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Suno と ワーナーミュージックの和解が示す未来


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ちょっと忙しくしてて乗り遅れましたが、遂に来ました。大手三社のうちの一社、ワーナーミュージック(以下 WMG)との和解が11月25日に成立したようです。公式発表は以下。

他、幾つか海外のニュースサイトも貼っておきます。

日本語ではこの記事が良くまとまっています

直接の影響まとめ

まずザックリと現ユーザーの現機能に影響のある点だけを列挙しておきます(なんかAIの文章みたいだけど、全部手書きですw)

  • 2026年に著作権問題に対応した新モデルが導入

  • それと同時に現行モデルは廃止(多分選択できなくなる)

  • 無料プランユーザーは生成楽曲のダウンロードが出来なくなる(時期は不明)

  • 有料プランユーザーは引き続き生成楽曲のダウンロードが出来なくなるものの、月間ダウンロード数に制限がつく

    • 追加料金を支払えば追加でダウンロード可能

とりあえず年内は現行モデルで曲を生成してダウンロードしまくっときましょうという感じでしょうか。

その他の発表の大枠

こちらもまずは箇条書きで

  • Suno と WMG は和解をし訴訟を取り下げます

  • WMG と Suno は提携します

  • オプトインしたWMGのアーティスト名を指定して楽曲を生成することができるようになります

    • これを使うと、そのアーティストに使用料が支払われます

      • 新モデルはこれをサポートします

    • オプトインでは名前、肖像、声、楽曲など細かい制御が可能です

  • コンサート検索プラットフォームの Songkick を WMG から買収します

どういう意味を持つのか

各社から速報が出ていますが、これらを読む限り割と想定の範囲内のところに収まったという印象を受けます。和解するということはアーティストへのお金の還元が絶対条件になるでしょうから、料金の値上げはあるかなぁと思っていましたので、無料はダウンロード禁止、有料でもダウンロード制限+追加分は有料、はまぁ妥当な線かなと思います。Udio のように(ほぼ即日)ダウンロード禁止ならなかったのは本当に良かったです。
アーティストとの連携も、先日の Udio の件からもありそうだなと思っていたので、既存の利用者にはあまり影響の無い範囲の対応で良かったです。これは完全に想像ですが、モデルの刷新には恐らくこの権利関係の情報が生成楽曲に埋め込まれる技術が入ってくるものと思われます(従来のモデルが利用禁止になるのは、多分この理由)。生成時にアーティストを指定して居ない場合でも、関連するアーティストの情報が埋め込まれるかは定かではありませんが、少なくとも WMG のアーティストを指定した場合にはその情報が埋め込まれ、例えばリリース時に音楽ディストリビューターで自動で何らかのマークが表示されるとかに利用することは可能になると思われます。

後、気になるのは、全く関係なさそうなコンサート検索プラットフォームの Songkick の買収です。生成AI楽曲の対極に位置するようなサービスなので、これがどうやって絡んでくるのか、楽しみだったり不安だったりします。これについてはこちらの記事が少し考察を書いていました。

まだ他にも大手の UMG や ソニーミュージックを含むいくつかの訴訟が残っています。これらがどうなるかは分かりませんが、1番手の WMG が Udio より緩い制限で和解したので、他社も同様になるのでは無いかという期待が膨らみます(WMG 以外のアーティストのエッセンスを取り入れた楽曲だけダウンロード禁止とかは考えづらく、ある程度交渉が進んでいるであろう他社の要求もある程度考慮に入れて、次世代のシステムを検討して発表したと考える方が自然)。ちなみに、私の以前の Udio の時の記事は以下からどうぞ。

約1億人ものユーザーと多額の資金を集めることに成功した Suno が、そこまで達することのできなかった Udio より優位な条件で合意に至ったと想像され、音楽ビジネス業界のシビアな面を改めて見せつけられたような気がします。
ともあれ、これ以上キツい制限が課されるのだけは避けるように、Sunoには頑張って貰いたいところです。

最後に

今回は速報ということであまり中身はありませんでしたが、Suno ユーザーにはひとまず一安心ということをお伝えできればと思いました。

それでは、引き続き良い生成AI楽曲ライフを!

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