弁護士の月商を3か月で100万円アップさせた私のコンサル手法
「売上を増やしたい」
そう考えたとき、多くの人は営業を強化しようとします。
広告を出す。
SNSを増やす。
紹介をお願いする。
新しいサービスを作る。
もちろん、それも間違いではありません。
しかし私は、弁護士の月商を3か月で100万円アップさせたとき、営業方法から手をつけませんでした。
最初にやったのは、
弁護士本人の時間の使い方を変えること
でした。
仕事ができる人ほど、仕事を抱え込む
この弁護士は、もともと仕事のできる人でした。
仕事ができる人には、ある共通点があります。
それは、
「自分でやった方が早い」
と思ってしまうことです。
実際、その通りなのでしょう。
スタッフに説明するより、自分でやった方が早い。
人に任せて確認するより、自分でやった方が確実。
少しぐらいなら、自分で処理してしまった方が楽。
こうして、どんどん仕事を抱えていきます。
一つひとつは、それほど大きな仕事ではありません。
しかし、その積み重ねが経営者の時間を奪っていきます。
そして、忙しい。
とても忙しい。
ところが、売上は思ったほど増えない。
そんな状態になっていました。
最初にやったのは「時間の棚卸し」
そこで私は、まず時間の棚卸しをしました。
何時から何時まで、何をしているのか。
どんな仕事に時間を使っているのか。
その仕事は、本当に弁護士本人がやる必要があるのか。
一つずつ確認していきました。
すると、
警察署への面会。
民事案件の打ち合わせ。
書類作成の一部。
スタッフでも対応できる仕事。
他の弁護士に任せられる仕事。
いろいろなものが出てきました。
大事なのは、
「必要な仕事か、不要な仕事か」ではありません。
必要な仕事であっても、
「あなたがやる必要があるのか」
を考えることです。
ここを混同している経営者は、とても多いと思います。
1日約3時間を取り戻した
仕事を整理し、任せられるものを移していきました。
そして、大きな決断として人も採用しました。
その結果、
弁護士本人の時間が、1日約3時間増えました。
1日3時間。
月20日働けば、60時間です。
60時間あれば、かなりのことができます。
ただし、ここで一つ重要なことがあります。
時間が空いただけでは、売上は増えません。
空いた時間を、何に使うか
私は「時間を空けること」そのものを目的にはしていません。
空いた時間を、
より価値の高い仕事へ振り替える
ことが重要です。
たとえば、
高単価案件の相談を受ける。
重要な顧客と打ち合わせをする。
顧問契約につながる活動をする。
紹介につながる人と会う。
スタッフを育成する。
経営判断をする。
こうした、
弁護士本人にしかできない仕事
へ時間を移していきます。
仮に50万円の着手金の案件を月2件増やせば、それだけで100万円です。
もちろん、実際の売上の作り方は事務所によって違います。
しかし共通していることがあります。
売上を増やすには、
売上を作るための時間が必要だ
ということです。
忙しい人に、さらに仕事を増やしてはいけない
私は、忙しい経営者に対して、
「もっと頑張りましょう」
「こうすれば、効率化できます」
とは簡単には言いません。
なぜなら、すでに予定がいっぱいだからです。
朝から晩まで予定が埋まっている人に、
「紹介を増やしましょう」
「面談件数を増やしましょう」
「発信を増やしましょう」
と言ったところで、どこにその時間を入れるのでしょうか。
結局、
夜に仕事をする。
休日に仕事をする。
睡眠時間を削る。
そんなことになってしまいます。
これでは長く続きません。
だから私は、
売上を増やす前に、時間を作ります。
売上を上げる方法ではなく、売上を上げられる状態を作る
コンサルティングを始めて3か月。
この弁護士の月商は、約100万円増えました。
私が特別な営業テクニックを教えたわけではありません。
やったことは、
時間を見える化し、
本人がやらなくてもいい仕事を減らし、
人に任せ、
空いた時間を高付加価値業務へ移した。
それだけです。
しかし私は、ここに大きな意味があると思っています。
売上が上がらない原因は、
営業力不足とは限りません。
広告やマーケティング、交流会参加ではありません。
経営者本人に、売上を作る時間が残っていない。
そんなケースは、決して少なくありません。
社長の仕事は、減らした方がいい
私はよく、
「社長の仕事を減らしてください」
と伝えます。
仕事を減らすというと、
「売上が落ちるのではないか」
と不安になる人もいます。
でも、逆です。
社長がやらなくてもいい仕事を減らすからこそ、
社長にしかできない仕事に時間を使えるようになります。
弁護士も同じです。
1時間を資料整理に使うのか。
1時間を50万円、100万円の案件につながる相談に使うのか。
同じ1時間でも、価値はまったく違います。
あなたにしかできない仕事は、何時間ありますか?
もし今、
忙しいのに売上が増えない。
人を雇っても楽にならない。
毎日仕事に追われている。
もっと売上を増やしたいが、時間がない。
そう感じているのであれば、
営業方法を考える前に、一度自分の時間を見てください。
そして、
「これは、本当に私がやる仕事なのか?」
と問い直してみてください。
経営者の時間は有限です。
だからこそ、
価値の低い仕事から、価値の高い仕事へ時間を移す必要があります。
時間を減らすのではありません。
時間の価値を上げる。
そのための、経営者の時間の構造を作り直す。
これが、私の考える「時間工学」です。
弁護士の月商が3か月で100万円増えたのは、その結果にすぎません。
売上を変えたければ、
まず、時間の使い方を変える。
私は、ここから始めます。
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