『ともに生きることば』で見る日本の介護
ともに生きるとは何か?
『ともに生きることば: 高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』をみた時に目に入った言葉「ともに」という言葉は私が大切にしていること。
読み進める中で、介護の現場では、「支える側」と「支えられる側」という構図になりがちです。
でも、本当にそうなのでしょうか?
この本には、そうした固定観念をやさしくほどきながら、「ともに生きる」介護の在り方が描かれていました。
「ともに」とは誰を指すのか?
「ともに生きる」と聞くと、多くの人は家族や介護職と高齢者との関係を思い浮かべるかもしれません。
でも、この本を読んで気づいたのは、「ともに」はもっと広い概念だということ。
✔️ 介護する人とされる人
✔️ 家族と施設のスタッフ
✔️ 地域と高齢者
✔️ 過去の自分と今の自分、未来の自分
介護は、決して「してあげる」ものではなく、「ともに関わりながら、互いに変化していくもの」。
ケアする側もされる側も、互いに影響を与え合いながら、一緒に時間を過ごし、学び、成長していくのです。
本を読んで共感したこと
この本の中には、日々のケアの積み重ねの中で生まれる、沢山のヒストリーとそこから生まれた数々の言葉がありました。
共感したのは、そのどれもが「高齢者の生活の中ある」という視点で書かれていたことです。
多くの国では、介護は「サポートが必要な人を補助する」ものと考えられがちです。
でも、日本の介護には、「その人の暮らしの一部として自然に支える」 という文化がある。
それが、この本の中にも随所に表れていました。
✔️ その人の「できること」を尊重しながらケアをする
✔️ 一緒に食事を作る、一緒に庭に出る、一緒に時間を過ごす
✔️ 介護の現場は「世話の場」ではなく、「暮らしの場」である
「手を出しすぎない勇気」
介護の仕事をしていると、「この人のために何かしてあげなくては」という気持ちが強くなります。
でも、本当に必要なのは「その人ができることを、できる形で続けられるように支える」こと。
それは、ただの「介護」ではなく、「その人の生きる力を引き出すサポート」なのだと、この本を通じて改めて実感しました。
この考えをどう活かしていくか?
私は国際介護士として、日本の介護の魅力を世界に伝えたいと思っています。
特に、「自立支援」という日本独自の考え方は、世界中の介護の在り方に影響を与えるはずです。
世界の多くの国では、「介護=支援」ですが、日本の介護は「介護=ともに生きる」。
この考え方を広めることで、介護のイメージを変え、「介護されることはネガティブではなく、人生の新たなステージ」 という価値観を世界に届けたいと思います。
そのために、noteで「ともに生きる介護」の魅力を発信!
✔️ 日本の介護の価値を再認識すること
✔️ 介護の現場で働く人たちの誇りを取り戻すこと
✔️ 介護される側が「生きがい」を感じられる社会をつくること
これらを少しずつ形にしていきたいと思います。
「ともに生きる」とは、どちらかが支えるのではなく、互いに支え合うこと。
この言葉の本当の意味を、日本の介護を通じて伝えていきたいです。
すこし、こちらの本から「ともに生きる介護」の実践について掘り下げていきます。
あなたにとっての「ともに生きる」とは何か、一緒に考えていきましょう!✨
引用: 『ともに生きることば: 高齢者向けホームのケアと場づくりのヒント』(金子・井庭)
