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【先天性心疾患】事例から学ぶ看護|ベテラン・新人看護師・看護学生、医師のリアル

タイトル:【先天性心疾患】事例から学ぶ看護|ベテラン・新人看護師・看護学生、医師のリアル

設定:早朝の小児集中治療室。 つきの心疾患で入院中の幼児が突然チアノーゼを呈し、現場が緊迫する。 新人・ベテラン・師長・医師、それぞれの判断が試される。

疾患テーマ:先天性心疾患(ファロー四徴症)
会話に登場する数値・経過:SpO₂ 68%、HR 160回/分、体温36.5℃、酸素投与5L/分、プロスタグランジン1 0​​.01μg/kg/min静注


ナレーション:
酸素モニターの警告音が聞こえました。
男の子の唇は紫色に変わってました。 SpO₂――68%。
その数字に、全員の心拍数も上がった。

(警報音と酸素を流す「シューッ」という音。)

新人看護師・瀬戸さつき:「司馬さん! 急にチアノーゼが強くなりました…。SpO₂が68%です、脈拍160、顔色も悪くて!」

ベテラン看護師・司馬悠子:「落ち着いて、ファロー四徴候のチアノーゼ発作ね。膝位、すぐ体位変換して。酸素5L続けて。」

さつき:「はいっ……でも、全然変わらない!」

師長・中村真奈美:「静脈路、確保は?」

さつき:「ルートは24G確保済みです!」

司馬:「わかりました。桐山先生お呼びで! プロスタグランジン1準備して。0.01μg/kg/minでスタートね。」

(ドアが開く音)

内科医・桐山啓人:「はいはーい! 見てきました…酸素データは?」

さつき:「SpO₂ 68%で継続、脈拍160です!」

桐山:「そうですね。動脈管が閉じている可能性があります。薬を入れて、心拍とSpO₂を0.5分ごとに確認してください。」

真奈美:「桐山先生、親御さんへの説明はどうしましょう?」

桐山:「今は治療優先です。安定したら、わかりやすく説明します。焦るより、信頼して支えときです。」

(静かな機械音。ピッ、ピッ…徐々にSpO₂が上昇する。)

さつき:「先生、SpO₂が…72→78→84に上がってきました!」

司馬:「いい傾向ですね。さつき、その瞬間を忘れないで。小児の体は小さいけど、変化は大きいのよ。」

さつき:「はい…。怖かったけど、動けたのは先輩たちがそばにいたから。」

真奈美:「現場は冷静さと情熱、どっちも必要なんだよ。焦りも経験の証拠。次はその一歩を学びに変えよう。」

桐山:「いいチームですね。命を守る鼓動を、ちゃんと聞いてくれてありがとう。」

司馬:「今日も『看護は心を診る』ってこと、忘れないでね。」


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