伊豆・菖蒲沢(しょうぶざわ)海岸鉱物採集行脚(1)旅程編 #Bluesky鉱物部 #菖蒲沢海岸 #国産鉱物 #瑪瑙
14日の木曜日に菖蒲沢海岸に鉱物採集に行ってきました。
採取した鉱物はまだ洗浄中(加工も少ししたい)ので紹介は後日となりますが、先に記憶が新鮮なうちに旅程と現地のレポートを書いておきます。
会社の夏季休暇、せっかく一週間もあるのに何も予定がないのもさみしいなあと思っていたところ、アニメでやってる「瑠璃の宝石」関連のポストで産地の情報が流れてきました。
#瑠璃の宝石 第5話では、海岸でのメノウ採集が出てきました。東京近郊で、メノウの宝庫となる場所が伊豆半島河津町の #菖蒲沢海岸 です。海辺の石の大半が石英からなり、よく探すと縞模様のメノウが見つかります。 pic.twitter.com/8jlivQVOw0
— 日本鉱山遺跡研究所 (@japan_mine_res) August 3, 2025
伊豆の菖蒲沢海岸です。

軽く調べてみると、鈍行でも日帰りできる距離。交通費は往復八千円弱(現地タクシー利用を除く)
鉱物としては、瑪瑙、水晶(運が良ければ紫水晶も)、自然金、玉髄、などが期待できるとのこと。
「石好きの聖地」とまで呼ばれているそうな。
上流にあった鉱山のズリが海まで流れてきて形成された産地らしく、本来山の中を深く掘らないとお目にかかれない鉱物が露天で拾えるという得難いポイントのようです(ネット調べ)
糸魚川の海岸での採集では、ついぞ果たせなかった瑪瑙の採集が果たせるなら望外ですし、いずれ1個買いたいなあと思っていた自然金まで期待できるとなれば行ってみたくなります。
伊豆は小学生の頃に毎年海水浴に行っていましたが、菖蒲沢海岸のある河津付近は未踏で土地勘もない。
行きやすいとはいえ、鉱物採集はなんやかんや危険を伴いますので、まずは下見という事にして、出かけることに。ワクテカですよ。
ところが、夏休みに入るなり連日の悪天候。
旅程を模索していた段階では土日のどちらかが曇りぐらいの天気で良さそう(この時期の鉱物採集で最も警戒すべきものの一つは熱中症。さえぎるものの無さそうな未知の浜辺で炎天下は避けたい)だな、と思っていましたが、折しも太平洋側を覆った前線がなかなか動かず。
しょうがないので他の予定を前倒ししたり、準備に時間をかけたりして待ちながら、木曜日にようやく足を運ぶことが出来ました。
準備としては、いつもの携帯スコップ。
長袖長ズボンの服装。
虫よけ、虫刺されの薬剤。
冷凍したスポドリを何本か。
それと「金の産地だし、パンニング出来たら嬉しいなあ」という事で、いずれどこかのタイミングで購入しようと思っていたパンニング皿なども買い込んでいざ出陣です。
旅程としては、東海道線で熱海まで出て、伊東線に乗り換えて最寄りの河津駅までと言うルート。
時間によっては上野東京ラインも利用でき、復路はこちらを使いました。上野東京ラインの場合は伊東まで行ってから乗り換えです。
朝6時半ぐらいに支度を終えて出発。
熱海駅の伊東線乗り換えホームで駅蕎麦などをいただいて朝食としました。

殺菌能力で食中毒防止を期待。

おいしー。
河津駅からはタクシーを利用しました。車なら海岸まではすぐです。
復路は、同じくタクシーを呼ぶか、運が良ければバス利用、もしくは徒歩かなという算段でしたが、バスは早朝に1本きりぐらいのようで、バス利用の可能性は早々に消えました。
バス停は一応あるのよ。
何はともあれ現着です。
電車と現地移動合わせて、片道4時間ぐらい見ておけばいい感じかな。

現地の設備としては、写真にも写っている公衆トイレ。
結構広めの駐車場。
自動販売機が1機あります。在庫があれば飲料の現地調達も出来ますが、まあ持ち込んだ方が無難かと。
漁港設備とダイビングの施設。
カフェのテラスっぽいのもありましたが利用できるのかはよくわかりません。GoogleMap上にはレストランの文字がありますが、現地確認漏れ。時期によっては営業してないかもしれません。
あとは民宿かなという建物。
無人のエリアではなく、ある程度人はいます。とはいえこれは時期にもよるかもしれません。
海水浴場でもあるようで、家族連れが何組か楽しんでいました。
木陰もそこそこあり、日差しに疲れたらある程度は休憩出来ます。
ざっくり全景。そんなに広い浜辺ではありません。
海水浴場として見たらかなりの穴場ではないかと。

漁船の出入り用にそうしてるのかもしれません。

磯遊びには良い場所

魅惑の採集エリアです
2区画ぐらいのスペース感
浜に降りるには、陸側に少し戻って、カフェテラス?の手前に坂道があるのでそこを利用すればよいです。自分は初見でわからず岩場から直行したので結構苦労しました(><)危なかった。
波打ち際もその先も石や岩がゴロゴロで砂はほぼなし。なのでパンニングはできない感じでした。
もしやるなら、他の方が記事に書いてらしたように、海パンになって海に入って砂のあるところまでいってやるのかな、と言う感じ。
もしくは道正面の砂浜エリアでやるぐらい。これは帰り道で考えていて気づきました。
今回海に入る準備はしておらず、パンニングはあえなく見送りです。
まあ後述する、やんだ浜、の方でできるんじゃねえかと思っていたのもありますが。
肝心の鉱物採集に関しては、かなりかーなーり、楽しめます。
瑪瑙なら少し探せばいくらでも見つかります。
大体は、国産瑪瑙の定番、白い瑪瑙ですが、色付きのも採取出来ました。
同様に玉髄と言える透明感の強い石英も簡単に見つかります。
ポコポコ穴の開いた石を覗くと、小さい晶洞があり、そこに水晶が生えていて、選べばそこそこのサイズの水晶も拾えます。
水晶の群晶が摩耗したと思われるものも拾ってきました(洗浄が終わったら要確認)
レアと言われている紫水晶は、今回は確認できず。ですが、どっかには在ったろう、とは思える産状ではありました。運と根気と時間がかけられれば十分見つかる印象。
自然金に関しては、この産地の特徴「銀黒」と呼ばれるような、黒の入った白い石英は沢山転がっていました。石英系のしのぶ石もあるので、見分けに慣れるまではよくわかりませんでしたが。
金が石の表面に出ているとは限らないので、これはという石は、割って断面を見る必要がある感じ。
なので、本格的に狙うには、石割用のハンマーが欲しいなと思いました。
実際現地では、採集者が割ったと思われる石英質の石がいくつも転がっていたので、ここに来る人の標準装備なのかもしれません。
採石用のハンマーも、いずれかのタイミングで買いたいとは思っていますが、この産地に通うなら、さっさと買ってしまった方がいいかなー。
ハンマー持ってないので、今回は岩に投げつけたり(危ないなあ)、折り畳みスコップで殴ったりして力づくでいくつか割りましたが、芳しくなく。
効率も悪いですね。
鉱物採集の人は、自分の他にカップルか夫婦らしい一組が居ました。装備は見る限りでは自分と同じ軽装。
糸魚川の浜ほど広範囲ではないし、糸魚川程メジャーでもないので、そこら中にハンターがいる感じではなかったです。
落ち着いて自分の採集に集中できる環境と言えそうです。
逆に、現地での情報交換は難しそうかな。
写真奥の岩場を超えた先にも、何かありそうな気はしたのですが(単独行の人が一人行ってる様子は見ました)ルートが険しそうなので確認せず。
総合的な評価をしてみると、鉱物採集のハードルとしては「かなり低い」と言えます。自分のようなニワカでも十分楽しめる感じ。
ハードルが低いと言っても、熱中症や、波にさらわれる、転落する、溺れる、転倒する、ハチなどの危険な虫に出くわす、道に迷う、などの鉱物採集通り一辺倒の危険はあるので、十分注意する必要がります。誤解のないように。
自分はビビリなので一応熊鈴もぶら下げていました。
車転がせる人は、マイカーで来るのが、ベースキャンプにもなるし、石もたくさん持ち帰れるのでベストです。自分は運転に忌避感があるので交通機関頼みになりますが。
同行してくれる石友がいる方は、二人以上で訪れた方がいいでしょう。単独行に比べて格段にリスクが減りますし、行動の選択肢も増えます。まあこれはここに限らず、鉱物採集はどこでもそうです。
2時間弱程採集して採集品を品定めしてから一旦上がります。
瑪瑙いくらでも拾えるので欲張りましたが、手持ちで持ち帰れる量は限られてますし、似たようなものいくつもあってもしょうがないので、半分以下に減らして瑪瑙もだいぶ捨ててきました。
いずれ誰かにお迎えされますように。
早めに切り上げたのは、事前に菖蒲沢海岸を調べた際に出てきた、やんだ浜、も観ておきたいからでした。
菖蒲沢海岸のすぐ隣です。
調べた範囲では、菖蒲沢海岸とはだいぶ景色が違うようで、沸石などの採集ができるとのこと。
沸石自体は守備範囲外ですが、見た目は面白いですし、(ネット上の記事を見失いましたが)パンニングしたような記載を見かけたので、こちらで砂金が見れないかと思った次第。
すぐ隣だし歩いていけるだろうと思っていたのですが、現地で見まわしても、たどり着くルートがわからない。
GoogleMapで見るとあり得ないルートが表示されて役に立たない。
知らない土地であんまりリスクは犯したくなかったので、やんだ浜、の下見はあきらめて、河津駅まで引き上げることにしました。
帰宅してから調べなおしたところ、ここの動物園の看板の脇に細い道のルートがあるようです。
この看板の。
ここのところ。
うーん気づかなかった。節穴節穴。
次回訪問時は先にこっちをトライしたいです。
河津駅への復路は、悩んだ末に、結局徒歩を選択したのですが(35分ちょっと歩きます)現地タクシー会社の番号を調べておいてタクシー読んだ方が安全と思います。片道1300円ぐらいですし。
往路で使ったタクシー会社。
GoogleMapに載ってる電話番号はレシートと同じでしたのでこの番号で大丈夫かと。
駅でタクシー待ちしていた感じ、ここと合わせて2社ぐらいがこの辺を流しているようです。
徒歩道は、申し訳程度の歩道はありますが、ほぼ車道。
田舎道なので車は結構スピード出していますし、交通量もそこそこ多いです。
交通事故の危険は結構高いと思います。
もし陽が落ちるころまで採集が長引く場合は、最低限反射板を見につけていないと大分危ないです。
なのでタクシー呼んでしまった方が、早いし楽だし安全です。
早めに河津駅まで戻ったので、少し観光。
しようかと思ったんですが!
何もない!
糸魚川より何もない!!
びっくりした!!!
「河津桜発祥の地」らしく、あちこちに看板はあり。

あとは伊豆の踊子も観光資源に使っているようです。

ともあれ、出かける前に調べておいた日帰り温泉までタクシーで。

お湯は小学生の頃に味わった、懐かしい懐かしい、伊豆の温泉。
建物も綺麗で清潔。設備も整っています。
お風呂は、大浴場、河津桜の植わっている露天風呂、泡風呂、水風呂、サウナと言ったラインナップ。
日帰り温泉施設としては相当いい感じでクオリティ高い。
休憩スペースも広いので、何ならここで一日のんびりくつろいでもいいぐらいの居心地のよさでした。
土産物、と言うか、グッズも充実していて眺めているのも結構楽しいです。

今年はTシャツ買いすぎているので自重

アイコン化されたデザインはかなり良く、センスを感じます
ゆっくりお風呂浴びて河津駅前に戻ってきますが、やはり何もない。
海鮮ぐらい食べて行こうと思ってましたが3軒ほどある海鮮系飲食店はどこもお盆休みorz
駅付属の土産物屋は4時閉店で、戻ってきたのが4時20分だった俺様完全敗北です。
唯一、干物屋さんが空いていたので冷凍の干物を数点東京へクール便。
翌日届いて早速家族で食べましたが、アジの開き大分おいしかったです。
お土産選ぶならここでひとまず間違いないかと。
全体を見ると、並んでいる旅館やホテルはどこも綺麗な外観をしていて好感触。温泉街・海水浴街としてはそれなりに繁盛しているのではという印象。海水浴場は近隣に複数あります。
お店は多分、ああいうホテルの中にあって、観光客はそこで買い物や食事する形で完結しているのだろうなあと推測します。
帰路につきます。



やはり、景色は良いです。
物はないですが、いい所だと思います。
駅前の赤丸ポストも忘れずパシャリ。

電車の乗り合わせが良く、途中の駅で晩御飯食べてビール飲んで、帰ってきたのが10時前でしたから、日帰り旅行としては早めに帰ってこれたのではと思います。
下見の割に採集結果も上々で、好きな温泉も楽しめ、伊豆七島を遠景に見て景色も空気も気分も良く。
かなり良い感じの日帰り旅行が出来ました。
勢いで行きましたが、勢い付けたまま行ってよかったと思います。
良い旅行でした。
今回下見してきた感じ、2,3カ月に一回ぐらいペースで通ってもいいかなと思える好スポットでした。
前に「瑪瑙が拾える」と聞いて同じように出かけた野比海岸はいまいちでしたが、菖蒲沢海岸は少なくとも瑪瑙に関しては”空振りがない”のは、素晴らしい魅力です。
と言うところで、旅程編はこの辺で。
後日、洗浄やら加工やら済ませたら、採集してきた標本の紹介記事を一本書きますのでお楽しみに。
ではでは。
後編はこちら。
当日周りの関連ポストはざっくり下記のポストとスレッドを参照してください。
菖蒲沢海岸での鉱物採集楽しかった 瑪瑙と水晶はイケました 銀黒の自然金も多分(要確認 パンニングはしてこなかったけど、後で考えたら砂浜あったし、試せばよかったなあ まあ次回の宿題にしておこう #Bluesky鉱物部
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-14T09:44:22.312Z
日帰り温泉も堪能してきた<菖蒲沢海岸 というわけで俺のジャスティス 瓶牛乳がないのが悔やまれる
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-14T09:45:32.956Z
鈍行でちんたら行くのは気楽で安いけど時間かかるなほんと
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-14T10:26:09.240Z
趣味じゃなきゃできんなこれは
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-14T10:26:22.020Z
後で日記にするようにポツポツメモしとこうか 菖蒲沢海岸、時間はかかるけど、鈍行なら往復八千円ぐらいで交通費済むし(乗り合わせにもよるが) 1日かかるけど日帰りできる距離 何より瑪瑙ならちょっと探せばいくらでも見つかるから空振りがない だいぶいい場所では
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-15T01:20:42.391Z
家事終わり 拾ってきた石も水につけて塩とり洗浄中 あっちー
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-15T00:32:47.547Z
黄鉄鉱の可能性もあるけど 銀黒の中にいるし、色的にも自然金で良いかと 良いことにしといて(浪漫 #Bluesky鉱物部 菖蒲沢海岸にて
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-14T14:22:38.960Z
どーでもいいが国産鉱物アカウント界隈でやたら右翼信奉者多いのなんなん
— 天下無敵の無一文@選挙に行こう (@takosuke2200.bsky.social) 2025-08-15T05:24:10.031Z
