール等。
運用全般が、Claude Codeに最適化されたカタチで設定してあって、だからこそ、思い通りに上手く動いていた。
Codexは後からで、設定としてゼロから作った訳ではない。
Codex自身に、Claude Codeの設定を見せ、「これと同じように動くように、Codex用の設定を作って」と頼んで作成したもの。
要は、Claude Codeの設計をお手本に、Codex向けに流用した感じ。
一応、それなりに動いてはいた。
流用では同じにならない
ただ、使っていると、Codexだけ上手くいかない場面がちょくちょく出て、だからこそ、Claude Codeに戻していた。
同じルールを書いてあるはずなのに、Claude Codeなら通ることが、Codexだと通らない。
原因としては、設定の中に、特定のモデル名や、特定のツールがある前提で書かれた記述が混ざっていたから。
Claude Code側では当たり前に使えるものが、Codexのその時の環境では、そもそも見えていなかったりする。
ベースをそのまま流用すると、Claude Codeに都合が良い部分まで一緒に流用して設定されていた。
そういう類の不具合ってこと。
AIエージェントに徹底して聞く
Codexが上手く動かない、その不具合を、そのままClaude Codeに見せてみることにした。
前述の通り、Claude Codeは、いわばベース設計者。
なので、「Codex側でこれが通らない。何が足りなくて、どう直せばいいか」と聞くと、的確に診断してくれる。
出てきた改善案を、今度はCodexに渡す。
「こう直せと言われたけど、そっちの環境で問題ないか」と確認させる。
Codexが引っかかる点を返してきたら、それをまたClaude Codeに戻す。
この往復を、徹底して何度も繰り返した。

二つで議論させた、というより、役割分担に近い。
設計の意図を知っているのはClaude Codeであり、その環境で実際に何が使えるかを知っているのはCodex。
片方に原因を診断してもらい、もう片方に「それで動くか」を確かめてもらうの繰り返し。
自動でも可能ではあるけれど、人間として、その行き来を確認したかったので、逐一目を通した。
ほぼ同じことが出来るように
これが、思った以上に効いた。
Claude Codeは、自分が設計した意図を分かっているから、Codexの不具合の根本を言い当てる。
Codexは、自分の環境で本当に使えるかどうかを、その場で答える。
片方だけでは、きちんと設定されているようでされてなかったことが、交互にやり取りをする中で、どんどん整って来る。
結果、Codex側の設定は、特定のモデルやツールを前提にした記述が抜けて、環境が変わっても崩れにくい形になった。
Claude CodeとCodex、どちらでもほぼ同じ運用ができる。
そこまで持って行くことが出来た。
流用よりそれぞれに聞く
やってみて分かったのは、それぞれに聞け!ということ。
設定を流用するだけだと、挙動は実際に使ってみるまで分からない。
が、設計した本人に「これで通るか」を直接聞けば、その場で答えが瞬時に返ってくる。
しかも今回は、聞く相手も、直される相手も、どちらもAIエージェント。
自分がやったのは、両者の言い分をコピペで繋ぐのみ。
橋渡しに徹しているうちに、勝手に設定が整っていった。
ちなみに、この往復は、エージェント同士を直接やり取りさせて、自動でやることもできる。
それでも手動でコピペしたのは、上記の通り、それぞれが設定をどう解釈しているのかを、自分の目で確かめたかったから。
そもそも、今回の見直しは、同じ設定なのに挙動が違う、というところから始まっている。
実際にObsidianを触っているのは、AIではなく人間である自分。
だったら、その解釈の違いは、自動で流してしまわずに、一つずつ自分で見ておきたい、と。
念のため書くけれど、今回Claude Codeが原因を当てる側だったのは、Claude Codeが優れているからではない。
ベースの設定をClaude Codeで組み、上手く回っていたので。
設計の意図を分かっているのがClaude Codeで、そこに後から導入したCodexを寄せていく、という向きになっただけ。
もしCodexから始めて、ベース設計もしていたら逆で、Codexが設計の意図を握っていて、Claude Codeの不具合をCodexに診てもらう。
先に土台を作った方が、聞かれる側に回る。
それだけのこと。
しかも、最近のCodexは、GPT-5.6になってから明らかに賢くなっていて、使い勝手もぐっと上がっている。
今から始めるなら、Codexをベース設計で、という選び方も十分ありだし、コストを考えるとお得でもある。
どっちをメインにするかは、好みで決めて良い。
AIエージェントを二つ使っていると、片方でつまずいた時、つまずいた側のエンジンで、全部直そうとしてしまう。
そうではなく、それぞれが詳しいことを、お互いに聞かせ合えばいい。
ようやく、Obsidian内のClaudianにて、どちらも快適に使えるように。
優劣をつけて片方に寄せるのではなく、両方をちゃんと使いたい。
そんな時、この往復は効く。
現在は、用途や気分に合わせて、ObsidianのClaudian内でどちらも使っておりますよ。
Claude CodeではSonnet5をメインで
CodexではGPT-5.6 Terraをメインで
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします。頂いたチップは「文具と音とメカ系」の文章をより深める費用とさせて頂きますので。