2. 無課金ユーザー【すっとんきょうな出来事 〜精神科に入院した私の記録〜】
おはようございます。
スットンキョウと申します。
今回は、入院直後のお話です。
あれよあれよという間に手続きが終わり、
看護師さんに案内されながら、
家族と一緒に病棟のドアまでやって来ました。
私が入院したのは、
閉鎖病棟
なんですね。
閉鎖病棟とは:
・病棟の出入口は施錠
・スマホは1日2回、20分(テレビ電話不可)
・自由に外出・外泊はできない
・医師の許可があれば外出できる
・24時間、看護師さんや医師が見守り
そんな場所です。
ざっくり言えば、陸の孤島。
そして、ある意味では
オールインクルーシブ。
何が込み込みかというと、
食事、ベッド、靴下、そしてパンツまで。
生活に必要なものは一式そろっています。
突然入院が決まり、何ひとつ準備していなかった私でも、
手ぶらでウェルカム!状態でした。
病棟の重く、少し薄汚れた(失礼)ドアが開き、
家族とはここでお別れです。
もちろん不安はありました。
というより、小さい子どもがいるので、
「あぁ、しばらく会えないんだな」
その気持ちが一番大きかったです。
とはいえ、泣いている暇もありません。
夫に手短に別れを告げ、
そのままナースステーションへ。
中にはたくさんの看護師さんがいましたが、
皆さん特に私を気にする様子もなく、
それぞれの業務中。
あとから知ったのですが、ここは急性期病棟。
入退院が多く、新しい患者さんが来るのも
日常の一コマだったそうです。
ポケットに入っていたスマホと家の鍵を預け、
預かり証にサイン。
ここからスマホ生活、終了。
続いて女性の看護師さんから、
オールインクルーシブなコスチューム一式を手渡されます。
そう、
精神科入院患者コスチュームです。
あとで気づいたのですが、
安心と信頼の SHIBAHASHIブランド でした。
AIで再現してみたら、本物そっくり。

(チャッピーへのプロンプト:
画像生成 入院患者のコスチューム。1番トップスは薄い藤色のカーディガン。その下のパジャマは、女性は薄めピンクのストライプ。ズボンも同じストライプ。靴下はピッタリした紺色。見えないけど中は白い肌着と、薄いサーモンピンクの介護用パンツ。
人の顔はいらない。コスチュームだけでよい。)
「パンツまで用意されるんかい。」
心の中でツッコミを入れつつ、
小さな個室で着替え完了。
私服を預け、そのまま4人部屋へ案内されました。
さあ、入院生活スタート。
と思いきや、
説明、なし。
チュートリアル、なし。
最初に渡されたのは、
病院のルールが書かれた紙2枚だけ。
持ち物もなし。
時計もなし。
今が何時なのかも分かりません。
つまり、
RPGでいうところの
無課金ユーザー。
初期装備ゼロでクエスト開始です。
あとから看護師さんに聞くと、
急性期病棟には状態が悪いまま入院してくる方が多く、
最初に説明しても覚えていられないことが多いそうです。
だから、その都度必要なことを案内する方針とのこと。
なるほど、合理的ではあります。
さて。
手がかりを少しずつ集めながら、
私は最速で退院までたどり着けるのでしょうか。
それとも、
この生活が、ずっと続くと思い込むことになるのでしょうか。
to be continued...
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わぉ、こんなスットンキョウな私にチップを贈りたいと思ってくれたんですね。その気持ちだけで十分です。すみませんカッコつけました、チップぜひお願いします(土下座)