伸びきったうどんが、いちばんのごちそうだった〜まいさんが教えてくれた「不便な時間」の正体
こんにちは。たかっちです。
「早く楽になりたい」
子育て中、そう思ったことはありませんか?
でも、その願いが叶ったとき、なぜか少しだけ寂しくなるんです。
フーフーしていた頃は、いつの間にか終わっていた
わが家の娘は、今年から小学1年生になりました。
外食に行けば、自分で「これがいい」と選んで、自分で食べます。
思えば、フーフーして冷まして、小さく切って口に運んで。
そんな時間は、だいぶ前に卒業していたんですよね。
もちろん今も子育ての真っ最中です。
でも、関わり方はずいぶん変わりました。
そして不思議なもので、あんなに大変だったはずのあの頃を、ふと懐かしく思い出すことがあるんです。
今回の記事は、その気持ちの正体をそっと教えてくれました。
心を揺さぶる今回のピックアップ記事
マガジンメンバーのまいさんが書かれた「1人前の丸亀うどんを娘と分け合っていたあの頃。フーフーして食べさせた思い出の話」は、フードコートでの、なんてことない日常を描いた記事でした。
まいさんは、8歳の娘さんのママ。
ベビーシッターへの復帰を目指しながら、日々を綴っている方です。
記事は、成長した娘さんの姿から始まります。
8歳になった娘は、(中略)「わたし、これにする!」と自分のお気に入りのメニューを迷わずチョイス。
自分で選んで、自分のペースで食べる。
その姿を見ながら、まいさんは数年前を思い出します。
「自分が何を食べたいか」がなかった日々
2歳の娘さんとフードコートに行っていた頃。
メニュー選びに、自分の希望は入る余地がなかったそうです。
かけうどんの大盛り、野菜も摂れるちゃんぽん、辛くない優しい醤油ラーメン。
小皿に取り分けて、フーフーと何度も冷まして、小さく切って。
目の前にある私のうどんはすっかり伸びて、ぬるくなっていました。
しかも、「もっと食べたい」と言われるかもしれないから、自分のお腹はいっぱいにしない。
この描写、経験のある人なら胸が締めつけられるはずです。
熱々メニューが、まぶしかった
まいさんが当時、うらやましそうに眺めていたものたち。
ジュージュー音を立てるペッパーランチ。
真っ赤な辛いラーメン。
出来立てのカツ丼。
アイスだって、本当はカップじゃなくてサクサクのコーンで食べたかった。
「いいなぁ、熱々のものを熱いうちに食べられるって、それだけで贅沢だなぁ」
そうやって、冷めたうどんをすすっていた日々。
「早く楽になりたい」
そう願うのは、当たり前ですよね。
叶ったのに、寂しくなった理由
そして数年後。娘さんは自分で1人前を頼めるようになりました。
まいさんも、熱いものを熱いうちに、ゆっくり味わえるようになった。
願いは叶ったんです。
なのに
あの丸亀のかけうどんを小さなお椀に分けて「ふーふー」と冷ましていたあの頃が、猛烈に愛おしく感じられて、胸の奥がキュンと寂しくなったのです。
なぜ、叶ったのに寂しいのか。
心理学では、人は「手間をかけたものほど、愛着が強くなる」と言われています。
面倒だったこと、時間がかかったこと、思いどおりにいかなかったこと。
そういう“不便さ”こそが、実は記憶を宝物に変えているんですね。
伸びたうどんは、まいさんが娘さんに注いだ愛情の、そのままの形だったのかもしれません。
おすすめしたい理由
この記事をおすすめする理由は3つあります。
1. 今まさに大変な人の心が、ふっと軽くなるから
「この時間には意味がある」と思わせてくれます。
2. 描写がリアルで、情景が浮かぶから
フードコートの匂いまで伝わってくるようです。
3. 何気ない日常の尊さに気づけるから
今日のごはんの時間が、少し違って見えます。
最後に
不便だったけれど、二度と戻らないかけがえのない宝物だったんだなぁと。
まいさんのこの言葉が、深く心に残りました。
大変な時間の真っ最中って、それが宝物だなんて思えないんですよね。
でも、あとから振り返ると、あの不便さこそが愛おしい。
だから私も、今の娘との時間を――いつか懐かしくなるであろう今日を、少し大事に味わおうと思いました。
もしあなたが今、自分のごはんが冷めてしまう日々の中にいるなら。
あるいは、その時期をもう過ぎてしまったなら。
ぜひまいさんの記事を読んでみてください。
きっと、目の前の時間がちょっと違って見えてきます。
まいさんのnoteはこちら
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