【がんばらなくていい栄養学①】痩せないのは意志が弱いからじゃない
「最近、なんだかずっと疲れてる」
夜ちゃんと寝たはずなのに、朝からだるい。
子どもを送り出しただけで、もうひと仕事終えた気分。
そして気づけば、甘いものに手が伸びている。
「ちょっとだけ」のつもりが、毎日続いてしまう。
昔と同じくらいしか食べていないのに、
なぜか体重は少しずつ増えていく。
クローゼットの奥にある、
独身の頃によく着ていたワンピース。
久しぶりに袖を通してみたら、
「…あれ?」
着られないわけじゃない。
でも、なんだか似合わない。
鏡の前で、
少しだけため息をついて、
そっとハンガーに戻す。
そんな経験、ありませんか?
そのあと、心の中でこう思う。
「私の意志が弱いのかな…」
でもね。
それ、意志の問題じゃないんです。
実は原因はこれかもしれません
① 血糖値のゆらぎ
私たちの体は、食事をすると血糖値が上がります。
問題は“上がり方”。
パンやおにぎりだけの朝ごはん、
甘いカフェラテ、
子どもの残りのお菓子。
糖質中心の食事が続くと、
血糖値が急上昇し、そのあと急降下します。
この急降下が起こると、
✔ 強い眠気
✔ だるさ
✔ 甘いものへの欲求
が出やすくなります。
これは「低血糖反応」と呼ばれ、
研究でも血糖値の急変動が疲労感や集中力低下に関与することが示されています。
(出典:Ludwig DS. JAMA. 2002)
つまり、
甘いものが欲しくなるのは
“自制心が弱いから”ではなく、
体がエネルギーを求めているサインなんです。
② たんぱく質不足
30代以降、実は不足しやすいのがたんぱく質。
筋肉量は年齢とともにゆるやかに減少します。
(出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準」)
筋肉は基礎代謝の土台。
つまり、
✔ たんぱく質不足
→ 筋肉が減りやすい
→ 代謝が下がる
→ 痩せにくくなる
という流れが起きます。
さらに、たんぱく質は血糖値の安定にも関わります。
だから
疲れやすい
太りやすい
甘いものが欲しくなる
これらは、ひとつの線でつながっていることが多いんです。
今日からできる小さな一歩
大きなことはしなくていいんです。
忙しいママに必要なのは、
「完璧」じゃなくて「少しだけ変えること」。
🌿 朝にたんぱく質を足す
トーストだけ →
+ゆで卵1個
おにぎりだけ →
+味噌汁に豆腐
ヨーグルトだけ →
+ナッツひとつかみ
これだけで、血糖値の安定がぐっと違います。
実際、朝にたんぱく質を摂ることで
日中の血糖変動が穏やかになるという報告もあります。
(出典:Jakubowicz D. Obesity. 2013)
🍪 おやつの選び方
甘いものをゼロにしなくていい。
でも、
「糖質だけ」にしない。
例えば:
× クッキーだけ
○ ナッツ+チョコ2粒
○ ギリシャヨーグルト+はちみつ少し
“糖質単品”をやめるだけで、
血糖値は安定しやすくなります。
未来の話を少しだけ
ママってね、
自分のことはいつも後回し。
でも。
ママが元気じゃないと、
家族は回らない。
疲れてイライラしてしまう日も、
体型に落ち込む日もある。
でもそれは、
あなたが弱いからじゃない。
体の仕組みを知らなかっただけ。
ほんの少し整えるだけで、
✔ 朝の目覚めが軽くなり
✔ 甘いものの量が自然に減り
✔ 体が少しずつ変わっていく
ママが健康でいることは、
子どもの未来を守ることにもつながります。
医療費を減らすとか、
大きな話じゃなくていい。
まずは、あなた自身が楽になること。
それが、いちばん大事です☺️
もしこの記事が
「ちょっと救われたかも」と思えたら、
今日はゆで卵1個から、始めてみませんか?
あなたの体は、
ちゃんと応えてくれますよ。
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「朝ごはんを変えるだけで痩せ体質に近づく理由」
3児の母で、在宅で特定保健指導に携わる管理栄養士です。
私自身も「疲れやすさ」や「昔の服が似合わなくなったこと」に悩んできました。
だからこそ、
がんばりすぎない健康習慣を
同じママ目線でお届けしています。
