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audiobook.jp単独契約6ヶ月後の再評価、Audible二重契約を解除する検討をしてみた話

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先月末、月の家計簿を見直してた時のことです。
クレジットカードの明細を眺めながら、Audibleとaudiobook.jpの二重課金がふと目に入りました。
「そういえば、これ半年前に『二重契約継続する』と自分で結論出したはずだけど、改めて検討したらどうだろう」と、ちょっとした思考実験の入り口に立ちました。

半月前のnoteで、僕はAudibleとaudiobook.jpの二重契約を「棲み分けは最終形」と書いて締めました。
Audibleは腰据えて聴く本用、audiobook.jpは聴き放題で気になる本を試聴する用、という役割分担が定着したから継続する、というのが半月前の整理でした。
今回、家計簿を眺めて改めて「audiobook.jp単独契約に絞ったらどうか」を検討したのは、その時の判断を再確認したかったからです。

結論を先に書くと、二重契約の解約検討って、実は解約するための思考実験じゃなく『残す方の価値を再確認するための装置』として機能してるな、というのが今回やってみての気付きでした。今日は、audiobook.jp単独契約を仮想シミュレーションしてみて、結果としてAudibleを残す理由が改めて固まった、という記録です。

自己紹介はざっくり

前回も書きましたが、名古屋出身、東京で独り暮らしのWebフリーランス3年目です。
Audibleは3年継続中、audiobook.jpは半年前から聴き放題プランで並列運用してます。両方合わせた月額は、独立フリーランスの体力で許容できる範囲ですが、家計簿を見た時に「これ、月額の合計で見ると意外と重い」と感じる瞬間もあります。

余談: 「解約検討」に対する誤解の話

本題に入る前に、ちょっとだけツッコませてください。

X界隈や節約系の発言に「解約を検討したら、たいてい解約した方がいい」「サブスクは検討した時点で不要」みたいな、解約検討=解約決定という短絡的な発言、たまに見ますよね。
僕、これに対しては結構冷めた目で見てます。

確かに、心の中で「これ、いらないかも」と一瞬でも思ったサブスクは、多くの場合削って良いです。それは経験上正しい。
ただ、それは「明確に不要と感じたサブスク」の話です。
「そういえば見直しどきかも」くらいの温度感で検討するサブスクは、解約するかどうかを決める前に、シミュレーションで残す方の価値を再確認する時間として使う方が有益です。
検討=解約決定に直結させる人は、「残す価値」を言語化する装置としての検討を、経験してないんじゃないかと思ってます。検討することそのものが、残す理由を鍛える工程になる、というのが独立3年目になって見えてきた発見です。

audiobook.jp単独契約のシミュレーション

家計簿を眺めながら、まず「audiobook.jp単独契約に絞る」ケースを頭の中で回してみました。

聴き放題プランは、月額でおおよそ千円台前半(プランによる)で、対象タイトルが聴き放題です。半年運用してみた実感として、和書のビジネス書・自己啓発書のラインナップは、独立フリーランスの日常読書として十分な水準にあります。
月に5〜7冊くらいのペースで聴き放題を使い倒せるので、コスパで言うと文句なし。単独契約でも、独立3年目のインプット量は概ね維持できるはずです。

シミュレーションで「Audibleを削る」ことのメリットは、家計簿上の合計が単純に月額千円台後半減ることでした。年間で見ると2万円台の削減で、独立3年目のキャッシュフローとしては、無視できない額です。
正直、ここで一度、本気で解約ボタンを押しかけました。Audibleのアプリを開いて、アカウント設定から解約手続きページまで進んで、最終確認画面で指が止まった、というのが実際に起きたことです。「押す前に、失う機能を1個ずつ紙に書き出してみるか」と自分に言い聞かせて、Audibleを削った場合の穴を洗い出すフェーズに戻りました。

Audibleを削ると失う機能を、紙に書き出してみた

シミュレーションを回して最初に引っかかったのが、「本を購入して永続的に残す運用」が消えることでした。
過去のnoteで「Audibleは腰据えて聴く本用」と書いてきましたが、実際に効いてた機能は「これは繰り返し聴きたい」と判断した本を単品購入で買い直して、自分のライブラリに永続的に残しておけることでした。聴き放題プランは「借りて聴く」に近い設計で、聴き放題対象から外れた瞬間にライブラリからも消える。1年後、5年後、繰り返し聴き直したい本を保管する用途は、audiobook.jpの聴き放題プランでは代替できないんですよね。
これが、家計簿眺めながら「あ、これは絶対無理だ」と思った1つ目の穴でした。数千円のためにライブラリの永続性を捨てるのは、独立3年目の読書運用としては割に合わない。

次に、これは書き出しながら思い出したんですが、有名作品のラインナップの差もありました。海外文学の翻訳版、著名作家の代表作、Audibleオリジナルの独占配信作品は、audiobook.jp単独では埋められない領域です。ただ、これは「そう言えばそうだった」くらいの温度で、痛みとしては1つ目より軽い。

朗読家の選択肢の話も、ついでに思い出しました。同じ本でも著名俳優や声優が朗読してる版がAudibleにはある、というやつです。これは頻繁に効くわけじゃないんですが、たまに刺さる本に当たると急に大事になる機能でした。

紙に書き出した結果、Audibleを削るということは、この3つの機能を諦めることだと再定義された感じです。年間2万円台の削減と引き換えに、これを諦められるか。

検討した結果、二重契約継続に落ち着きました

結論として、僕は二重契約継続を選びました。
半月前と同じ結論なんですが、今回の検討を経て、その結論の「なぜ」の解像度が明らかに上がりました。半月前は「棲み分けが定着したから継続」というふわっとした整理だったのが、今回は「Audibleを削ると失う3つの機能が、年間2万円台のコストに見合う価値を持ってる」まで具体化できました。

同じ結論でも、辿り着くまでの理由の重さが違います。次に家計簿を眺めた時、また同じシミュレーションを回すかもしれませんが、そのたびに理由が鍛え直される。これが解約検討を「解約するかどうかの判断」じゃなく「残す方の価値を再確認する装置」として使う効きでした。

興味があれば、こちらから

「Audibleユーザーで、audiobook.jp単独契約に切り替えたい」「二重契約を検討してるけど、Audibleを残すべきか迷ってる」「サブスクの解約検討そのものが有益な作業なのか気になる」みたいな30代の方、audiobook.jpの無料体験で単独契約のシミュレーションを試してみる価値があります。

audiobook.jpは月額制で対象タイトルが聴き放題のオーディオブックサービス。
Audibleとの並列運用でも、単独契約でも、無料体験期間で機能感を確かめられます。
和書のビジネス書・自己啓発書のラインナップが厚く、独立フリーランスの日常読書としてハマる設計です。

ちなみに、これは半年並列運用した僕の個人的なアドバイスですが、audiobook.jpを検討する時は、「Audibleを完全に代替できるか」を先に評価するんじゃなく、「Audibleと並列で持って役割分担できるか」を先に検討するのがいいです。
完全代替の物差しで測ると、Audibleの独占コンテンツやオリジナル配信の穴が気になって決定が難しくなります。並列運用の物差しで見ると、「試聴用にaudiobook.jp、本命保管用にAudible」のような明確な役割分担で、両方の価値が独立して立ち上がります。

ちなみに、僕このnoteとは別に「Web屋の逃げ道」というブログもやってて、そっちではWeb制作フリーランス向けに、独立で消耗しないための選択肢や次の道の選び方を体系的に書いてます。今回の話みたいな「独立の内面整理」まわりを、もう少し寄り添う温度で読みたい人がいたら、覗いてもらえると嬉しいです。

解約検討は、残す方の価値を再確認する装置

audiobook.jp単独契約のシミュレーションを回して気付いたのは、解約検討が「解約するかどうかの二択判断」じゃなく「残す方の価値を再確認する定期メンテナンス」の意味を持ってる、ということでした。

同じ結論に何度たどり着いても、そのたびに理由が鍛えられる、というのが検討する側の隠れた効用です。透明化して意識から消えかけてるサブスクを、意識的に評価する機会として、月イチくらいで回すのが独立フリーランスの生活運用としてはちょうどいい気がしてます。

20代の頃の僕は、「サブスクの解約検討=解約するかどうかの判断」派で、検討=結論を出す作業だと素朴に捉えてました。3年目独立中になって、「検討そのものが残す価値を鍛える工程」だと発想が切り替わったのは、家計簿を眺める時間に、金額の計算じゃなく理由の鍛え直しをやってると気付いたからでした。
来月末の家計簿見直しでも、また同じ検討を回すつもりです。今度はNetflixあたりが解約候補に上がってくるかもしれません。仮想シミュレーションを月イチで回す運用は、たぶんこの先も続けていきます。

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