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ぐるっと北海道一人旅 :一人旅だけど、一人旅じゃなかった!ver.4

北海道・東北・関東・北陸・東海・関西・四国・九州・・・

愛車のバイクにめいっぱいの荷物を積み込み
とにかく全国を走り回りました

アスファルトの照り返しがキツイ、灼熱の真夏
前が見えない程吹雪が舞う、極寒の真冬

豪雨・雷・台風、そして 

いろんな季節、いろんな天気の中を走り回り
過酷な環境での野宿キャンプ

理想では、何事もなく平穏な旅を求めつつ
心の何処かでナニかを期待する自分も居て
そこも含めたいろんな感情が
 ”旅” の、いや ”一人旅” の良さだったりします

そして、そのいろんな感情が一番盛り上がり、一番興奮した旅が
北海道への約 一カ月 間の旅
おそらく自分の人生でこれ程楽しく、危険だった旅は二度とないと思う

まず、この ”一人旅” 
一番予想外だった事が ”一人旅” では無かった事

自分の旅は本当に自由で
おおよその帰宅日さえ決めてしまえば
一応の目的は決めるものの、基本的には行き当たりばったり
その場の空気というのか、流れにまかせる
持って行く地図も、全国の高速道路やフェリーの航路が載ってるおおまかな地図のみ

今まで全国各地を走り回りましたが、その殆どが
途中で他の旅人と合流し、共にキャンプをする事になり
時には現地で始めて会った方の家に泊まらせて貰う事もある

旅と言えば ”出会い” 
というか ”出会い” を求めて、旅をしている

その出会いが北海道にはめちゃくちゃ有って
なんと、上陸してから一日も1人で野宿する事がなく
絶えず誰かと一緒にキャンプをしていて
それも、誰かと別れれば、すぐまた誰かと知り合う
永遠とそれが繰り返され
結果、帰りのフェリー乗り場へ向かうまで
一度もソロキャンプをする事が無かった

さすが、北海道!

何処を走ったのか、何処でキャンプをしたのか
何を見たのか、何を食べたのか

そこは確かに、重要

でも、バイクでの1人旅で一番語りたい事

それは

” と走ったのか、”” とキャンプをしたのか

この ”” が、どのような人かによって

旅で見える景色が一変する


画像を見て貰うと解りますが

2台のハーレーダビッドソン、結構似てますよね
特にフロント周り
角目ヘッドライト(自分のは貴重なビンテージモノ)もそうですが
その上にマット。そして…
フロントフェンダーレス ってのはイイ!最高!!
マフラーエンドも フィッシュテール だし
ブーツカット に チャップス てのも珍しく、そこもまたビックリ!
とにかく、細かい仕様まで共通点だらけ

全国には少ないながらも、バイクで1人旅をする方は居るのですが
当然、その相棒であるバイクは人によって違います

それでも、一番多いのはやはり国産バイク
安心・安全・壊れにくい
もし何かトラブルがあったとしても、完璧に直せるかは別として
診てくれるショップは全国に沢山ある

旅の相棒としたら、間違いなくベストなチョイス
そう思います

それでも
外国産で、おまけに原型を留めないほどカスタ
ムし
ロングフォークチョッパーとかチョッパーハーレーなんて呼ばれ
乗りこなすのも結構大変だったりして
故障の確率は高く、診てくれるショップも殆どない
そんなリスクの高いバイクに荷物を満載し
一人旅へ出る

そんなバイク乗りが果たしてどれだけ居るのか
そして、その人と旅先で意気投合し。共に走るようになるなんて
数万分の1とか、もっと少ないかも

ハーレーの大きいイベントだと1度に数百台のハーレーが見れて
ミーテングでは数百人のバイカーと会え
これを全国で旅をしながら何年も繰り返すので
軽く1000人以上のハーレー乗りと会ってきましたし
お店にも多くのハーレー乗りが来店し

一般人の中で、これ程多く日本中のハーレー乗りと会っている人は多分珍しく
そんな自分が、最高の ”相棒” と思えた人

そうそうある事ではありません

ましてや、話せば話す程共通点が見つかり
フィルムカメラ が好きだったり、性格や考え方も少し似てて

とにかく、一緒に沢山の写真を撮りました
これって、なかなか難しい事で。気に入った写真というのは人それぞれ
自分の思う最高の1枚を撮る為、長い時は数時間同じ場所でカメラを構えずっと待つ事になります
バイクで走っていても、突然撮りたくなるような場所が見つかり、バイクを停めカメラを構える事があります
そんな行為、誰かと一緒に走っていたらなかなか出来ません。例えそれがカメラ好きな人だったとしても同じです

以前、東北地方の旅の途中で地元が近いハーレー乗りさんと偶然再会し、そこからの帰路を一緒に走った事があり。その方もカメラ好きで、一時期は 雑誌記者兼カメラマン をしていた方でしたが。
写真を撮る行為に関してはちょっと遠慮というか、自分の思うような撮影スタイルを取る事ができませんでした

それよりもっと前。というか、自分が初めてキャンプツーリングに行った時
その時の相棒は高校のクラスメイトで。当時は同級生達と ”農(Know)輪GOO倶楽部" (農業高校のツーリングクラブという事と走る楽しみを知っているという事で自分が命名)という集まりがあり、定期的に県内県外問わず一緒に走っていて
おまけに、その彼は プロのカメラマン 。一緒に 鈴鹿 へバイクレースを見に行った事もあり、その時もお互いフィルム一眼でいろんな写真を撮っていました
恐らく、人生で一番趣味の合う同級生。そんな彼と、初めてのキャンプツーリング へ行く事になったのですが
どうせ撮るのなら最高の1枚を撮ろう!って事で、2月の吹雪の早朝、まだ日が昇る前に自宅を出発。高速道路を凍えながら走り静岡入り。途中、SAでたこ焼きを食べ。次に 修善寺 道路を走り、昼間は 梅園 で梅を撮影。そこから 独鈷の湯(当時は改装後で凄く綺麗に整備され、無料で自由に入浴できた)に浸かり、近くにテントを張って野宿。そして、早朝 ”だるま山” を上がり、見事に雪の積もった富士山をバックに(快晴で本当に運が良かった)愛車と一緒に撮影ができた。絶景スポットだから本来なら人が多いと思うけど、早朝って事と前日の吹雪の影響か自分達以外誰も居なかった。でも、チョッパーで雪の積もった山道を走るのは凄く大変だった
で、帰路は海沿いを走って帰る予定だったけど。意見が食い違い、最後に合流する場所を決め別々のルートで帰宅する事に。合流後、自分のアパートでお互いどんな事があったのか、何を撮ったのかと語り合い、初のキャンプツーリングを終える事になったんだけど
付き合いが長く、何度も一緒にツーリングをしていた仲間ですら、2日持たなかった訳で
それが、全くの初対面の人と一週間近くキャンプをするなんて、本当に奇跡としか言いようがない

”カメラで撮影する”という、極めて個人的というか、私利的な行為を
外部の人間と共有する事はほぼ不可能で
乗り物やアウトドア・レジャー・食べ物の趣味・嗜好みたいに
単純に話して解る事ではないし、共通言語も少ない

自分が『あっこの景色最高だ!写真撮ろう!!』って思っても
他の人が同じように感じる事は本当に少ない
ましてや、バイクを停めてわざわざカメラを取り出し、撮影の準備に入るなんて、結構手間の掛かる作業で
旅人とはいえ、目的地もスケジュールも違うはずで。その行為に何度も付き合える人は本当に難しく

同じ景色を見て、同じように『キレイだ撮りたい!』って思えるのか
ようは、似たような ”感性” を持っているかどうか何だけど

”ハーレーが好き” とか ”たこ焼きが好き” ってのは、話せば解るけど
一緒に走ってて

『めっちゃいい景色!ココで撮りたい!』
『うんっいいねっ!最高じゃん!』

って思え。それを1週間近く続けられるかっていうとね
本当に奇跡の出逢いとしか言いようがなくて

北海道で出逢った彼とは、バイクの趣味・服装・カメラ
そして 感性 までもが似ていた訳で

一緒に走る事、キャンプをする事、話す事
旅の中で、これ程楽しく感じた事はない

北海道を ”走った” という事より

”彼と走れた” 事が一番の思い出で

苫小牧のフェリー乗り場へ向かう為、日高の道の駅で彼と別れた後

1人で走る事が、これ程寂しく感じるなんて・・・

こんな事があるから、また旅に出たくなるんですよね。


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移動販売25年。自由な野良人・たこハシロウ 社会的弱者、特に両親を亡くした子供達を移動販売を通して支援できる仕組みを作ろうと日々学び行動をしていました 過去には、児童養護施設でたこ焼きを食べて貰ったり、施設出身の子供達へ起業のアドバイス・支援等をしていたので、その為の活動資金の足しにできればと思っています

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