【#4】NBA観戦のためアメリカへ!〜オクラホマ初上陸〜
※この記事は2025年3月時点の内容です。
「ようやく、ここまで来た。」
日本を出発して36時間。ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港(IAH)で乗り継ぎを待つ私の頭は、心地よい高揚感と、それ以上の猛烈な眠気に包まれていた。目指すはオクラホマシティ。
ヒューストンの空はあいにくの雨。スカイウェイでターミナルを移動しながら外を眺めると、嫌な予感が的中し、離陸は1時間遅れとなった。
航空会社はユナイテッド航空。


ようやく離陸したものの、外は大荒れ。機体が激しく揺れるたび、機内には乗客の悲鳴が小さく響く。そんな緊張感の中、空港で買った「イチゴバナナジュース」の甘さが、不思議と心を落ち着かせてくれた。

離陸から約1時間、無事にウィル・ロジャース・ワールド空港へ着陸。時刻は23時。地方空港らしい静寂が私を迎えてくれる。


店はすべて閉まっていたが、ふと売店のシャッターの隙間に目をやると、そこにはオクラホマシティ・サンダーのグッズが所狭しと並んでいた。
「明日、自分はあの熱狂の中にいるんだ。」
閉まった扉の奥に見えるブルーのロゴに、一気にテンションが跳ね上がる。空腹も眠気も、その瞬間だけはどこかへ吹き飛んでいった。
移動は配車アプリの「Lyft」を選択。深夜23時を回っていたが、手配からわずか10分で配車が完了。アメリカのライドシェア文化の合理性には、毎回驚かされる。
目的地はアプリで入力済みなので会話は不要たが、せっかくの初上陸。思い切ってドライバーに「おすすめのローカルフードは?」と尋ねてみる。
「オクラホマに来たなら、間違いなくステーキだね」
明日のランチは即決した。昼間のNASA観光時のドライバー(なかなかの爆走)とは対照的に、今回の彼女は非常に丁寧な運転で、私たちをホテルへ運んでくれた。
深夜0時、ようやくホテルに到着。ここで少し焦る場面がある。
「クレジットカードを出して。デポジットが必要だ」
事前に支払いは済ませているはずなのに……。拙い英語で「本当に返ってくるんだよね?」と何度も確認してしたが、これはアメリカのホテルでは一般的な**「保証金」**のシステム。後でしっかり返金(またはキャンセル)されるが、初めてだとどうしても身構える。

案内された部屋は、1泊70ドルという価格からは想像もつかないほど広くて清潔。日本のビジネスホテルと同等、あるいはそれ以上のクオリティだった。
独特な香りのボディソープで長旅の汗を流し、ようやくベッドへ。
日本を出発して36時間。ついに、NBA観戦という「夢」の当日を迎える準備が整う。


(次回:オクラホマのグルメを堪能。オクラホマのあれこれを紹介します)
