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「AI時代の人材開発・組織開発」(8)DeNAが示す「戦略人事」の未来

割引あり

(目次)

  1. DeNAの戦略の全体像

    • DeNAが発表した戦略の背景と意図

    • 「半分の人員で現業を回し、10人単位でユニコーン創出を目指す」モデルの狙い

    • M&Aを活発化させる理由と、それに伴う組織再編の可能性

  2. DeNAの経営陣が取るであろうアクション(途中から有料部分)

  3. DeNAの人事が取るであろうアクション(有料部分)

  4. 他社への示唆:戦略人事の実践(有料部分)

    • 大企業向け:「DeNAモデル」をどのように自社に応用できるか?(事業ポートフォリオ最適化、内部スタートアップ支援、人材戦略)

    • スタートアップ向け:DeNAの組織設計・資本戦略から学べるポイント


DeNAの「半分の人員で現業を進め、10人単位のユニコーン創出を目指す」戦略とは?

DeNAが先日打ち出したこの戦略は、現在約3,000人規模で運営している既存事業を約半分の人員でも成長継続できるように効率化し、残りの半分の人員を使って多数の新規事業に挑戦するという大胆なモデルです (DeNAが示す新時代のAIシフト戦略──「10人でユニコーン」は本当に可能なのか|.Ai社長|木下寛士|AI×ビジネスの視点で毎日配信⚡︎)。具体的には、生成AIなどの最新技術を徹底活用して業務生産性を上げ、1,500人程度の人員で現行ビジネスを回せるようにするのが目標です (DeNA南場智子が語る「AI時代の会社経営と成長戦略」全文書き起こし | フルスイング by DeNA)。そして浮いた1,500人分のリソースで、10人1チームの小さなユニットによる新規事業を次々と立ち上げ、ユニコーン企業(評価額10億ドル以上の未上場企業)を量産しようという狙いです。まさに「既存事業の効率化 × 新規事業の量産」を同時に進める、DeNA流の第2創業戦略と言えます。

このモデルの背景には、生成AIをはじめとするAI技術の急速な進歩があります。AIの力でホワイトカラー業務を劇的に効率化できる自信が、経営トップの南場智子さんから示されました。例えば南場さん自身、初対面の相手情報をAIで事前収集しミーティング準備を効率化したり、会議後の議事録やToDo整理をAIに自動作成させたりと、日常的にAIツールを使いこなしているそうです (AIで未来を切り拓く!DeNAとサイバーエージェントの生成AI活用戦略を徹底解説|りんか | AI情報発信 /ビジネス/研究)。会社全体でも、カスタマーサポートへのAIチャットボット導入、ソフトウェア開発での自動コード生成、マーケティング分析の自動化など、あらゆる部署でAI活用を進めています (AIで未来を切り拓く!DeNAとサイバーエージェントの生成AI活用戦略を徹底解説|りんか | AI情報発信 /ビジネス/研究)。こうした徹底した効率化により「今の半分の人数でも事業が回る」状態を実現し、社員にはより創造的な仕事に集中してもらおうというわけです (DeNAが示す新時代のAIシフト戦略──「10人でユニコーン」は本当に可能なのか|.Ai社長|木下寛士|AI×ビジネスの視点で毎日配信⚡︎)。この発想には「単に人を減らす」のではなく「人間にしかできないクリエイティブな領域に人員をシフトする」という狙いがあります。

一方で、新規事業開発の加速もこの戦略の柱です。AI時代の変化に乗じて次々と新ビジネスの芽を育てるため、DeNAは自社内外のリソースを総動員します。新規事業のテーマとしては、BtoB向けには特定業界に特化したバーティカルAIエージェント(特定業種の業務に寄り添うAIサービス)にフォーカスし、BtoC向けにはゲームやコミュニティなどでユーザーが夢中になれる**「究極ののめり込み」体験**をAIで提供することを掲げています (AIで未来を切り拓く!DeNAとサイバーエージェントの生成AI活用戦略を徹底解説|りんか | AI情報発信 /ビジネス/研究)。例えばスポーツ観戦中にAIがリアルタイム解説を行うサービスや、ゲーム内でユーザーごとに異なる物語を生成する仕組みなど、エンドユーザーに直接価値を届けるアプリケーション領域に絞ってイノベーションを起こそうとしているのです。これは、自前で巨額投資が必要なAI基盤(大規模言語モデルなど)には踏み込まず、それらは外部の「巨人」に任せて、その上で動く応用サービス層で勝負する戦略でもあります。言い換えれば、事業ポートフォリオをAI時代に向けて再構築し、自社の強みが発揮できる領域に経営資源を集中しようとしているのです。

DeNA経営陣が取るであろうアクション


この大胆なモデルを実現するため、まず経営陣が率先して進めているのがAIを活用した業務効率化とリソース最適化です。南場会長自ら「会社のすべての業務をAI中心に組み替える」という強いコミットメントを表明し、社内では生成AIの活用法について経営層から現場まで学習を進めています。現にDeNAではトップ自らが様々なAIツールを試し、その便利さに興奮して社内に共有しているとのことです。こうしたトップダウンの推進により、社員も「AIで業務を楽にする」ことへ積極的に取り組むムードが醸成されています。例えば社内では「AIで◯◯業務が○%効率化できた」という事例共有が活発に行われており、成功事例が横展開されることで全体最適が図られているようです(※具体的な社内事例は今後さらに出てくるでしょう)。

次に、

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