ドラマ『修学旅行で仲良くないグループに入りました』-安見監督回の感想編-
▫️はじめに
これまでの『-出会いと気付き編-』、『-それぞれの監督回についての感想編(進藤監督回)-』、『-それぞれの監督回についての感想編(藤澤監督回)-』、『-それぞれの監督回についての感想編(ハセガワ監督回)-』の続編ついて書き記したいと思う。
▫️4人の校長先生(詳しくはリンク先に掲載)
本作には4人の校長先生がいる。(と勝手に思っている)
ラスト4人目は、安見悟朗校長先生で、第9話をご担当された。
今回は、私が感じた安見監督回の良さについて書き綴ろうと思う。
(※あくまで私の感想なので、監督の意図とは異なるかと思います!!)
▫️安見監督は、型にはまらないピースでパズルを完成させちゃう唯一無二のエンターテイナー
【第9話】
”なになになに!?!?!”
・な、なんじゃこの始まり方!!!
今までにない始まり方すぎて思わずスマホを投げかけました。
よく見ると画面の端がキラキラしてる!?どうやって撮ってるのかめちゃくちゃ気になります・・・。
≪今回の監督、クセがすごい!!これは楽しくなりそう!!≫
と感じた。
・仲里の自撮りシーン、スマホで撮っている風に撮ってたりしてますか⁇(そのあとの写真はスマホ撮り??)お洒落カットすぎてめっちゃ好きです。
”ツッコミ三連発”
・「それお前じゃない?」、「それもお前だな」、「それもお前…お前そんなことしてたの!?」のリズム感楽しすぎる。辻谷役の山田氏は反省?していたそうですが(笑)
”なになになに!?!?!(2回目)”
・杏奈と渡会の誤解シーン。
≪な、なんだこの演出は!?≫
杏奈と渡会にはピントが合っているのに、周りはぐちゃぐちゃしてる・・・。
・ここのシーン、藤本氏がインスタライブで「ハイスピードや」っておっしゃっていましたが、そもそも「ハイスピード」とは何なのでしょうか。
‐ハイスピード(カメラ)とは‐
(以下、「ドラマ10「大奥」撮影部がこだわった3つのポイント - NHK」より引用)
” ハイスピードカメラは、一瞬のできごとをスローモーションで撮影することができる優れものです。スポーツ中継などで選手の一瞬の表情をスローで見せてくれることがあると思いますが、あれです。
漫画は静止画なので、瞬間を切り取って印象づけやすいメディアです。
一方、テレビは、動画なので時間は一定で進んでいきます。
そんなテレビで印象的なカットを作るには進む時間をゆっくりに=ハイスピードカメラでみせることが効果的なのではないかと思ったのです。”
そして、私はここのシーン、ある仕掛けが入っているのでは?と推測します。
それは、” シャッタースピードをあえて遅くしている”です。
なんじゃそりゃ?って思う方もいらっしゃるかと思います。
(以下、「フレームレートとシャッター速度の違い」より)
” シャッター速度は「1フレーム内でシャッターを開いている時間」で、この数値が小さく(短く)なるほど、よりブレない映像が撮影できます。”
逆に言うと、シャッタースピードをあえて遅くすることで、ブレる映像が撮影できるということ。
・ここシーンは、渡会と杏奈が親密そうに見えてしまうシーン。日置の心情的に、感情がぐちゃぐちゃになる。その複雑な心情をシャッタースピードを遅くすることで見事に表現されていたのではないか、と。
(見当違いだったら本当にごめんなさい!!)
”遼翔さん、ありがとう”
・遼翔さん登場、そして” オレンジ ”。はい、名シーンです。
・個人的に、ここの三浦さんの演技、ぶっ刺さりました。
遼翔さん、めちゃめちゃかっこよくアドバイスくれるけど、最後はおちゃらける。マジでいい男すぎて、一瞬遼翔さんに浮気しました。(なお、筆者の推しは守崎尚哉です)(もう実質的に守崎家推しです)
”学園ドラマ史上最高の屋上シーン”
・もうオレンジやん。絶対名シーンやん。観やんくてもわかる、絶対名シーンのやつやん(しっかり観ましょう)
・プレゼントのくだりまでBGMなしなのが大正解すぎる。めちゃくちゃ観入ってまう。
・EDの入り方神すぎ。「好き」➡「きらり」の「き」のバトンタッチよ…。
・はい、来ました。怒涛のスローモーション攻撃。
やめてください監督、私の心臓の鼓動は倍速で脈打ってダウン寸前です…。
・そして、ラストシーンのスローの手つなぎシーン。このシーン、まじでめちゃくちゃ好きなシーンで、狂ったようにリピートしてます。
しかもクランクアップのシーンだそうで…。
まじで鳥肌立ちました。
〔若干気になった点〕
・日置の「狼だけど」の3段落ちが少し弱かったかな、と感じた。
バド部には説明気味に(初めていじられるため)、杏奈には少し恥ずかし気に(杏奈ももうちょいテンション高めでも良かったかも)、遼翔さんには呆れ気味に(3回目なので)
・日置の女装シーン、一瞬赤いテープ線(?)みたいなの消えたのはなんでなんだろう・・・?
▫️おわりに
安見監督回は、第9話のみの一回だったのだが、
≪エンターテインメントってこういうことだよな≫
と、全身で納得させられた。
驚きがあり、遊びがあり、ちゃんと感情が残る。
クセは強いのに、愛が深い。
だからこそ、第9話は特別で、そして、確実に忘れられない一話になった。
