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羽ばたいてくるツボ

好き過ぎるつる・るるるさんのエッセイ本が全部で5冊。

5月の文学フリマでコンプリート出来て以来、いつものnoteや静かなほうの日記も折に触れて拝読していると、好き過ぎるわけがだんだんとわかってきた。

自分もこういうふうに丁寧に日々の暮らしに向き合ってきたらよかったな!
…って、過去形??

いや、今からでも丁寧に日々を送っていこう。
るるさんと私とでは、過ごしてきた歳月が倍以上違うし、
過ごしてきた中身も違うけれど。
今頃になってそんなことを思っている。

日々を丁寧に送る手始めに乾物の「切り干し大根」を常備するようになった。
今まで煮物しか作らなかったけど、そのままお味噌汁にパラパラ足すと甘くなって美味しくて便利!
次はいよいよぬか漬けかな?
過去に何度か挫けて、挫けることにだけ年季が入っているけど。


るるさんのエッセイは、好きなものをひとつひとつ挙げていったらたくさんあるのだけれど、どれも羽ばたいてきて胸に染み入る。
そして、考えなおすことが多い。
るるさんが、たくさん本を読んでいることも、私にはあまり無かったことだ。

そう思ってかこの数年、何気に私の読書量が増えている気がしないでもない。
そして読んだら読んだで、以前よりも理解度が上がっている気もしないでもない。
これは、自分が本に丁寧に向き合えているしるしかもしれない。今こそ羽ばたいてくる本が私にあるのかも!
と思っている。

日常の出来事でも子供時代のエピソードや学生時代の思い出でも、るるさんがひとつのことに丁寧に向き合って綴っている文章を読むことがとても楽しい。
るるさん独自の感じ方はツボである。

一番ツボだった、エッセイ「羽ばたく本棚」の中の『ロブスターのために生きてるわけじゃない』は、
どうタイムスリップしたら、この時間のこの場所に行って自分も大学生になれるか??と思った。
すぐ行って、るるさんと居酒屋さんで盛り上がりたかった!(私は下戸なんだけど)。

実は、今からウン十年もの前に、私もこれと少し似た謎のデートをしたことがあって、
その時に感じた何と言ったら良いかわからない思いを、るるさんが時を隔ててキッパリ言ってくれてる気がした。
うん、それなんだよ!

しかもその後に素敵な、そばぼうろな出会いがあったということも、よかったなぁ…と、私はなんだか本当に時代も世代も超えて喜んでいる。


つる・るるるさんは、明日、文学フリマ札幌に出店するそうだ。今回もとき子さんと一緒のブースです。
るるさんととき子さんの本が大勢の人のもとに羽ばたくことを願っています。


 とき子さんのエッセイの感想文