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「小さな活版印刷機」 秋の俳句をひらがなで印刷してみた


こんにちは、花の写真を撮ってますタキツネです。

一昨日に書いた「小さな活版印刷機」のエントリをたくさんの方が読んでくださったようで反響の大きさにびっくりしています。

100スキなんて初めて頂きました。読んでくださった方、スキを送ってくださった方、ありがとうございます。めっちゃ励みになります!

せっかく好評をいただいたので何か追加でお見せできるものがないかと思い、最近試してみている俳句の印刷を1つご紹介させていただこうと思います。

上のエントリは全て横書きだったので、縦書きの印刷のサンプルとして見てやってください。

◾️秋の俳句をひらがなで

朝顔に つるべとられて もらい水 / 加賀千代女

この句、なんか好きなんですよね。

印字には一昨日のエントリでもご紹介したシャチハタのスタンプパッドを使っています。この色とシャープさは日本語でも良いですね!
すごく気に入ってます。

◾️あれこれ試行錯誤

1. 俳句を全部ひらがなで書き出してみる

漢字の活字は手元にないので、5・7・5を全部ひらがなで印刷してみることに。有名な俳句をいくつか書き出して眺めてみると、ひらがなでも幼稚な印象になることはなく、むしろ文字のリズムが際立つような感覚があった。

これは良いかもしれない。

2. 文字の重複をチェック

ま、やっぱりそう簡単にはいかない

ひらがな活字も一式しかないので、できれば「いろはうた」のように文字が重複しない句があってくれるとありがたいのだけど、さすがにそう都合良くはいかない。やはり何かしらの文字が重複してしまう(上のメモの黄色が重複する文字)

17文字のなかに重複する文字がないかを探す、というのは慣れないためか意外と難しくて、何度読んでもなかなか重複した文字を見つけられない。

秋の俳句で、なるべく重複文字が少なくて、手持ちの色で印字してもしっくり来る俳句をと考えて、今回の句を選ぶ。

「朝顔に つるべとられて もらい水」

「あさがおに つるべとられて もらいみず」

句の説明は、めばるさんのエントリに頼らせていただいて先に進みます。(めばるさん、ありがとうございます)

3.いざ活字を組んで、印刷!

写ってないボツが10枚くらいある

それにしても右上ひどい、不注意すぎる。

✖️:左上から右下に流れてる・・・
✖️:上の句「あさがお」の「に」が上下逆さま・・・
✖️:中の句「つるべとれて」の「ら」が「う」だよ・・・

全然ダメ、やりなおし!

考えてみれば、俳句をレイアウトしたことなんてない。やってみると下の句をどこに置くかとか、左右のスペースはどれくらいがいいのか迷ってしまう。PCで作業していれば気になったら位置を動かせるけど、活版印刷だとそう簡単にはいかない。少しずらすとなっても全部の活字を外して嵌め込み直し。

活字台からやっと引っこ抜いてずらし終わったと思ったら、今度はインキの付いた手で新品の紙を触って汚してしまう始末。ええーい!

こういう作業は最初に考えるべきことを全部考えて、作業に入ったら一度でやり切らなければいけないですね。そう思うと緊張で手が汗ばむ。

まぁ、なんとか。

なんか細かい印字がうまく行かないんだけど、いったんこれで良しとする。

それにしてもひらがなが美しい。英語とは違う一文字に一音のリズム。この句の情景を想像して味わうことができることに幸福を感じる。日本人でよかったと思う。

◾️色んな紙とインキで、四季の俳句を印刷したい

ちゃんと撮影しなおし。できるだけ丁寧に。

こんな調子で、四季それぞれの俳句を印刷していこうと思っています。今回調べて知った俳人や句もたくさんあって、いくつかイメージが膨らんでいるものがあるので、また出来上がったらお見せしに来ますね。

また思い出したときに覗いてやってください。
それでは、また!

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