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すべては◯思考|うまくいかない時ほど結果が変わる思考整理術サボっても、失敗しても「マル」から始める新しい習慣

管理職18年の現場で見えた「紙一枚」でチームを整える思考整理術⑦

サボっても、失敗しても「マル」から始める新しい習慣

「それでいいのだ」

子どもの頃に見ていた
バカボンのパパのこの言葉。

昔はただのギャグだと思っていました。

でも今は、この言葉が
とても本質的なことを言っていると感じています。


この連載について

この記事は
「管理職18年の現場で見えた
『紙一枚』でチームを整える思考整理術」
というシリーズの第2回です。

流通業界で管理職を18年経験する中で、
私が実践してきた 思考整理の方法 を紹介しています。

ベースにある考え方は
ソリューションフォーカス(解決志向)です。

問題ではなく
「次の一歩」
に焦点を当てる思考です。

そして、その思考を支えるツールが
紙一枚」思考
になります。


すべては◯思考とは何か

「すべては◯思考」

この◯は、何かが入るわけではありません。
◯そのもの。「マル」です。

起きたことを良い・悪いで判断する前に
マルとして受け止める。

それが、この思考の出発点です。

手帳を書かなかった日も〇
数字が届かなかった日も〇
うまくいかなかった日も〇

まずは「それでいいのだ」と受け止める。
ここからすべてが始まるのです。

人は否定されると、思考が止まります。
自分を責めると、行動も止まります。

だからこそ最初にマルをつける。
そうすることで、思考が動き出すのです。


「じゃあ、次どうする?」で前に進む

マルで受け止めたあとにやることは一つです。

「じゃあ、次どうする?」
と、スモールステップを考えていきます。

例えば、手帳を書かなかった日があります。

「なんで続かないんだ」と責めるのではなく、
「今日は書かなかった。それでいい」
「じゃあ明日はどうする?」と考えるのです。

すると
「寝る前に3分だけ書こう」
そんな小さな一歩が見えてきます。

問題にとどまるのではなく
次の一歩に目を向ける。
この切り替えが、結果を変えていくのです。


「〇(マル)思考」がチームを変えた

以前、チームの中に
少し周りと距離があるパートさんがいました。

50歳を超えていて、
前のマネージャーから色々と指導を受けていたそうです。

「ここを辞めたら、次はないかもしれない」

そんな理由から、
辞めたいけど辞められずに我慢して働いていたそうです。

このお店に転勤をしてきた私は、
このパートさんを含めて、
すべての人を先入観を持たずに接しようと思いました。

「すべては◯思考」で関わろう、
と思ったのです。

最初は距離がありましたが、
少しずつ会話を重ねる中で、
あるとき、その方がこう話してくれました。

「実は私、いつもレコーダーを持っているんです」
「何かあったら、労基署に相談しようと思っていて…」

正直、ドキッとしました。

でもそのあと
「でも、もう必要ないかもしれません」
と続けてくれました。

その言葉を聞いたとき、
すべてが〇で接することで、
これだけ悪くなった関係性も修復できるんだなと思いました。

そのパートさんとは、
交換日記日報と月一回のシンプル面談を続けていきました。

他のパートさんとは違い、
私が意図することをやってはくれなかったんですが、
すべては〇です。

それでも、ちゃんと時間を作ってくれて、
対話してくれているから〇としようと
2年ほど日報と面談をやっていきました。

そして異動のときのことです。

寄せ書きに書いてくれたのが
「最後にまた、面談をしてもらいたかったな」
という言葉でした。

その一文を見たとき、
「ああ、本当にこの店舗に来てよかったな」
と、思わず涙が出そうになりました。


すべては◯思考の本質

この経験から、強く思いました。

すべては◯思考とは
人を責めない思考です。

サボってしまった
できなかった
結果が出なかった
それもすべて、マルでいいんです。

ただし
「マル=そのままでいい」
ではありません。

大切なのは
「じゃあ、次どうする?」
を一緒に考えること。

できないのは
その人の問題ではなく
仕組みの問題かもしれない。

だから、人を責めるのではなく
仕組みを見直す。

これが、私の考える
「すべては◯思考」です。


まとめ|マルからすべてが動き出す

うまくいかなかったときこそ
「それでいい」
と受け止める。

そして
「じゃあ、次どうする?」
と考える。

この繰り返しが
行動を変え
習慣を変え
チームを変えていきます。

まずは最近、
うまくいかなかったことを一つ思い出してみてください。

そして
「それでいい」
と受け止めてあげてください。

そして、
「じゃあ、次どうする?」
と考えてみてください。

それが
すべては◯思考の最初の一歩になります。

この連載では
「紙一枚」で思考を整理する方法を紹介してきました。

そして、その土台にあるのが
今回の「すべては◯思考」です。

もし、
思考を整理したい
チームを良くしたい
前に進みたい

そう思っている方は、
ぜひ一度「紙一枚」と「すべては◯思考」
を試してみてください。

そうすることで、
みなさま自身も、皆様のチームも、
少しづつ変わっていく来ます。


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このシリーズでは、
流通業界で管理職を18年経験する中で私が実践してきた
「紙一枚でチームを整える思考整理術」
を紹介しています。

これまでの記事はこちらです。

第1回
会議が長い会社の共通点

第2回
紙一枚思考とは何か

第3回
「紙一枚」読書術 サマリーリーディングとは

第4回
部下が自ら動き出す「交換日記日報」とは

第5回
毎日PDCを回す「紙一枚手帳術」とは

第6回
管理職18年の現場で見えた「紙一枚」でチームを整える思考整理術まとめ

第7回
「紙一枚」の思考の原点「すべては〇思考」とは


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