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初めての図解コンサルティング|プロセスから得た成果と学び


[1] 図解コンサルティングとは?

私は普段、本や知識をもとに図解ツールを作成していますが、前回初めて「図解作成の支援(伴走型)」を体験する機会がありました。これは、いわば「図解コンサルティング」とも表現できるかもしれません。

専門家や著者が書籍・記事・講演の内容を整理するため、または起業家・フリーランスが事業やキャリアの方向性を明確にするために、図解を通じて考えを可視化し、一緒に整理していくプロセスです。

それは、今後の活動に向けた貴重な実践の機会でした。

最終的に仕上がった図解に対して

  • 自分の中でも言葉にできていなかった世界観が見えるようになってきて嬉しいです!

  • めちゃくちゃ仕上がっていて、私の頭の中や潜在意識の通りです!

とお言葉をいただけたことが、自分の今後の自信にもつながりました。

[2] プロセスを振り返る

クライアントからうれしいコメントをいただき、本当にやった甲斐がありました。図解を作成することは単なる整理ではなく、その人の想いや未来のビジョンを深く理解し、引き出す貴重なプロセスでもあると改めて実感しました。今回はそのプロセスを振り返ってみようと思います。

初めての依頼:驚きとドキドキと即決

前回記事で記載したように、GETO Village代表の村岡さんから「メッセージの構造を体系化し、可視化する手助けをしてほしい」と声をかけていただきました。

普段の図解ツール作成は、基本的に一人で行っています。本などの情報をもとに自分自身とじっくり対話をしながら進める作業です。この図解ツール制作活動を始めて約半年が経ち、1図解/週をMyルールとして実行してきました。本を読み込んで、それをシンプルかつ洗練された図解にまとめる。この活動は普段の仕事、育児、家事の合間に行うため、かなり時間をタイトに使う必要があります。

少なくともこれまでに20枚以上の図解を作成し、図を作ること、さらにそれをシンプルに洗練して製作することには自信を持っています。しかし、私は視覚思考型の人間であり、言語的に本を読み解きながら要点を抽出し、新たな意味づけをしていくという作業自体にはかなりの思考労力を必要としています。

そんな中、村岡さんから「力を借りたい」というお声をいただきました。
「村岡さんの頭の中で描いている構想、ビジョンを対話からひも解いていけるだろうか」「依頼者である村岡さんの意図をくみ取ることができるだろうか」「作り上げた図解にがっかりされないだろうか」
といった不安が一瞬よぎりました。

しかし、今回は村岡さんが私の力を信じて声をかけてくださったこと、そして少なくとも無料のボランティアワークであり、自分の力を試す絶好の機会だと感じたこともあり、迷いは一瞬で、「このチャンスを断る理由はどこにもない」と思い、即答で「やります!」と返答しました。

準備が必要だ!

さて、何も準備なくただ顔を合わせて「さあ図解しましょう!」と始めても、おそらく何もいいものは生まれないでしょう。村岡さんとの最初の日を迎える前に、事前に今後の流れを想定する必要がありました。そこで考えたステップが以下の4段階です。この4段階を意識しながら約1か月にわたり、村岡さんとともに対話を重ね、図解を作成しました。

  1. コンセプト作成

  2. 図の作成

  3. 配色デザイン

  4. 最終調整

1. コンセプトの作成

クライアントの意図をくみ取る前に、いきなり図解を始めながら対話するのは危険です。クライアントが図解に期待することや目的が、図解で実現できることとずれていると、失敗に終わる可能性が高いからです。

そのため、図解ツールを制作することで達成したい目的、図解ツールで表現したいことをまず明確化することから始めました。
最初のセッションの前に、「図解の目的」「図解で表現したいこと」について議論したい「論点」や「観点」を定義し、こちらから村岡さんに事前に伝え、セッションに臨むことにしました。

そして、2回のセッションを経て、最終的に「図解の目的」と「図解で表現したいこと」を図を作成する前に文章化し明確にすることができました。

2. 図の作成

ここは私の力の見せ所です。初期案を制作し、再度2回のセッションを繰り返す中で、時には当初のコンセプトを見直しながら図を仕上げていきました。

特に途中のセッションでは、村岡さんの「“生きる力”をつけてほしい」というご発言を受けて、これまで自分が制作した図解ツール、今回は「教育論の原点」を交え、村岡さんに対して「“生きる力”から生まれる“他者理解”までの繋がりをイメージされていますか?」と問いかけることで、より深く掘り下げることができました。

3. 配色デザイン

私が制作している図解ツールには、デザイン方針と配色案が活動初期に定義されており、常に同じ色合いを使用しています。しかし、それは私が定義したデザイン色であり、クライアントが表現したい世界観とはマッチしていません。そのため、今回改めてGETO Villageの世界観に合わせた配色案をデザインする必要がありました。

配色パターンの見本から、村岡さんに好きな色や今回の世界観にマッチする配色を選んでいただきました。最終的に3パターンの配色見本を選んでもらいました。

デザインに関しては素人であり、本で学んだ程度です。ただ、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーのバランスや、ハレーションへの注意、文字の視認性に気を付けながら、丁寧に時間をかけてデザイン案を作り込みました。そして最終的に、村岡さんに選んでいただき、1つのデザインに決定することができました。

デザイン色は夏油温泉の自然、森や林、川、そして温泉の水を表しています。

夏油温泉 GETO Village 図解

4. 最終調整

図は活用されてこそ意味があります。そのため、配列の再度の整頓、視認性の再確認、微調整を行い、完成となりました。

[3] 全体を振り返って

前述したように、今後の活動に向けた貴重な実践の機会となりました。特に、もし今後類似の事業を始める場合でも、いきなり見知らぬ方とのセッションに何も経験なく臨むのではなく、今回のように心理的に安心感がある知人と、図解コンサルティングの事前実験のような感覚で挑むことができたのは、非常にありがたかったです。

今回の一連の流れを振り返ることで、(本記事では書きませんでしたが)より詳細なプロセス化もでき、活動の流れや注意点、かける時間の目安も得ることができました。

今後の活動において、ぜひ今回の学びを生かしていきたいと思います。

[4] NEXT STEP|図解の本棚 次の一歩へ

図解コンサルティングのご案内

構造化・可視化支援

  • 事業案やビジョンの再構築・視覚化。

  • 書籍のメインテーマを図解化。

メリット

  • 自分の考えを明確化できる。

  • 仲間や読者に分かりやすく伝えられる。

XもしくはnoteのDMにてお問い合わせください。

参考

[5] NAVIGATION|関連情報

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