Osmo Pocket 4が登場!旅でPocket 3を愛用する私が性能と使いやすさを調べてみた
旅先でVlogを撮影するなら、カメラはできるだけ小さく、操作も簡単なものがいい。
私は普段の旅行で「Osmo Pocket 3」を持ち歩いています。

スマートフォンよりも滑らかな映像を撮影でき、本格的なカメラほど荷物にもならない。歩きながら撮影しても映像が安定するため、今では旅に欠かせないガジェットのひとつになっています。
そんなOsmo Pocketシリーズに、新モデルの「Osmo Pocket 4」が登場しました。

私はまだPocket 4を購入していませんが、現在使っているPocket 3から何が変わったのか、旅のVlog撮影がどれだけ便利になりそうなのかを調べてみました。
※この記事はOsmo Pocket 4の実機レビューではありません。DJI公式サイトで公開されている仕様をもとに、Pocket 3を実際に使っている立場から気になるポイントをまとめています。
そもそもOsmo Pocket 3は旅の撮影にとても便利
Osmo Pocket 3の魅力は、なんといっても小さな本体に3軸メカニカルジンバルが組み込まれていることです。
歩きながら撮影しても手ブレがかなり抑えられ、街歩きやホテルのルームツアー、観光地の風景などを滑らかな映像で残せます。
スマートフォンでも手軽に動画を撮影できますが、長時間撮影しているとバッテリーの消耗や発熱が気になります。撮影中にスマートフォンを使えなくなるのも不便です。
Osmo Pocket 3なら撮影を専用機に任せられるため、スマートフォンは地図や翻訳、予約確認などに使えます。海外旅行では、この使い分けが思っている以上に便利です。
また、電源を入れてすぐに撮影できるので、旅先で突然出会った景色や出来事も逃しにくい。大きなカメラを構えるより目立ちにくく、周囲に威圧感を与えにくいところも気に入っています。
Pocket 3は2023年に登場した製品ですが、1インチCMOSセンサー、4K/120fpsのスローモーション、3軸メカニカルジンバル、回転式の2インチ画面などを備えており、現在でも十分に高性能です。
それだけに、新しいPocket 4がどのように進化したのか気になります。

Osmo Pocket 4は2026年4月に発売
Osmo Pocket 4は2026年4月16日に発表され、4月22日から販売が始まりました。
DJI公式ストアでの価格は次のとおりです。
クリエイターコンボには、広角レンズやDJI Mic 3トランスミッター、補助ライト、ミニ三脚、キャリーバッグなど、Vlog撮影に便利なアクセサリーが含まれています。
初めてOsmo Pocketシリーズを購入し、本格的にVlogを始めたい人にはクリエイターコンボが便利そうです。
一方、すでにPocket 3を持っている人は、手持ちのアクセサリーを流用できるか確認したうえで、スタンダードコンボを選ぶ方法もあります。
1インチセンサーは継続。それでも画質は進化
Osmo Pocket 4も、Pocket 3と同じく1インチCMOSセンサーを搭載しています。
センサーサイズだけを見ると大きく変わっていないように感じますが、Pocket 4ではダイナミックレンジが最大14ストップに拡大しました。
ダイナミックレンジが広くなると、明るい空と暗い建物が同じ画面に入るような場面でも、白飛びや黒つぶれを抑えやすくなります。
旅行中は撮影に適した時間帯や天候を選べるとは限りません。
日差しの強い昼間の街並み、窓から光が入るホテルの客室、夕方の風景など、明暗差の大きな場面は頻繁にあります。こうした状況で映像を残しやすくなるのは、旅のカメラとして大きな進化だと思います。
また、Pocket 3の「10-bit D-Log M」から、Pocket 4では「10-bit D-Log」へと進化しました。
撮影後に色を細かく調整する人には魅力的な機能です。ただし、撮影した映像をほとんど編集せずに使う人にとっては、違いを感じにくい部分かもしれません。
4K/240fpsのスローモーションに対応
Pocket 3では、最大4K/120fpsのスローモーション撮影が可能でした。
Pocket 4ではこれが最大4K/240fpsとなり、8倍スローの撮影に対応しています。
Pocket 3 最大4K/120fps → Pocket 4 最大4K/240fps
水しぶきや動物の動き、スポーツ、乗り物など、速い動きを印象的に見せたいときに活躍しそうです。
ただし、4K/240fpsは通常のVlogを常にこの設定で撮影するためのものではなく、スローモーション用の機能です。普通の街歩き動画や旅行記録では、4K/30fpsや4K/60fpsを使う場面のほうが多いと思います。
それでも、撮影表現の選択肢が増えたことは間違いありません。
約107GBの内蔵ストレージを搭載
個人的に、旅でかなり便利だと思ったのが約107GBの内蔵ストレージです。
Pocket 3はmicroSDカードがなければ本格的に撮影できませんでしたが、Pocket 4ならカードを入れ忘れたり、カードの容量がいっぱいになったりしたときも、本体に映像を保存できます。
Pocket 3 内蔵ストレージなし → Pocket 4 約107GB
もちろん、長期間の旅行や大量の4K撮影ではmicroSDカードも必要になります。Pocket 4は最大1TBのmicroSDカードに対応しています。
Osmo Pocket 4におすすめのmicroSDカードを解説したのはこちら。
それでも、本体だけで約107GB使える安心感は大きいでしょう。
旅先で「カードを入れ忘れた」「予備のカードが見つからない」という事態が起きても、とりあえず撮影を続けられます。
データ転送も最大800MB/sに対応しているため、対応するケーブルや機器を使用すれば、撮影後のデータ移動も速くなります。
バッテリー性能が大きく向上
Pocket 4は最長240分の連続撮影に対応しています。
DJIの測定条件による数値なので、4K撮影や画面表示、Wi-Fiの使用状況などによって実際の撮影時間は変わります。それでもPocket 3の公称最大166分から、大幅に伸びています。
Pocket 3 最大166分 → Pocket 4 最長240分
さらに、約18分で80%まで充電できる急速充電にも対応しています。
旅先では、朝から夜まで撮影することもあります。ホテルを出発してから観光、移動、食事まで撮影していると、バッテリー残量が気になってきます。
モバイルバッテリーを使って途中で充電することはできますが、本体だけで長く撮影できるに越したことはありません。
別売りのバッテリーハンドルを装着すると撮影時間をさらに延長できるため、長時間の街歩きやイベント撮影にも対応しやすくなっています。
物理ボタンの追加で操作しやすくなった
Pocket 4では、画面の下に2つの物理ボタンが追加されました。
ひとつはズーム切り替えボタン、もうひとつは機能を割り当てられるカスタムボタンです。さらに、新設計の5Dジョイスティックも採用されています。
Pocket 3は小さなタッチ画面を中心に操作するため、撮影中に設定を変えようとすると少し手間取ることがあります。
旅先では、立ち止まってゆっくり設定できるとは限りません。歩きながら画角を変えたり、素早く撮影機能を呼び出したりできる物理ボタンは、スペック表以上に便利な改良かもしれません。
手袋をしている場面や、画面をじっくり見られない状況でも操作しやすくなりそうです。
ActiveTrack 7.0で一人旅の撮影も便利に
Pocket 3には被写体を自動で追いかけるActiveTrack 6.0が搭載されていましたが、Pocket 4ではActiveTrack 7.0へと進化しました。
Pocket 3 ActiveTrack 6.0 → Pocket 4 ActiveTrack 7.0
人物や動物などを登録し、優先して追尾する機能も追加されています。
カメラを三脚に置いて自分を撮影するとき、画面の端に移動しても自動で追いかけてくれるため、一人旅のVlogでは特に役立ちます。
新たにジェスチャー操作にも対応し、カメラから離れた場所でも手の動きで撮影を操作できます。
一人旅では、撮影を誰かに頼めない場面も少なくありません。カメラに触れずに録画を開始したり、自分を追尾させたりできる機能は、旅の記録を残すうえで便利そうです。
音声収録も強化された
Pocket 4は3つの内蔵マイクを備え、風切り音を抑えながら音声を収録できます。
さらに、空間オーディオ録音やオーディオズームにも対応しました。
DJI Micシリーズは最大2台まで接続でき、本体マイクと組み合わせて最大4チャンネルでの音声収録も可能です。
一人で旅の感想を話すだけなら、内蔵マイクやワイヤレスマイク1台でも十分でしょう。
一方、同行者との会話やインタビューを撮影する場合は、それぞれにマイクを装着しながら周囲の環境音も残せます。映像だけでなく、現地の音までしっかり記録したい人には魅力的な進化です。
クリエイターコンボにはDJI Mic 3トランスミッターが付属するため、購入してすぐに音声を重視したVlog撮影を始められます。
2倍ロスレスズームも旅では使いやすそう
Pocket 4は2倍ロスレスズームに対応しています。
Osmo Pocketシリーズは光学ズームレンズを搭載した一般的なカメラとは異なるため、遠くの被写体を大きく撮影する用途には限界があります。
それでも、料理や建物の一部分を少し大きく見せたいときや、被写体に近づきにくい場面では便利でしょう。
ズーム切り替え用の物理ボタンが追加されたことで、撮影中に画角を変更しやすくなった点も実用的です。
Pocket 3より少し大きく、重くなった
機能が増えた一方で、本体はPocket 3より少し大きく、重くなりました。
Pocket 3 約179g → Pocket 4 約190.5g
差は約11.5gです。
Pocket 4のサイズは144.2×44.4×33.5mm。Pocket 3は139.7×42.2×33.5mmなので、長さと横幅も少し増えています。
ただし、それでも約190gに収まっているため、一般的なミラーレスカメラやジンバルに比べれば圧倒的にコンパクトです。
旅行で毎日持ち歩くことを考えても、この程度の増加であれば大きな負担にはなりにくいと思います。
Pocket 3から買い替える価値はある?
Pocket 4は、Pocket 3の使いやすさを残しながら、画質、バッテリー、操作性、内蔵ストレージなどを幅広く改善したモデルです。
特に魅力を感じたのは、次の点です。
約107GBの内蔵ストレージ
最長240分のバッテリー駆動
最大14ストップのダイナミックレンジ
物理ボタンと5Dジョイスティックの追加
ActiveTrack 7.0とジェスチャー操作
4K/240fpsのスローモーション
強化された音声収録機能
ただし、Pocket 3も1インチセンサーと3軸ジンバルを搭載しており、通常の旅行Vlogを撮影するには今でも十分な性能があります。
私のようにすでにPocket 3を使っていて、現在の画質や撮影時間に不満がない場合、慌てて買い替える必要まではなさそうです。
Pocket 3からPocket 4への進化は、まったく別物になるような変化というより、実際の撮影で感じやすい不便を一つずつ改善した「順当な進化」という印象です。
一方、次のような人には買い替える価値がありそうです。
一日中撮影するためバッテリー持ちを重視したい
microSDカードだけに頼らず撮影したい
明暗差の大きな場面をきれいに残したい
スローモーションを多用したい
一人旅で自撮りや追尾撮影をよく行う
物理ボタンで素早く操作したい
音声にもこだわったVlogを制作したい
初めて買うならPocket 4が有力
これから初めてOsmo Pocketシリーズを購入するのであれば、予算が許す限りPocket 4を選ぶのが自然でしょう。
Pocket 3も完成度の高いカメラですが、Pocket 4は内蔵ストレージや長時間バッテリー、物理ボタンなど、初心者でも便利さを感じやすい部分が改善されています。
旅では撮影そのものに時間をかけるより、電源を入れてすぐに撮り始められることのほうが大切です。
難しい設定をしなくても手ブレの少ない映像を撮影でき、使わないときはバッグに入れて持ち歩ける。こうしたOsmo Pocketシリーズの長所は、Pocket 4でもしっかり受け継がれています。
価格を抑えたいならPocket 3も選択肢
これから初めてOsmo Pocketシリーズを購入する場合、基本的には最新のPocket 4が有力な候補になります。
一方、できるだけ購入費用を抑えたいなら、旧モデルのPocket 3を選ぶのもありです。
Pocket 3にも1インチCMOSセンサーや3軸メカニカルジンバル、4K撮影、被写体追尾など、旅のVlogに必要な機能は十分にそろっています。私も普段の旅行で使っていますが、画質や使いやすさには満足しています。
DJI公式価格では、Pocket 3が63,360円、Pocket 4のスタンダードコンボが79,200円です。内蔵ストレージや長時間バッテリー、物理ボタンなど、Pocket 4で強化された機能を必要としないなら、価格の安いPocket 3も十分に選択肢になるでしょう。
ただし、価格差を許容でき、これから長く使うつもりなら、基本的には最新のPocket 4を選ぶのがよさそうです。
まとめ
Osmo Pocket 4は、Pocket 3の良さを引き継ぎながら、画質、バッテリー、操作性、保存容量を着実に進化させたVlogカメラです。
最大14ストップのダイナミックレンジや4K/240fpsは映像表現を広げる機能ですが、旅で実用的なのは約107GBの内蔵ストレージ、最長240分のバッテリー、物理ボタンの追加かもしれません。
私自身、Pocket 3を旅で使っていて、その小ささと撮影の手軽さにはとても満足しています。
Pocket 4をまだ購入していないため実際の使用感までは判断できませんが、仕様を調べた限りでは、旅のVlog撮影をさらに快適にしてくれそうなモデルだと感じました。
すでにPocket 3を持っている人は、現在感じている不満がPocket 4で解消されるかを考えてから買い替えるのがよさそうです。
一方、これから旅のVlogを始める人にとっては、カメラ選びの有力候補になるでしょう。
製品仕様・価格は2026年7月時点。最新情報はDJI公式のOsmo Pocket 4製品ページで確認してください。
あと、新しく質問箱をはじめました。
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私がDJI Osmo Pocketについて書いた記事はこちらです👇
できるだけ分かりやすく書いたので読んでもらえたら嬉しいです。
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