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【時間会計】第7章:社長ボトルネック~なぜ頑張るほど会社が止まるのか~


第1章から第6章まで、

時間B/S
時間負債
未来投資時間
時間の棚卸し
時間4分類
時間構造設計
についてお話ししてきました。

ここまで実践すると、多くの経営者にある変化が起こります。

少しずつ時間が生まれる。
未来投資時間も確保できるようになる。
頭の整理も進む。

ところが、
ある段階で再び壁にぶつかります。

それが
社長ボトルネック
です。


頑張っているのに楽にならない

私はこれまで、
多くの士業や経営者の方とお会いしてきました。

その中でよく聞く言葉があります。
「スタッフを雇ったのに忙しい」
「売上は増えたのに楽にならない」
「むしろ昔より時間がない」

これは珍しい話ではありません。

税理士事務所でも、
社労士事務所でも、
司法書士事務所でも、
弁護士事務所でも、
同じことが起きています。
もちろん、一般企業でも同じです。

本来、
人を雇えば時間が増えるはずです。

しかし現実は逆です。
なぜでしょうか。


社長ボトルネックとは何か

時間工学では、
社長ボトルネックをこう定義します。

組織のあらゆる判断・確認・承認・問題解決が、最終的に社長へ集中してしまう状態です。

スタッフが質問する。
社長が答える。

スタッフが確認する。
社長が判断する。

トラブルが起きる。
社長が対応する。

顧客から相談が来る。
社長が決める。

気がつくと、
会社の流れはすべて社長を通っています。

つまり、
社長が止まれば、
組織全体が止まるのです。


なぜ士業に多いのか

士業は専門性の高い仕事です。

税務。
労務。
法務。
登記。
相続。
契約。

長年経験を積んだ人ほど、
正しい判断ができます。

だから、
「自分がやった方が早い」
という場面が多くなります。

そして、
その成功体験が積み重なります。

結果として、
顧客対応も自分。
判断も自分。
確認も自分。
営業も自分。
教育も自分。
になります。

しかし、
ここに落とし穴があります。


売上が増えるほど時間がなくなる逆説

普通は、
売上が増えれば余裕が生まれるはずです。

しかし社長ボトルネックが起きている組織では、
逆の現象が起きます。

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