見出し画像

【広島県竹原市】町並み保存地区は、アートが似合う~芸術は長く、人生は短し~

7月になって途端に暑くなりましたが、今日はもう七夕(7月7日・書いた日)で1週間が経ちます。先週は、町並み保存地区で各事業者さんや団体さんが様々なイベントを開催されまして、お邪魔したイベント2つを紹介したいと思います。


たけはら町並み保存地区とは?

ご存じない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単ですが紹介します。

生成AIでまとめてもらうと、
竹原の歴史と風情を五感で味わえる「たけはら町並み保存地区」は、江戸時代に製塩と商業で栄えた古い商人町が今なおほぼ当時の雰囲気のまま現存するエリアです。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、400年以上の時を超えてそのままの姿で保存されています 。ここでは江戸~明治期に立てられた重厚な木造建築と瓦葺き屋根、風格ある格子窓が連なり、情緒たっぷりの本町通りをゆったり歩けば、まるでタイムスリップしたような気分に。

古き良き江戸の風情が味わうことができる町並みです。
こういった町並みで、イベントを開催してみたいという数多くのアーティストの方がたくさんいらっしゃいます。

アーティストがインスピレーションを感じる町

Wたけみ演奏会(旧笠井邸)

−津軽三味線と民謡&手踊りの華麗なコラボ

6月10日にこちらのnoteでも告知させていただきましたイベントですが、国内有数の民謡家と津軽三味線奏者のお二人が、約1時間でたっぷり歌と演奏、そして、楽しいお話を繰り広げ、とてもすばらしく満足いく内容でした。民謡家の柿崎竹美さんは、「竹原やっさっさ流し踊り」の手踊りを監修され、由緒あるやっさっさ踊りからアレンジされた美しい手踊りとして町に浸透しつつあります。伝統を引き継ぎながらも新しい挑戦をすることも竹原の人たちの心意気でもあり、「The Salt of Life(生きがい)」を感じる場面でもあります。

−浮世絵をデジタルレタッチで表現する

今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」でも華やかな江戸文化の中で絵師、戯作者、狂歌師などが登場し、その時代のアートを紹介していますが、この竹原の町でも浮世絵がとても似合っていますし粋を感じるのではないでしょうか。

小河蒼雪さんのデジタルレタッチ作品

広島市内で活動されながら、作品を制作していらっしゃる小河蒼雪さんが、7月5日(土)に町並み保存地区にいらっしゃり、「Cafe like a Trip」で作品を見せていただきました。浮世絵をデジタル加工したり、金箔で縁を彩ったりしながら現代風にアレンジされています。ちょっとした作品であれば、短時間で体験で可能だということなので、アレンジして自分だけの浮世絵作品を作ることができるそうです。

現代的でライトな感じで江戸文化に触れる機会があってもいいかなと思います。

−広島県出身の津軽三味線奏者「田岡隷山」さん

小河蒼雪さんの作品を拝見しようと訪問した際、津軽三味線奏者の田岡隷山さんもいらっしゃって、なんと、数曲ですが演奏いただきました。竹原にはお弟子さんもいらっしゃり、演奏会もよくありまして、地域では知名度抜群の若手演奏家でもいらっしゃいます。現代風にアレンジした楽曲や竹原をイメージして作曲もされておりまして、人一倍この町への思いがある方です。

田岡隷山さん

曲にまつわるお話も演奏間でお聞かせいただき、楽しいひと時となりました。演奏家は、やはり、喋りも一流。であり、人を惹きつける魅力があります。

~芸術は長く、人生は短し~

ヒポクラテスの言葉で、元々は、医学を学ぶことの難しさと、それを習得するには長い年月が必要であることを若い医学生に伝えるために使われた言葉だそうです。解釈を広げて、現在では、芸術作品は作者の死後も長く残るが、芸術家の人生は短いという意味で解釈されることも多いとのこと。

そんな竹原の町並みで散策するとどこからともなく三味線や琴の音色が聞こえ、アートな世界に浸れる空間があると、この町の価値はぐっと上がるのではと思います。たくさんの芸術家の方々か、長く残るこの町でインスピレーションを感じ、表現の場にしてもらいたいなと願っています。