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去年の流行語大賞って覚えていますか?

こんにちは。

今年も流行語大賞が発表されましたね。年間大賞は「ふてほど」。昭和大好きな僕はドラマも楽しく観ていました。

さて昨年2023年の流行語大賞は?覚えていますか。


「アレ(A.R.E)」ですよ。関西人の僕は阪神タイガースが身近なチームなので覚えていましたが、忘れていた方も多かったのでは。

今年の「ふてほど」も来年の今頃は忘れていそう。

視聴・選択するメディアも多様化し、本当に全世代がドンピシャで流行語だと言えることばの出現は難しいのかなと思います。

「ふてほど」はテレビ媒体でしたが、2023・2024年にノミネートされたことばを見ると、「闇バイト・界隈・猫ミーム」などなどSNS関連のことばも多いですね。

昭和の時代は、全世代の人々がテレビメディア中心で、CMなどから一気に流行語になることもありました。大人も子どもも同じ流行語を使うことも珍しくなかったと思います。

というわけで今回は、中学入試問題頻出作家さんの作品から見つけた「決まり文句に関することば」で小学生が「何それ?」って思うものを紹介しますね。

まずは早稲田中にも出題歴のある「半パン・デイズ(重松清)」より

石油ストーブはなるべく使わないように。校長先生が最後に「じっとがまんの子であった」とボンカレーのCMのせりふを笑福亭仁鶴の物まねで言うと、一年生や二年生は囃したてるように笑った。

出典「半パン・デイズ」重松清(講談社文庫)

「じっとがまんの子であった」です。文中にある通り、大塚食品「ボンカレー」のCMで、笑福亭仁鶴さんが「子連れ狼」の姿で「3分間待つのだぞ」というセリフと滝口順平さんによるナレーション「じっと我慢の子であった」が流行ったそうです。1973年の流行語で、文中の「石油ストーブはなるべく使わないように」は第1次オイルショックが関係しています。

「3分間待つ」と言えば、「ウルトラマンが食べられない食べ物は?」というなぞなぞを思い出しました。答えは「カップヌードル」で、お湯を入れて3分待つ食べ物なので、地球上で3分間しか戦えないウルトラマンには食べられないと。当時の幼年誌や学年誌で見たと思います。懐かしい……。

続きまして、東大寺学園中甲陽学院中にも出題歴のある「世界地図の下書き(朝井リョウ)」より

「いつどこで誰がそんなこと言ったよ。何時何分何秒地球が何回まわったとき」

出典「世界地図の下書き」朝井リョウ(集英社文庫)

「何時何分何秒地球が何回まわったとき」です。子どもが友達と言い争うときの煽り文句の定番。永遠のフレーズです。今も近所の小学生が使っているのを聞いてことがあるので、このことばに関しては令和の小学生も「何それ?」ってならないかも。小学生のお子様がいらっしゃる方は、ぜひ通じるかどうかお子様に聞いてみてください。

僕は息子にこの言葉を使ったことがないのに、息子は知っていました。いったいどうやって昭和から令和に引き継がれているんでしょうね(笑)

それではその他【小学生が「何それ?」って思うことば】第66回「決まり文句に関することば」を紹介させてください。

カラスの勝手でしょ

1980年初頭にザ・ドリフターズの志村けんがテレビ番組「8時だョ!全員集合」の中で「カラスなぜ鳴くの カラスの勝手でしょ~」という童謡「七つの子」の替え歌を歌ったことから流行したことば。自分のことをかまわれたくない子どもが大人に対して使う。

相手の言うことに対して、ばっさりと会話を断ち切ることばとしては、1981年金鳥カイロ「どんと」のCMでザ・ぼんちのおさむさんのセリフ「今日耳日曜」もありました。

親の「勉強しなさい」に対して子どもの「今日耳日曜」って感じで使います。


嘘つきは泥棒のはじまり

平気でうそをつくようになると、盗みも平気でするようになるという意味。転じて、噓をつくのはよくないということ。噓をたしなめたり、戒めたりするときに用いることば。

僕は「嘘ついたら閻魔様に舌ぬかれるで!」と言われる方が怖かったです。


お邪魔虫

場の雰囲気を壊す人。また、その場にそぐわず、邪魔をしているように見える人。「虫」はこの場合「泣き虫」などのようにある性質を持った人という意味で用いる表現。

ちょっと以前の「KY」っていうことばがあてはまるのかな。


末は博士か大臣か

子どもに対して、「将来は博士か大臣のような立派な人になってほしい。」という期待を込めてかけることば。



今回「8時だョ!全員集合」について書きましたが、少年時代(昭和)の流行語といえば、本当にテレビや漫画が発信源だったんだなと再認識しました。

特に週刊ジャンプ。「おはこんばんちわ」「お前はもう死んでいる」などなど。小学生の息子はあんまりそんなこと言わないのは何が違うんだろ。

唯一、保育園の頃「ダメよダメダメ~」ってちょこっと使ったくらい(笑)





最後まで読んでいただきありがとうございました。

子どもたちの読書量が豊かになり、家族の会話が増えますように。

次回は「迷信に関することば」を書こうと思います。「コーラで骨が溶ける」「橋の下で拾われた」などなど…。

よろしければ前回の記事です。「生活道具に関することば」をどうぞ!


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