見出し画像

美容皮膚科学⑤ECM──美容液では届かない、本当の土台

いつもありがとうございます。

徳尾です。

『美肌の教科書』第5弾です。


美肌の教科書⑤
ECM
美容液では届かない本当の土台

制作LINEスタンプ🧸毎日癒される♪可愛すぎる♡ふわクマ

「コラーゲンを増やしたい。」

「ヒアルロン酸を補いたい。」

美容では、この二つがよく話題になります。

もちろん、とても大切ですが、

美容皮膚科学では、

それ以上に重要視されているものがあります。

それが、

ECM(Extracellular Matrix/細胞外基質)

です。

実は、若々しい肌を支えている「本当の土台」です。

今日は、このECMをわかりやすく解説していきます。


肌は「街」のようなもの

前回まで、

肌を「家」に例えてきました。

今回は、

もう少し大きな視点で考えてみましょう。

一軒の家ではなく、

ひとつの街として捉えていきます。

街には、

道路があります。

公園があります。

上下水道があります。

これらが整っているから、

人は快適に暮らせます。

肌も同じで、

細胞が元気に働くためには、

住みやすい街が必要です。

その街全体が、

ECM

です。


ECMとは何か?

ECMとは、

細胞の外側に存在する巨大なネットワークです。

「細胞外基質」

と訳されます。

細胞が暮らす環境そのもの。

魚で言えば、水。

植物で言えば、土。

人で言えば、街。

それがECMです。

人が元気であっても、

もし、街が崩壊していたら、

「快適な暮らし」は出来ません。

ECMは、

コラーゲン・・・街の鉄骨。建物の骨組み。

エラスチン・・・ゴムのように伸び縮みする素材。弾力づくり。

ヒアルロン酸・・・大量の水を抱え込むスポンジ。潤い保持。

だけで出来ているわけではありません。

今日は新しい仲間を紹介します。


ラミニン──細胞の「床」

ラミニン(Laminin)

というタンパク質があります。

役割は、

細胞の床。

家で言えば、

フローリングです。

床がしっかりしているから、

安心して立てます。

細胞も同じです。

ラミニンがあることで、

細胞は正しい場所に留まり、

元気に働けます。


フィブロネクチン──接着剤

もう一つあります。

フィブロネクチン(Fibronectin)

です。

これは、

細胞同士、

そして細胞とECMをつなぐ

接着剤

のような存在です。

もし接着剤が弱くなれば、

家はグラグラしてしまいます。

細胞も、

しっかり働けません。


プロテオグリカン──巨大スポンジ

さらに、

プロテオグリカン

という物質があります。

ヒアルロン酸と協力しながら、

大量の水分を抱え込みます。

イメージは、

超高性能スポンジ。

水をしっかり蓄え、

肌のふっくら感を支えています。

美容医療でも非常に注目されている成分で、

鮭の鼻軟骨に多く含まれる物質です。


細胞接着とは──街のルール

街には、

交通ルールがあります。

信号があります。

道路標識があります。

細胞にもあります。

それが、

細胞接着

です。

細胞同士が、

正しい位置で、

正しくつながる仕組みです。

もし、

細胞接着が乱れれば、

街は混乱してしまいます。

細胞も、

本来の働きを発揮できません。


美容液では届かない理由

ECMは、

肌の奥、

真皮に存在しています。

一般的な化粧品は、

角質層までを主な作用部位としています。

ECMそのものへ直接届くわけではありません。

だからこそ、

本当に大切なのは、

ECMを自分で維持できる

心と身体を育てること。

線維芽細胞が元気に働くこと。

十分な睡眠。

良質なたんぱく質。

ミネラル。

血流。

適度な運動。

ストレスケア。

これらが、

ECMという街を、

毎日少しずつ整えています。

ECMという街全体の質。

これこそが、

美肌の本当の土台です。


次回予告

今回は、

ECMという「街」について触れました。

では、

この街で働く解体業者(MMP)が、

壊し過ぎないように見守っている存在は誰なのでしょうか?

次回は、

TIMP──老化を止める「現場監督」

について、美容皮膚科学の視点から、わかりやすく解説していきます。


遠隔ヒーリングのホームページ

遠隔ヒーラー養成コーチング

【無料】セルフヒーリング&セルフコーチング

【note記事】

意識レベル1000へのロードマップ

ストレスを激減させるワークブック①

人間関係のストレス終了プロンプト

▶▶目的・悩み別 記事一覧【最初にお読みください】


いいなと思ったら応援しよう!