こんなことしてました!スマホも100均もドラッグストアもない時代。
「小学生が使い方がわからない道具第1位」のダイヤル式の電話が家庭にあった頃の話です。
コンビニ、100均、ドラッグストア。
家の周りを思い浮かべてください。
ほとんどの方が、ちょっと歩けば行けるくらいのところにありますよね。
コンビニの各社が24時間営業に切り替わったのが1980年代前半。
今や全国にある100円ショップダイソーの展開開始が1987年。
マツモトキヨシ上野アメ横店が、現在のドラッグストアのスタイルとしてオープンしたのも1987年。
1990年前後から現在とあまり変わらない消費生活スタイルになっているようです。
「それじゃ今から35年前まではどうしてたの?」って思いませんか。もちろん「いや、ちゃんと暮らせてたよ。あの頃が懐かしいなあ」って思う方もいらっしゃるはず。
僕も少年時代、閉店時間が迫る近所のローソンににダッシュしたことがあります。(そもそもコンビニは夜の11時までが営業時間でしたね。それでも遅くまで開いてるなぁと思っていました)
というわけで、今回は中学入試頻出作家さんの作品に出てくる「あの頃」の行動を紹介しますね。もちろん今の小学生は知らない世界です。ぜひ親子で会話のネタに!
まずは「そこに僕はいた(辻仁成)」より
104で彼女の実家の病院の番号を調べたのだ。すると、その病院はまだあった。
続いて「未来の手紙(椰月美智子)」より
わたしは真っ青になってウロウロして、電話帳で病院を探したけど、世の中には病院があふれていた。
電話の3桁番号サービスと電話帳です。
現在、紙媒体の電話帳には「タウンページ」と「ハローページ」があります。NTT発表によると、1983年から発行している個人宅の電話番号が掲載された「ハローページ」を2023年2月までに終了するとのことです。携帯電話の普及による固定電話の縮小と個人情報保護の意識の高まりが要因のようです。
紙媒体の「タウンページ」および104のサービスは存続するそうですが、みなさんはさまざまな3桁番号サービスをご存じでしょうか。
小学生にとっても110と119は大丈夫でしょう!でも時報と天気予報はなじみがないのでは。スマホで事足りますもんね。僕は子供の頃、117で時報を聞きながら家の時計の時刻を合わせていたものです。
以下NTTさんのHPです。いろいろありますね。
それでは、その他【小学生が「何それ?」って思うことば】第23回「昭和の行動に関することば」を紹介させてください。
ご飯つぶで貼りつける
それもノリなんてないから、ご飯つぶで張ったりするから、重すぎちゃってさ。飛ばしても、すぐボトっと落っこっちゃうんだよな。
僕の母もよくご飯粒を「のり」の代わりとして使っていました。あんまり練らないで使うのでボコボコな感じになっていたのを覚えています。
チラシの裏に絵を描く
いつしか淋しさを紛らすためにチラシの裏に絵を描いて過ごすようになった。
昔は「チラシの裏にでも書いておけ」って言われて、メモや落書きをしていましたが、どうやら今は通じない事情があるようです。
公益財団法人新聞通信調査会が2020年に行った「第13回メディアに関する全国調査」によると、新聞購読率が61.3%だそうです。かつ小学生のパパママ世代の30代では約30%、40代では約43%であると。
仮に新聞を購読していたとしても、裏が白い片面印刷の折込チラシは稀です。チラシの裏に落書きができる可能性はかなり低いですね。
定期入れを改札で駅員に見せる
磁気タイプの定期券よりもICカードが主流になりました。1991年プリペイド乗車カードのイオカード実施、2001年からSuica導入。そしてPASMOやICOCAも。
僕は高校に入学したときに初めて定期券を買いました。当時は、数えきれないほどのたくさんの人の定期券やら切符やらを判別してる駅員さんを「すごいな!」と思っていました。
改札機を通さないで見せるだけなので、「キセル」が横行していた時代でもありましたが……。
水アメをぐるぐるして白くする
そいでヌキってのをやってみたくてしょうがなくてさ。一回もやったことないんだよ、ヌキっていうの。水アメをこうぐるぐるやって、まっ白にするのあんじゃん。あれもやってみたくてしょうがなかったね。
ビートたけしさんが、紙芝居の思い出を語る部分です。「ヌキ」は「カタヌキ」のことです。水アメはそのままだと柔らかくて下に垂れて落ちるので、水アメに空気を含ませ口当たりをなめらかにするために割りばしでぐるぐるするそうです。

今の時代、100均等で自由帳やコピー用紙などがすぐに安価で買えます。小学生だった頃の僕ならめちゃくちゃ喜ぶでしょうね。もちろん当時も文房具屋に行けば売っているものですが、なかなか買ってもらえませんでした。
当時、小学校のお手紙でもらえる給食の月間献立表の紙(裏が白)が特別に好きだったことを覚えています。今思うと普通のコピー用紙みたいな感じなんですが、裏が白くてもつるつるのものが多くてイマイチな折込チラシと比べると、上質なんですね。
「この紙がたくさんあればいいのになぁ……」って。
もし共感してくださる方がいればうれしい限りです。(チラシの裏以外の項目も含めまして)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
子供たちの読書量が豊かになり、家族の会話が増えますように。
次回は「性格に関することば」を書こうと思います。「あかんたれ」「きっぷがいい」などなど…。
よろしければ前回の記事です。「食べ物に関することば」をどうぞ!
