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社長の頭の中にしかない「完成基準」


「なんか違うんだよな」
社員が作ったものを見て、そう感じることはありませんか。

例えば、デザイン会社。

社員が一生懸命つくったデザインを社長が見る。
「悪くはないんだけど、なんか違う」
「もう少しスッキリさせて」
「ちょっとうちっぽくないな」

社員は修正します。
もう一度、社長に見せます。

「いや、そういうことじゃないんだよな」
さらに修正する。

何度かやり取りした後、
「もういい。ここは私が直すよ」
最後は社長が仕上げる。

社員は、
「どこが違ったんだろう」
と思う。

社長は、
「何度言っても分かってくれない」
と思う。

こんなことが繰り返されます。

でも、本当に社員の能力だけが問題なのでしょうか。

社長には「見えているもの」がある

社長には、違いが分かります。
なぜなら、その仕事を10年、20年と続けてきたからです。

何百件、何千件もの仕事をしてきた。
成功もしてきた。
失敗もしてきた。
お客様から褒められた経験もある。
厳しく叱られた経験もある。

その蓄積から、
「これはいい」
「これは危ない」
「このまま出したら、お客様が違和感を持つ」
ということが、瞬間的に分かるようになっています。

社長本人にとっては、
見れば分かる。
それくらい自然な感覚になっています。

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