高級カメラFUJIFILM X100VIを買わずにX100VIと同じ状況を作る方法
FUJIFILM X100VIがかなり気になり始めてしまっていることは以前の記事で書いた通りだ。ところがX100VIは非常に高い。30万円もする高級カメラだ。常識的な感覚に沿って申し上げるならコンデジについて良い値段ではない。
FUJIFILM X100VIが欲しいけど買えない!そんな人は沢山いるのではないだろうか。スマホの前の君も!
カメラの世界の基本的なポイントとして、欲しいカメラに手が届かなければそれの型落ちを買うべし、と言うのがある。Z50iiが手に入らなければZ50を、S1MK2が買えないならS1を買えば良いのだ。
そうすれば、例えば画素数が低かったり手ぶれ補正がついていなかったりとダウングレードにはなってしまうけれど、そのカメラシリーズの楽しさは味わうことができる。
ところがギッチョンチョン!X100VIは型落ちも高い。X100Vで25万?くらいだったと思う。なんと発売時の定価より10万円高いのである。やばすぎ。じゃあ2段階型落ちにする?とX100Fを見てみると20万円なのである。2017年のカメラにも関わらず。
いやはや…参ってしまう。
ちょっと状況が尋常じゃなさすぎる。X100VI、最高だよね。でもいくらなんでも高い。ではどうするのか。諦めたり我慢するのも勿論手だけれど、他に何か手はないものだろうか?
フジフィルムのX100VIを買わずして、X100VIの欲望を叶えることはできないか。
今回はその方法について考える。
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近代マーケティングの父、フィリップ・コトラーの提唱する「購買行動の4要因」によれば、消費者の購買行動は以下の4つの要因に影響を受ける。
1.文化的要因…個人が生まれ育った社会や文化などが購買行動に与える影響。例えば食文化や特定の地域ごとの習慣など
2.社会的要因…友人家族、準拠集団あるいは社会的役割などが購買行動に与える影響。例えばクラスの友達がみんなポケモンカードをやっているから自分も欲しいとか、あるいは残業している後輩のために缶コーヒーを買うなど。
3.個人的要因…年齢、職業、経済状況、ライフスタイル、パーソナリティ(個性)、自己概念などが購買行動に与える影響。例えば年齢層によって購買するものが違う、収入によって選択肢が変わるなど。
4.心理的要因…モチベーション(動機)、知覚(物の見方)、学習(経験)、信念と態度などが購買行動に与える影響。例えば、「この商品を使えば気分が上がる」という動機や、過去の経験から「これは良いものだ」と学習している場合など。
今回の場合は「FUJIFILMは最近勢いを増していて面白そうだから」とか「noteでFUJIFILMが炎上のカウンター的に盛り上がりを見せていて魅力的に映るから」とか「上手な人がFUJIFILMの作例を載せているのを見ることで、このカメラさえあれば上手に写真が撮れそうだという錯覚を受けるから」などの要因があり、これらは前述の購買行動の4要因によって説明できそうだ。
その上で、前述のような外的要因を除外した上で、製品の魅力そのものにフォーカスして僕の欲望がどのように引き寄せられているのかについて考察する。
つまり、僕がなぜX100VI欲しいのか、その欲望を因数分解した上で、その欲望を再構築して新しいカメラの選択肢を得るという手法を採用したい。
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X100VIの魅力は
・フィルムカメラのようなエモい写り
・35mm単焦点という潔さ、絶妙な画角。
・クラシカルで素敵なデザイン
・所有欲を満たす堅牢なボディ
・スマホと差別化される撮影体験を提供するファインダー
・強力な手ぶれ補正
こんな感じだろうか。
他にも4Kが撮れるとか4,000万画素もあるとか、良いところはいくらでもあるだろうけど僕が魅力的に感じたのは上記のポイントだ。
この中でも1つ目の「フィルムカメラのようなエモい写り」に関しては正直どうしようもない。「現像を頑張ります」としか言いようがない。これは本当にフジフィルムの専売特許なのだろう。もしそうだとして、かつ僕の腕ではもうどうにもならんと言う結論に至った時、僕はフジフィルムの軍門に下るかもしれない。(下りたくないなぁ)(そのときまでに決定的に値下がりしてくれませんか?)
さて、残りの要素を満たすプロダクトを僕は調べた。意外となくて難しい。例えばGRiiiはいい線行っているがファインダーがなかったりする。そう、X100VIは唯一無二なのだ。だからこそ値上がりする。誰もが欲しがる。
以前の記事で僕は「それはLUMIX LX100mark2しかない」と書いたけれど、実はもう一つ選択肢を見つけてある。
それが「LUMIX GX7mark3」(通称GX9)だ。
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LUMIX GX7MK2(DMC-GX7MK2)は、2016年5月18日発売のパナソニック製ミラーレス一眼カメラである。マイクロフォーサーズ規格を採用し、コンパクトながら高画質と多機能を両立する。
約1600万画素のローパスフィルターレスLive MOSセンサーを搭載し、高精細な描写を実現。ボディ内5軸手ブレ補正とレンズ側の手ブレ補正を組み合わせた「Dual I.S.」により、強力な手ブレ補正効果を発揮する。
GX9(海外での呼び方。こちらの方が表記がシンプルなのでこちらの呼び方を採用する)はレンズが一体になったカメラではなく、レンズ交換式のカメラのため選択肢から外していたが、よく考えれば単焦点レンズをつけっぱなしにしていればレンズ一体のカメラと違いはなく、むしろセンサーを清掃できる分だけアドバンテージがあるとも言える。
GX9はマイクロフォーサーズなのでレンズも安く手に入るだろうし、中古で状態の良いレンズがゴロゴロ転がっていることだろう。きっとマップカメラの4Fあたりに。
GX9に17.5mmf2.8のオリンパスレンズをつける。これはマイクロフォーサーズ規格なので35mm換算35mmだ。そしてこのカメラはPENほどではないにしてもなかなかスタイリッシュでネオレトロな感じがする。紹介動画を見てみるとかなり質感が良くて、ずっしりしていて金属感があるらしい。所有欲も満たされそうだ。
そしてチルトEVFでファインダー付き、手ぶれ補正だってバッチリついている、あとはRAW現像でどのような絵を吐き出せるか。言ってしまえばここからは腕….ですかね?
…といった具合で、<X100VIに対する僕の欲望を因数分解>して再構築すると<LUMIX GX9>という結論が導き出された。(他に妙案があれば教えてください)
つまり理論上、GX9を購入すれば(GX9は安い…)X100VIに対する欲望に対抗することができる。理論上は。
勿論この理屈は文字通り机上の空論だ。僕たちは情緒を持った人間なので、商品が持つ記号を寄せ集めたところで欲望を満たす別の商品が作れるわけではない。極論を言えば僕はタンパク質でできているが、僕を分解して再構築したとしても有村架純になるわけでない。あれ?なんの話だっけ?
噛み砕いて言えばGX9を手にしたとしてもそれはX100VIではないため(元も子もない話だけれど)僕の欲望が満たされるとは限らない。欲望が満たされるべきなのかという根本的な議論を置いておいたとしても。
X100VI欲しいなぁ(笑)

今日はここまで。
