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有事、公務員の覚悟

こんにちは、たくのすです。

リーマンショック、東日本大震災、コロナ…

こういった時、基本的に公務員人気は高まります。

民間が採用活動を抑えるし、やはり不安感からか皆安定を求めるからです。

では、その時の役所の現場はどうなっているか知ってますか?

特にアフターコロナで役所に入った方は、役所は有事に『どのようなところなのか』知っておいたほうがいいかもしれません。


有事、仕事はどうなる?

前も書きましたが、公務員の人権はなくなります。

言い過ぎか?

感染リスクありでコロナ患者を送迎したり。

土砂崩れの現場で何時間も交通誘導したり。

本当に死ぬ可能性もあったので、言い過ぎではないと思っています。

さて、たくのすがコロナの時、どのような働き方をしていたか。

当時は財政課でしたが、朝3時〜4時まで仕事して、一旦帰って、また8時に戻るみたいな感じでした。

土日もでていました。

寝不足で毎日フラフラし、ふらついて壁に顔をぶつけて歯が欠けたこともあります。

部署的に仕方ない部分もありましたが、それでもやはり異常でした。

当時、財政課はおそらくトップクラスに業務量があったかと思いますが、産業系や教育系、そしてやはり福祉系、ありとあらゆる部署が忙殺されていました。

なにせ、公務員が大好きな前例がない。

国は次から次へと通知を乱発し、次から次へと懸案事項が持ち込まれ、全て論理的に一定の結論をつけなくてはならない。

ミスすれば怒鳴られ、翌朝までに修正しなくてはならない。

と思っていたら、また違う案件がでてくる。

と思ったら修正すべき案件の前提が変わったと連絡がはいる。

そんな状況です。

上司、先輩、後輩全員余裕がなく、執務室は地獄のような空気になります。

他課の人たちも攻撃心むき出しです。

彼らも余裕がありません。

国、市町村からものすごい苦情を受けてます。

当然、住民からも。

「今」、公務員確保のため、どんどんアメを与えていますね。

「いい職場だよ、ワークライフバランスだよ、制度もたくさんあるよ、有給も自由にとれるよ、残業も少ないよ、給与も上げるよ」と。

入ってみたらあまりにぬるい環境で、つまらないと思う方もいたでしょう。

一方で、業務量は増えていますし、わけのわからないDX推進など、大変なこともありますね。

当然それは分かっています。

ただ、まあ総括すると、「今」は若手にとっては、イージーモードなのかなとは思います(あくまで総括です、辛い人もたくさんいるのは分かっています)。

上司は怒れない、先輩も怒れない、業務負荷もかけれない。

セクハラ、パワハラ、カスハラ…ありとあらゆる形で、若手を守ろうと必死です。

辞められたら困るからです。

一昔前なら怒鳴り飛ばされていた(殴られていた)ことも、今はそうはいきません。

もしかしたら、本来の水準まで達していないのに何も言ってもらえず、自分は仕事ができると思っている方もいるかもしれません。

そんな環境だと思います。

何か起こったら

ですが、何かあった時、そこはやはり公務員です。

おそらくですが、国から上司からなにから、簡単に手のひらを返します。

甘やかしモードが一瞬で鬼畜モードになります。

死と隣り合わせの現場に行かされ、身の危険を感じることもあるかもしれません。

住民に怒鳴られ、殴られるかもしれません。

ないとは思いますが、絶対ないとは言えません。

コロナで収入を奪われているのに、税金で生きている公務員。

震災で家を失っているのに、なにも対応をしてくれない公務員。

有事、公務員には、あらゆる負の感情が押し寄せてきます。

内部でも然り。

パワハラとか言ってる状況ではありません。

上司も命がけです。

これまでのやり方で通っていたものも、突き返されるかもしれませんし、怒鳴られるかもしれません。

そして、休みたいと思ったとしても、こういった有事の際は基本的に逃げられない。

正確には、逃げにくい。

通常とは違う、みんながぎりぎりでいる中で、公務員が一番働かないといけないとき。

この状況で休んだらと考えると、罪悪感がものすごいことになります。

復帰できるのか、と。

もちろんドクターストップになる方もいましたが、命を削っているような人たちばかりでした。

たくのすも当時を振り返ると、よく生きてたなと思います。

何が言いたいかと言うと、何か起こった時、その時に真価が問われるということ。

そして、可能ならば今のうちから、準備しておくといいということ。

上司は何も言ってこないかもしれませんが、本当に自分の起案に問題はないか?

レクをしたら課長から優しく何か言われたが、その真意はなにか?

振り返るといいかもしれません。

やりがいはMAX

さて、いつもの公務員批判か…と思うかもしれませんが、今回は違います。

というのも、有事は、ものすごくやりがいがあります。

まさに、有事こそが公務員の仕事の本質であるからです。

公僕が公僕たる所以。

今やらなくていつやるの?です。

それが予算編成でも、住民対応でも。

難しい問題を片付ければ片付けるほど、日本がいい方向に向かう…気がする。

通常業務ではあまり感じないことです。

災害対応などは、直接住民から感謝される機会もあります(その数倍怒られますが)。

こういった時こそ、『公』の仕事は、何にも替えがたいものだと思います。


…考えたくはありませんが、もし、次に何か起こった時、そのときは現在の公務員の組織弱体化の状況からみて、相当に悲惨な状況だと思います。

ですが、そんなときこそ、公務員としての覚悟をもって、自分が地域を救うくらいの気概で、頑張ってください。

そのために、日頃からちょっと厳しく自分見つめてみましょう。

では、ごきげんよう。

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