親の介護が始まったら最初の30日でやるべき7つのこと|要介護認定・ケアマネ選び・家族会議の進め方【元介護士10年】
親の介護は、ある日突然始まります。
脳梗塞で倒れた。転倒で骨折した。認知症の症状が急に強くなった。
そんな知らせが入ったとき、ほとんどの家族が同じ状態に陥ります。
「親の介護、何から始めればいいのか、まったく見当がつかない」
このnoteは、親の介護が「これから始まりそう」または「すでに始まったばかり」の40代・50代に向けて、最初の30日でやるべきことを整理した実践ガイドです。
要介護認定の申請、ケアマネジャー選び、介護保険サービスの組み立て、家族会議
——やるべきことを週ごとに7ステップで解説します。
親の介護はいつ始まるか
「介護はある日突然始まる」と聞いたことがあるかもしれません。
半分は本当で、半分は違います。
現場で見てきた介護の「始まり」は、大きく分けて2パターンあります。
1つ目:急性発症型
脳梗塞、転倒・骨折、肺炎による入院など。ある日突然、病院から電話がかかってくる。家族は退院日までに介護の準備をしなければならない、というプレッシャーの中で判断を迫られます。
2つ目:緩慢進行型
認知症の兆候、足腰の弱り、食事量の減少など。「あれ、おかしいな」が積み重なって、ある日「これは介護が必要だ」と気づきます。
どちらのパターンでも、「気づいてから30日以内」が勝負です。
なぜ30日か。理由は3つあります。
要介護認定の申請から認定結果まで、通常30日前後
認定がないと介護保険サービスは使えない(自費なら可能だが高額)
その間、家族の負担は急増し、判断力が落ちていく
つまり、30日以内にやるべきことを整理して動けば、家族の負担を最小限に抑えながら介護体制を整えられます。
逆に、30日を漫然と過ごすと、「家族だけで頑張る期間」が長引き、心身ともに疲弊するケースを現場で何度も見てきました。

最初の30日でやるべき7つのことを、週単位で整理するとこうなります。
第1週:要介護認定の申請と、地域包括支援センターへの相談
第2週:ケアマネジャーの選定とファーストコンタクト
第3週:介護保険サービスの組み立て(訪問・通い・泊まりの選び方)
第4週:家族会議と役割分担の合意形成
共通:やってはいけない3つの落とし穴を避ける
30日が終わったあと:長期ロードマップへ
ここから先は、それぞれの週で具体的に何をすべきかを、現場で見てきた事例とともに解説していきます。
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