成長の命令
本サイトで翻訳してまいりました、チャールズ・アイゼンスタイン著『気候:新たなる物語』が、野草社/新泉社から2025年12月10日に発売されることとなりました。各書店サイトより注文を承っております。
何人もの編集者の手を経て、いっそう読みやすく一貫性の向上した本になりました。表紙は、来るべき世界を予感させる美しく清々しいものとなりました。翻訳着手から5年の歳月を要してしまいましたが、チャールズ・アイゼンスタインの素晴らしい文章が、より多くの皆さまの手に届くことを願っております。
(「開発」の)イデオロギーが説くのは、お金と幸福は同じで、西洋のモデルに沿った発展は良いもので(あるいは必然的なもので)、ハイテクの生活は自然に近い生活より優れているということです。これらの前提に論理的な主張で反論するのは難しいのです。ふつう、それを捨て去るには、あまり開発されていない文化の中で時を過ごすことが必要で、そこで生きることの喜びと深さを経験し、近代化するとその美しさが損なわれるのを見ることが必要なのです。
(原文リンク)https://charleseisenstein.org/books/climate-a-new-story/eng/the-growth-imperative/
著者:チャールズ・アイゼンスタイン
翻訳:酒井泰幸
