X-Halfを諦めるための最終ステップ | 僕とカメラ
「今日の注目記事」でお見かけした記事を読んだら「やっぱりX-halfいいかも…」という思いがムクムクと湧き上がってきてしまった。
「ま!プロはどんなカメラでも上手いってこった!」と笑って話を終わらせることもできるのだけど、せっかくだからこれを機会にX-halfとこの記事で決着をつけようと思う。

X-halfは10万するトイカメラ
X-halfは2025年6月にフジフィルムから発売されたデジタルカメラだ。
高額なラインナップの中では価格を抑えられていて、誰でもどこでもフィルムライクな"エモい"写真を撮ることができるのが売りだ。
めちゃくちゃボディが小さくて軽いので、どこにでも持ち出すことができる。(それこそ旅行に連れていくなんて最高だと思う。)
気になる点としてはボディが安っちいのが残念なのと、RAW現像できないため、後から編集がしづらい。とにかくフジフィルムの写真加工技術を信じて、出てきた写真をSNSにアップするのだ!という感じだ。
小さくて軽くてチープで、エモい写真が出てくる。
これはまさしくトイカメラの条件を満たしている。
そう、X-halfは10万円のトイカメラなのだ。…そう考えると高いなぁ。
僕は写真を撮りに行くときにカメラを検討して、レンズを検討して、写真を撮り終わったら写真を1枚1枚編集して…というのが好きなので、それらが全部なくなってしまうのがデメリット。
だからX-halfは見送りでーす!
といって先月は話が終わっていたんだな、たしか。

妻の写真が少ない件
僕は年間に写真を1万枚くらい撮るのだけれど、圧倒的に風景写真を撮っているので相対的に妻の写真は少ない。
少ないって言ったって自慢じゃないけど年間で300枚くらい?は撮っていると思うけど、とはいえ相対的には少ない。もう少し撮りたいなぁ、と思う。
さて、僕は写真が趣味なので、写真を撮るために出かけることが多い。
フォトウォークってやつだ。これは一人で楽しむことが多い。
一方で妻とデートで出かけたり、旅行に行くこともある。
このときもカメラを持っていく。でもフォトウォークではないわけだから、難しいところだ。

一緒に歩いていて良い感じの被写体があって「ちょっとタンマ!」と妻に待ってもらって写真を撮るのはなるべくしないようにしている。
たまにやるけど。
なんというか逆の立場だったらちょっと嫌なので…。
でもスマホでパッと撮るくらいだったら妻もするし、僕もそのくらいのスピード感でデートを邪魔しない程度に写真を撮る。でもそうなるとほとんどカメラを持ち出す意味ってないのだ。いわゆる「スマホでいいじゃん」の世界だ。
でも僕はカメラが好きなので、カメラで写真を撮りたい。
スマホで撮っても満たされない。禁酒中の人間がノンアルコールビールを飲んでいるような虚しさがある。
Dazzカメラ、いいよね…
そういえば前回紹介した通り、Dazzカメラというスマホアプリがなかなか良かった。普通にエモい写真が撮れるではありませんか。
正直これがあれば0円でX-halfでやりたかった写真は撮れちゃう気がする…。一回Dazzカメラ縛りでフォトウォークでもやってみようかしら。
カメラで撮ってる感じがしない…でも目的は果たせている…。
そのジレンマの交差点に僕はいるのかもしれない。

前にnoteのGR宮前氏が自分の目がカメラになったらーというお話をされていたのを思い出した。
もしかしたら、いつかの未来、
コンタクトレンズ型の極薄カメラが
誕生するかもしれない
そうなったらすごく便利だ。
カメラを持ち歩く必要がない。
同時に僕にとってはディストピアだ。道具が不在で目的が果たされてしまうなら、僕の身体的実感はどこに行ってしまうのか。
それは本を読まずに本の中身が頭に入るとか、人と会話せずにコミュニケーションが完了するのと同じで、凄まじく便利ではあるのだけれど、言葉で形容し難い抵抗がある。
情緒が置き去りになってしまうように思えてならないのだ。
情緒の保存VSスマホの利便性
結論として、X-halfには意義があるが、10万円は高い。
カメラも買ったら終わりではない。充電したり、レンズを拭いたり手入れをしてあげないといけない。ペットと同じ!
なので同じ結論、見送り!ガマンしましょう。
Dazzカメラでもうちょっと遊んで、スマホで写真を撮ることをもっと自分に赦せるようになる練習をする方が先みたいだ。

今日はここまで。
