【第6話】内職から事業者になる!noteで目標を宣言したら起きた思いがけない変化
【前回までのあらすじ】
クラウドワークスで10万円稼げるようになって、即開業届を出した私。積極的活動して、Xやコミュニティのつながりから仕事がもらえるようになった。1月に開業届を出し、その年の12月にはクラウドワークス10万円に加え、直案件で20万円と収入が3倍に。しかし、奥歯の詰め物が取れて、働き方の改革が必要だと気づいたのだった。
奥歯の詰め物が外れたあの日から、私の頭の中には常に危機感があった。
月収30万円という数字は、20年間専業主婦だった私にとって、確かに大きな自信をくれるもの。
しかし、健康と引き換えにお金を得るのであれば本末転倒だ。
キーボードを叩く手を止めれば収入が途絶えるという現実は、私に重くのしかかっていた。
いくら単価が上がっても、結局は誰かの指示通りに動く「労働の切り売り」でしかない。
文字通り歯を食いしばって作業を続けるだけの働き方では、いつか心身ともにすり減ってしまう。
そのためには、ただ依頼された記事を納品する「作業者」から抜け出し、自分自身でビジネスをコントロールする「事業家」へとシフトしなければならない。
そう強く感じたものの、具体的に何から始めればいいのか、すぐには答えが出なかった。
これまでのやり方を変えるためには、勇気が必要だ。
そんな時、私の背中を押してくれたのは、長年続けてきた「ある習慣」だった。
10年続けてきた「宣言」の力
実は私には、もう10年近く続けている習慣がある。
それは、長く通っているヨガ教室。
その教室では、年初のレッスンで、先生や生徒さんたちの前で「今年の目標」を声に出して宣言するのだ。
「今年は〇〇に挑戦します」
「こういう自分になります」
あえて他人の前で口にする。
最初のころは「ダイエットをがんばります」「筋肉をつけたい」など無難なものばかりだった。
しかし、ライターを始めるか始めないかの時期に初めて「今挑戦していることがあってやりきりたい」と口にした。(その時はライター検定講座を申し込んだ時)
すると不思議なことに、一年後には本当にその目標に近づいていたのだ。
「そうだ、あの宣言をWebの世界でもやってみよう」
私は、ポートフォリオとして使っていたnoteの画面を開いた。
これまでのように過去の実績を並べるだけでなく、自分がこれから「どうなりたいのか」を、年初の記事として公開することにしたのだ。
なりたい自分をnoteに書く
新年、最初のnote。
私は、noteの白い画面に向かい、今年の目標を打ち込んだ。
最初の目標は「自分の商品を作る」だ。
Xでも宣言した。
あけましておめでとうございます🎍今年も🐹と共によろしくお願いします!
— 山口なつめ@note運用代行 (@witch80906708) December 31, 2022
今年の目標は
・自分の商品を作る
・人と会う
・健康
この3つにします☺️
多方向に活躍できるライターになりたい✨
今年も仲良くしてくださいね〜✨ pic.twitter.com/Id6JLMplPe
「ただ記事を書く代行者」ではなく、自分自身の商品もしくはサービスを売る。
いずれは、クライアントのビジネスそのものを一緒に考え、提案できるパートナーになりたいところだが、それは次のnote書く。
この時は、まだ実績も伴っていない、いわば「見切り発車」の宣言だった。
去年は「1円でも多く稼ぐ」的な考えでいたけど、今年は自分のコンテンツを作りたいなーと漠然と考えています🥺
— 山口なつめ@note運用代行 (@witch80906708) January 11, 2023
内心、「こんな大風呂敷を広げて、誰かに笑われたらどうしよう」「今のクライアントさんが離れていってしまったらどうしよう」という不安もなかったわけではない。
しかし、公開ボタンを押した瞬間、不思議と心はスッキリしていた。
言葉にして世の中に放ったことで、もう後戻りはできないという覚悟が決まったのかもしれない。
自分の進むべき方向を言語化したことで、それまで漠然と抱えていた「モヤモヤ」が、明確な「道標」へと変わった瞬間だった。
宣言が引き寄せた思いがけない出会いと変化
その結果は…。
私は、その年の12月にKindleを出版した。
宣言通り自分の商品を一つ作ったのだ。
そこで、次の年もnoteで宣言をした。
だって、noteで目標を宣言してから、驚くべき変化が起こったのだから。
次の目標は「セミナー講師になる」
(正確には違うのだけど「自分の中では講師になる」を意識していた)
すると自分の行動が変わったのだ。
具体的には、ある女性向けメディアで先輩ライターがセミナー講師をした際、積極的に発言して、編集者募集に手をあげ、運営と仲良くなり「私もセミナーをやらせてください」と自分から行動を起こした。
ぼんやり待っていたのではない。自分方取りに行ったといってもいい。
結果、とんとん拍子にセミナーを開催させていただくことになった。
先輩ライターはWebライターのなり方について講演していたが、私は何について語ろう?
実は、やることが先で、何についてセミナーするかは考えていなかった。
先輩と同じではつまらない。
そうだ!私は、noteについてセミナーしてみよう。
その選択が、のちのち私を「noteの人」にしたのだった。
note運用チャレンジ部の誕生
セミナー開催は決まった。しかし、ここで問題に気づく。
セミナーを受講していただいても、私には売れるようなバックエンド商品がないのだ。
そもそも何のためにセミナーを開催するのか。
・認知拡大
・集客
・商品販売
認知拡大であれば、特に問題ない。
しかし、私のもう一つの目標「自分の商品を作る」そして「売る」。
商品を売るためにセミナーをやるのであって、セミナー講師は手段でしかない。つまり、先生になりたいのではなく、ビジネスがやりたいのだ。
私のバックエンド商品は…
そうだ!
noteのメンバーシップ機能を使ってコミュニティを作ろう!
note運用チャレンジ部が誕生した瞬間だった。
☕ ☕ ☕
2026年3月で2周年を迎えたnote運用チャレンジ部は、最初はひっそりと4名のメンバーからスタートした。
その経緯とノウハウはこちらの有料マガジンにまとめている。
これが私のライターから一歩踏み出してビジネスに目覚める転換点だったと思う。
この記事は「note創作大賞」に応募するための私のノンフィクションビジネスエッセイです。
専業主婦15年以上から、内職を経て、個人事業主になり、夫に言われた年収をクリアするまでの地方在住引きこもりおばちゃんの成長物語です。
成り行きでコミュニティを作り、セミナー講師デビューを果たした私。
しかし、それだけでは簡単に収入は上がりません。
「自分の商品作り」の修行は、まだまだ続きます。
──次回予告『【第7話】「身近な人に声をかけなさい」先輩の一言で動き出した、私の提案型ビジネスへの第一歩』へ続く。
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