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25周年記念!真アギト展の前に映画「PROJECT G4」について振り返る

前回書かせていただきましたこちらの記事。

自分の大好きな作品「仮面ライダーアギト」が25周年を迎え、かつ超クウガ展に続く「真アギト展」の開催記念を祝して自発的に記事を書かせていただきました。
ちなみに投稿したこちらの記事は、仮面ライダーアギトの主人公・津上翔一を演じられた賀集俊樹さんの誕生日に公開させていただきました。(ちゃっかりと(笑)

今回はその2回目として、2001年9月22日より東映系で公開された「劇場版仮面ライダーアギト PROJECT G4」について振り返ってみようと思います。
今回も自分の好きを詰めたような投稿になりますので、暇な方や気になる方のみ読んでもらえたらなと思います。

大人になってからG4を見るとこのシブさがカッコよく見える

物語のあらすじ

自衛隊員が警備する超能力開発研究所をアンノウンの群体が突如襲撃。加原紗綾香と本木レイの二人だけを残して研究所は壊滅してしまう。紗綾香とレイはストリートチルドレンとなり懸命に生きていた。

その数か月後、警視庁G3ユニットに陸上自衛隊一等陸尉の深海理沙が研修生として配属される。彼女は小沢澄子が装着者を100パーセント死に至らしめる危険性から封印していた禁断の対アンノウン装備G4システムに関する極秘ファイルを入手し、さらにはG4システムと超能力者をリンクさせた究極の回避能力を得ようとするべく、次々と超能力者を“保護”しようとしていたのだ。

そして、暴走した深海の魔の手は、紗綾香を保護していた真魚へと及んだ。折しも、レイと街で知り合った葦原涼から深海理沙の居場所を聞いた津上翔一と氷川誠は、自衛隊のG4システム研究施設へ潜入する。(Wikipedia抜粋)

なんと今作の主役はアギトではなく、G3-Xです

今作の特徴

今作は仮面ライダー作品30周年を記念して作られ、TVシリーズと同時並行しながら撮影が行われていたみたいで、出演されてた俳優さんたちも「どっちを撮ってるのかわからなくなるくらい忙しかった記憶がある」と言われるくらいハードスケジュールだったみたいです。

この映画もかなり豪華に作られており、友情出演でうじきつよしさん(吉川晃司のギタリストとしてツアーでも活躍されていたアーティスト)、中村俊介さん(プロサッカー選手の方ではなく俳優の方です)、そして仮面ライダー界ではレジェンドの藤岡弘、さんもご出演されていました。

そしてなんといってもこの映画の一番の目玉は、劇場タイトルにもある通り仮面ライダーG4が登場します。
青い眼に黒いボディ、アギトやG3-Xやギルスとはまた違った不気味さといい、静けさながらどこか闇すら感じるようなスーツは当時幼少期ながら不安すら抱いた覚えがあります。

ファンの間でも数多くの名言を残した作品でもあり、アギトが好きな方はもちろん仮面ライダーファンたちの心にも多く残ったことでしょう。
これから順にご紹介していきます。

登場人物(劇場版のみ)

水城史郎・仮面ライダーG4(役・唐渡亮)

自衛隊員で、階級は三等陸尉。
研究所にて突如現れたアンノウン対抗するが、全く歯が立たず重傷を負ってしまう。
力の無さを痛感したことで、死を背負って戦うという思想にかられることになる。
自らの命を奪うとされている禁断のシステム「G4」のスーツの装着員としてアンノウンと闘いながらも、氷川誠の前に立ちはだかる。

深見理沙(役・小沢真珠)

陸上自衛隊八王子駐屯地所属、一等陸尉。水城の上司にあたる。
超能力者育成のための研究所がアンノウンに襲われたことにより、力の強化が急を要すると実感していた。
警視庁未確認生命体対策班の研修生としてG3ユニットに所属するが、小沢澄子が秘蔵していたG4システムの設計図を盗み出し、姿をくらます。
数か月後、再度アンノウンの襲撃時に完成されたG4と共にG3ユニットの前に姿を現す。

加原紗綾香(役・木村茜)

予知能力を持つ少女。
交通事故によって両親が他界し、研究所にて保護される。
超能力者だが、その力を積極的に使おうとはしなかった。
趣味はピアノを弾くこと。

本木レイ(役・大高力也)

念動力を持つ少年。
孤児で研究所で保護されていたが、アンノウンに襲撃された時は加原紗綾香と共に脱出した。
その後紗綾香とはぐれてしまうが、葦原涼と出会い、友達の仇を打ってほしいと懇願する。

警視総監(役・藤岡弘、)

正義感にあふれ、G3ユニットが多少の無茶をやってのけても彼らの振る舞いにも目をつむり、激励を送った器の大きい人物。
氷川はもちろんだが、初対面である翔一にも、期待の言葉をかけた。

劇場公開版とディレクターズカット版との違い


現在サブスクにて配信されている多くが劇場公開版だと思いますが、2026年1月3日にディレクターズカット版が地上波で初公開された際に様々な違いを見つけましたのでこちらで共有させていただきます。

まずは翔一くんが栽培している野菜に記録を書くシーン。
ピアノを始めた真魚ちゃんに感化され一緒に始めるも、上手く連携が取れず揉め合いますが翔一くんは「野菜に音を聴かせると大きく育つんじゃないかな?」と考えピアノに手を出したのだそう。

続いてはテレビ本編でも多かった焼肉のシーン。



なんと劇場公開版ではこのシーンが丸々カットされ、尾室さんと深見理沙が一緒に飲んでいるシーンのみになっていました。
ここではアギト節が光る日常会話でかなり面白かった場面だけに無くなるのが本当にもったいないです。

ここは少しわかりづらかったのですが、深見理沙がG3ユニットから姿をくらませたのが発覚したシーン。
尾室さんが泥酔してGトレーラーで目を覚ましたところですね。


次にギルスが陸上自衛隊八王子駐屯地に乗り込むシーン。
ギルスレイダーに乗って一気に坂を上っていく姿が観られます。
今作はギルスの活躍も多くて非常に嬉しかったです。

こちらもギルス。
エクシードギルスになってアントロード フォルミカ・エクエスを撃破したのちレイが駆け付け、涼が「近づくなっ!」と言い放った後、雄たけびをあげ倒れるシーン。
力をすべて使い果たして戦ったことがよくわかるシーンです。

お次はアギト。
シャイニングフォームとなりクィーンアントロード フォルミカ・レギアを撃破後、大量のアントロードに囲まれてしまった真魚ちゃんと紗綾香を助けるためシャイニングカリバーで一掃するシーン。
本当にかっこよくてカットされたのがもったいなすぎました。

最後に真魚ちゃんが頭の中で湧き出たイメージが映し出されたシーン。
最終回に最後の敵として立ちはだかる謎の青年・オーバーロードと対峙する翔一くんと、それを見つめる沢木哲也の姿が見られます。

名言たち


今作では仮面ライダーアギトのファンはもちろん、仮面ライダーファンの心にも響いた名言たちを紹介します。

翔一「生きるってことは、美味しいってことじゃないですか。」

陸上自衛隊八王子駐屯地の前で車を停めて、小沢さんの帰りを待つ翔一くんと氷川さんの車内での会話のシーン。

氷川さん「あなたは、死について考えたことはありますか?」
翔一くん「あります。」
氷川さん「どんなふうに?」
翔一くん「考えたけど、やっぱりやめました。」
氷川さん「なぜです?」
翔一くん「死んだことないからわかんないじゃないですか。」
氷川さん「それは、そうですが…」

氷川さん「例えば、僕の知り合いに、死を背負って強く生きようとする人がいます。」
翔一くん「なんか嘘くさいですけど。」
氷川さん「嘘くさい…?」
翔一くん「生きるってことは、美味しいってことじゃないですか。
氷川さん「美味しい…?」
翔一くん「はい。キャベツを食べても、大根を食べても、もしかしたら何も食べなくても美味しいんですよ。死んだりしたら不味くなります。

このセリフ、幼少期ながら強く刺さった覚えがあります。
翔一くん自身が手塩にかけて愛を持って野菜を育てているからこそ出てくるセリフだと思うんです。
料理を研究していたのが自分の進路のためではなく、食を通じて生きることを価値観として持ってるところが翔一くんの素敵なところだなと感じています。

誠「僕は生きるために戦う。生きることを!…素晴らしいと思いたい!」

氷川さん「たしかに僕は甘いかもしれない。僕の知り合いに、人生は無条件で素晴らしいという人がいます。僕は彼のようにはなれないし、あなたのようにもなれない。中途半端です…でも!これだけは言えます。」

僕は生きるために戦う。生きることを!…素晴らしいと思いたい!

強い正義感を持ち、警察官という職務に就きながら自分自身の価値観を持ち合わせていなかった氷川さん。
死を急ごうとする水城の姿を見て、強く生きることに意味を見出そうとするこのシーン。
ここから氷川誠という人物がより等身大に、そして根強く人気を博すきっかけになった貴重なシーンだと思います。

誠「もういい…もういいだろぉぉっ!!!」

はい。仮面ライダーの歴史に最も残ったであろう伝説のアドリブシーンです。
もともとこのシーンはセリフがなく、起き上がったG4に対して弾丸を打ち込むのですが、氷川役の要潤さんは監督に「このセリフを入れていいですか?」と申しテストを行い、そのまま本番に臨んだそう。
後日、井上敏樹先生には許可を得ないまま勝手にセリフを入れたことを後悔したと要さんは話されていました。

こちらの動画で確認できます。

新たな挑戦に挑んだ仮面ライダー30周年記念にふさわしく素晴らしい映画

仮面ライダーアギトはもともと次の作品がやるのかわからない中で制作陣が本気を出して面白い作品を作ろうとしたと言葉がありますが、この劇場作品もその意欲がたっぷりと詰め込まれた傑作となっております。
テレビシリーズとは違う視点で人物たちの描写をアプローチし、子供たちにも飽きさせない工夫(バーニングフォーム、シャイニングフォーム、エクシードギルスが今作で初登場)がなされ、かなり挑戦的な制作だったと思います。

本編を見通した方はもちろん、なんとなく見てみたいかもという方にもおすすめします。
ぜひ、仮面ライダーアギトの世界をご堪能あれ。

そして2026年4月。

祝・アギト新作映画公開決定!!

いやぁアツい!!アツすぎる!!!
2026年の今年は真アギト展開催、真骨頂製法アギト25th発売とかなりイベントが盛りだくさんで本当に嬉しいことばかりです!

出演も氷川さんをはじめ、翔一くん、G3ユニット、北条さん、真魚ちゃん、三杉家、木野さん、…えっ?木野さん!?
テレビ本編では亡くなってしまいましたが、どういった形で出てくるのか。
そして、引き裂かれたギルスの顔は何を意味するのか…

これからの新たな情報に期待ですね!

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