真夜中はきみの時間 第一話【創作大賞2024 応募作品】
あらすじ
日野天音(23)は小説家を目指していたが、とあることがきっかけで断念。今は居酒屋でアルバイトをしている。
その店の客、工藤謙士(27)はよく通る声で関西弁を話す派手な見た目の男。天音はその声を深夜アニメで聞くことになる。エンディングで流れるスタッフロールから声優の名前を見つけ検索すると、全く印象の違う宣材写真が出てくる。
実は謙士は、仕事とプライベートで、見た目と話し方を完全に分けていたのだった。仕事の時は標準語。前髪を重く作り眼鏡をかける。プライベートの時は関西弁。前髪をかき上げ、眼鏡を取り派手な格好をする。
出会うごとに姿が変わる謙士。
徐々に触れる謙士の優しさに、天音の心が開放されていく。
登場人物
日野天音(23) フリーター
工藤謙士(27) 声優
名波恭介(23) 会社員
笠田丈二(42) 居酒屋店長
刈谷優(23) 劇団員
見上直哉(35) 謙士のマネージャー
紫谷志保(31) 舞台演出
大久保良(25) 謙士の友人
田辺知也(27) 謙士の友人
山本(45) 居酒屋の客
◯路上(夜)
暗い夜道。
日野天音(23)、呆然としながら地べたにへたり込んでいる。
目の前に立つ男性の大きな背中を見上げる。
男性が振り返り、手を差し出す。
天音「…変身できるんですか…?」
手を差し出す男性・工藤謙士(27)、吹き出すように笑う。
謙士「変身ってなんやねん」
天音、不意の笑顔にドキッとする。
控えめに手を伸ばして、謙士の手を取ると、ぐいっと引き上げられる。
立ち上がる勢いで謙士の胸に飛び込む天音。
天音M「まだこの人のこと全然知らないのに、どうして私…」
至近距離で見つめ合う二人。
タイトル「真夜中はきみの時間」
◯居酒屋(夜)
アルバイト先の居酒屋で忙しなく動き回っている天音。
店内は賑わっていて、酒の入った客たちが笑い合っている。
天音、テーブル席にビールを運ぶ。
天音「お待たせしました!生3つです」
山本「あざーす!お姉さんも一緒にどう?」
天音「(にっこり笑って)ごゆっくりどうぞー」
さらりとかわして移動する天音。
カウンター席に座る名波恭介(23)に呼び止められる。
名波「天音!」
天音「名波くん、来てたんだ。いらっしゃいませ」
名波「大丈夫?」
天音「大丈夫だよ!ありがとう」
名波「なんかあったら俺行くから」
天音「名波くんはお客さんなんだからゆっくりしてて。働いてももうタダ働きになっちゃうんだからね」
笠田丈二(42)、店奥からひょっこり顔を出して、
笠田「名波くーん、5番テーブルさんお願いできるう?」
天音「店長!名波くんバイト時代の反射でほんとに動いてくれちゃうからダメですよ」
名波「いいよバイト代なんて出なくて。天音に何かあったら無償で助けに行く」
天音「(笑って)ありがと。じゃあまたね」
天音、仕事に戻る。
名波、ため息をついて天音の後ろ姿を見送る。
笠田「天音ちゃん、弱音も愚痴も吐かないしいい子よねえ。守ってあげたくなるのはわかるけど、名波くんはまず自分のこと頑張りなさいよ!新卒一年目!」
名波「わかってますよー…」
◯同・個室の前
天音、お盆に食器を乗せて歩く。
個室の前を通ると、賑やかな話し声の中で一際通る声が聞こえてくる。
謙士の声「お前ほんまふざけんなよー!」
天音、びっくりして立ち止まる。
謙士の声「だからちゃうて!なんでそうなんねん!」
天音、声がする個室の扉を見つめる。
個室からは笑い声と関西弁で強めのツッコミを入れるよく通る声が聞こえる。
天音「…け、喧嘩…?それにしては楽しそうな…」
謙士の声「もうええ、もうええ。ちょっとトイレ行ってくるわ」
ガラッと勢いよく戸が開き、謙士が出てくる。
謙士、前髪をかき上げ、派手な柄シャツにゴールドのネックレスをつけてかなりいかつい格好。
戸の前にいた天音、驚いて固まる。
謙士「あ、すいません」
天音「いえ!すみません!」
天音、何故か咄嗟に謝って、逃げるように走っていく。
食器を洗い場に持って行き、一息つく天音。
天音M「めちゃくちゃ陽の種族のイケイケお兄さんだった…。咄嗟に逃げてしまった…お客様に失礼なことしちゃったな」
笠田「天音ちゃーん、休憩入っていいよー」
天音「はい。ありがとうございます」
◯同・店内
天音、スタッフルームを出て、狭い廊下で客・山本とすれ違う。
軽く会釈をして通り過ぎると、突然腕を掴まれる。
天音「!」
山本「いたいた、お姉さん。一緒に飲もうよ」
天音、毅然と笑顔で対応する。
天音「お客様、すみません。仕事中なので…」
山本「いいじゃんちょっとくらい!お姉さんの話聞きたいんだよ」
天音「いやいや、何も面白い話持ってませんから…」
山本「俺ね山本っていうの。お姉さん名前は?あとどこ住んでるのかとか、何時に寝るとか、そんな話でいいんだよ!ほらこっち来てよ〜」
山本に腕を引っ張られる天音。
振り解けなくて困っていると、後ろからよく通る声が響く。
謙士の声「何やってんねんおっさん!」
山本、突然の強い語気の関西弁にビクッと肩を震わす。
天音、振り返ると早足で謙士が近づいてきている。
謙士、山本と天音の間に入り、ドスの効いた声で、
謙士「おっさん、酒で人に迷惑かける奴はな、飲む資格ないねん。とっとと帰り」
山本「は、はいっすみませんでしたっ!」
山本、慌てて走り去っていく。
謙士、天音の方に振り返り、さっきとは打って変わって優しい声色で、
謙士「大変なお仕事ですね。あんなんいっぱいるんでしょ?」
天音「(苦笑いで)…えーと…」
謙士「いうて俺もそんな客の一人か。さっきはうるさくしてすいませんでした。連れがね、ウインクできひんって言って、その顔がほんまふざけてて…こんな顔するんですよ」
謙士、顔を歪ませて下手なウインクを再現する。
天音、ふふっと笑う。
謙士「しょうもないでしょ。こんなんツボってまうんですよ俺」
天音「楽しそうです」
謙士、天音の微笑む顔を見て安心したように笑って、
謙士「じゃ、お仕事頑張ってください」
天音「あ、ありがとうございました」
謙士、個室の方へ歩いていく。
その背中を見送る天音。
天音「イケイケお兄さん、やさしー…」
◯天音の家(夜)
部屋の真ん中のローテーブルでノートパソコンに向かう天音。
つけっぱなしになっているテレビと、カタカタとキーボードを打つ音が響く。
真剣な表情で画面を見ている。
× × ×
ローテーブルに突っ伏して寝ている天音。
つけっぱなしになったテレビからは深夜アニメが流れている。
気づかないまま寝ている天音。
アニメのキャラクター同士が会話している中、キャラクター(レン)の声が天音を起こす。
レンの声「大丈夫か?」
天音、ふっと目覚め、重たい瞼を擦る。
天音「…あ、はい。大丈夫です…」
レンの声「俺から離れるなって言っただろ」
天音「え?いやいや、お客様にご迷惑はかけられません…今日は助けていただいてありがとうございました…」
天音、寝ぼけながらお辞儀をする。
レンの声「お前だけは死んでも守るよ」
天音、ハッと意識がはっきりして顔を上げる。
天音「…え!?」
テレビ画面にはアニメが流れている。
イケメンキャラがヒロインに向かって、
レン「好きだよ」
天音、赤面しながら、
天音「ななななんで…?い、今、あれ?声が…、あのお兄さんと喋ってるのかと…。あれ?でも関西弁じゃない…でもでも…」
アニメのエンディングが流れ出し、スタッフロールが流れる。
天音、画面に近付いて文字を追う。
天音「確かあのキャラ、レンって呼ばれてたよね…」
テレビ画面、スタッフロールの中に『レン 工藤謙士』の文字。
天音「工藤、けん、し、さん…?」
天音、スマホで工藤謙士を検索する。
出てきた事務所のホームページを見て、首を傾げる。
天音「…?」
スマホ画面には事務所のホームページ。
工藤謙士の名前と略歴、宣材写真が載っている。
写真の謙士は前髪が目にかかるくらい重たく、眼鏡をかけていて地味な印象だった。
◯カフェ(日替わり)
カウンター席でコーヒーを飲む天音。
店内には数名の客がいて、テーブル席がまばらに埋まっている。
天音、小さなノートを開いて、思案しながら時折ペンを走らせる。
店内のどこかから、急にあのよく通る声が聞こえて来る。
謙士の声「本当ですか?ありがとうございます!…あっ、すみません」
天音、声を聞いてパッと後ろを振り返る。
辺りを見回すが、声の主を見つけられず正面に向き直る。
天音「あれー…?」
頭をぽりぽり掻いて首を傾げる天音。
店内奥のテーブル席で、前髪を下ろして眼鏡をかけた姿の謙士が声を抑えて話している。
◯居酒屋・休憩室(夜)
天音、椅子に座ってぼんやりしている。
名波、天音の頬に冷えた缶ジュースを当てる。
天音「わ!つめた!」
名波「おつかれ。ぼーっとして、どうした?」
名波、缶ジュースを天音に手渡す。
天音「ありがとう。んー、不思議体験的な…?」
名波「何かあったの?大丈夫?」
天音「大丈夫大丈夫」
名波「また寝不足?」
天音「夢だったのかなあ。あれだけ派手な感じだったらすぐ見つけられると思ったんだけど…一瞬で変身できちゃうのかな?」
名波「なんの話?」
天音「ごめんごめん気にしないで」
名波「何かあったら相談してよ。これ差し入れ。みんなでどうぞ」
名波、ジュースが入った袋を机の上に置く。
天音「名波くん、気遣いすぎだよ。お仕事帰りでしょ?」
名波「帰り道だし。天音に会いたかったから」
天音「え?何か用事?」
名波「用事っていうか、顔が見たかったし、声が聞きたかったし」
天音「声…」
また考え出す天音。
名波「天音?」
天音「あっごめん!」
名波、真剣な顔をして、
名波「もしかしてまた、書いてたりする…?」
天音、一瞬固まったのち、
天音「(笑って)違うよ。夜遅くまでテレビ見ちゃってたの!」
名波、心配そうに見つめて、
名波「天音は人に相談とかするの苦手だと思うけど、なんでも言って。天音の力になりたいから、俺」
天音「大丈夫だよ!もう休憩終わるから行かなきゃ!じゃあね」
名波「うん、頑張って」
バタバタと部屋から出ていく天音。
× × ×
天音、店内通路を早足で歩きながら、思い出す。
◯回想(大学・学食)
天音(20)、ノートパソコンを開いている。
パソコン画面のWordには文章がぎっしり。
天音、打つ手を止めて真剣な表情で文章を読み返す。
そこへ名波(20)、天音と同じテーブルにお盆を置き目の前に座る。
名波「天音、疲れてる?大丈夫?」
天音「大丈夫だよ」
名波「小説順調?」
天音「(苦笑いで)へへ」
名波「読んでみたいな。天音の小説」
ちょうど名波の後ろを通った刈谷優(20)、声をかける。
優「えーっ!日野さんって、小説書いてるの?」
天音「…あ、えっと、うーん、ちょっとチャレンジ中というか…」
優「すごいね〜!ね、名波くん」
名波「そうだね。天音すごいよ」
天音「…まだ完成してないから…」
優「完成したら読みた〜い!ねえお願い、日野さん。出来上がったら名波くんと一緒に読ませて?ね?」
天音、優の勢いにタジタジになりながら、
天音「…うん、大丈夫。頑張ってみるね」
× × ×
後日、学食の机でノートパソコンを開きじっと見ている名波と優。
向かい側でそわそわしながら座っている天音。
読み終えた優、天音に向かって、
優「すごいね…日野さん、すっごく面白かった!」
名波「うん。すごい面白い。最後のシーン好きだな…」
天音「(照れながら)…お粗末さまでした…読んでくれてありがとう」
名波「これは何かの賞に応募するんだっけ?」
天音「うん。最後にもう少し見直してから」
優「日野さん、いや、天音ちゃん!また書いたら読ませて?天音ちゃんの作品もっと読みたい!」
天音「ありがとう…嬉しい」
優、にっこり微笑みながら天音を見つめる。
(回想終わり)
◯居酒屋(夜)
通路で立ち止まる天音、神妙な面持ち。
首を左右に振って気持ちを入れ替える。
× × ×
天音、お盆に料理を乗せて運び、個室の戸をノックする。
天音「失礼いたします」
個室の中から聞き覚えのある声で返事が返ってくる。
謙士の声「はい」
天音、ハッとして、
天音M「い、イケイケお兄さんの声だ…!」
ドキドキしながら戸を開ける天音。
座敷に謙士とマネージャーの見上直哉(35)が向かい合って座っている。
謙士、前髪を下ろして眼鏡をかけて落ち着いた格好。
天音、きょとんとする。
天音M「…ホームページで見た人だ」
謙士「どうかしました?」
天音M「関西弁じゃない…。やっぱりホームページで見た声優さんの方だ!」
天音「し、失礼しました!」
天音、料理をテーブルに置く。
謙士「美味しそう。ありがとうございます」
天音「ごゆっくりどうぞ!」
天音、慌てながら退室。
通路を歩きながら、天音、ぶつぶつ一人言を呟く。
天音「全然違った…めっちゃ物腰穏やかで標準語だし、見た目も…。おっかしいなあ…あの声はイケイケお兄さんだと思ったんだけどな…」
◯コンビニ(夜)
天音、買い物カゴにパンやお菓子を入れて買い物中。
店内放送が音楽から切り替わり、聞き覚えのある声が聞こえて来る。
謙士の声(レン役)「お買い物中の皆様、こんばんは。アニメ『真夜中ロマンティック』コラボキャンペーンのお知らせです。もう少し店内にいて、俺の話、聞いてくれる?」
天音「!?」
天音、驚いて固まったままアナウンスに耳を傾ける。
天音M「あのアニメだ、あのさっきの声優さんだ…!でも、やっぱり…」
天音「(小声で)やっぱりこの声…」
入店音が鳴り、一人の客が入って早々咳き込む。
天音、ふと咳が聞こえた方向を見ると、マスクをして眼鏡をかけた謙士と目が合う。先ほど居酒屋で会った前髪を下ろした姿。
天音「あ」
謙士「…えっ」
天音「いえ、すみません」
謙士「あ、さっきの店員さんですか?」
天音「はい…。あのー…」
天音、恐る恐る両方の手の平を天井に向けて、スピーカーを指す。
天音「工藤さん、ですか…?」
謙士「(照れ笑いしながら)そうです。知ってくださってたんですか。ありがとうございます。自分でも驚きました。入るなりいきなり自分の声がしたので」
天音「プライベートの時間にすみません…!先ほども、あの、いつもご来店ありがとうございます…!」
謙士「いえいえ、こちらこそいつもありがとうございます」
天音「あと、こないだは助けてくださってありがとうございました!あの、本当、それだけ言いたくて!あ、アニメも見ます!じゃあ、失礼します!!」
天音、ダッシュでレジに向かい会計を済まし、退店。
謙士、呆気に取られて立ち尽くす。
謙士「え…?」
◯路上(夜)
天音、買い物袋を提げながら歩く。
うな垂れながら小声でぶつぶつ呟く。
天音「ああ〜…いきなりご本人登場は聞いてないって…。焦った…自分の言いたいことだけ言って去っていく痛い奴になってしまった…しかもプライベートの時間に…申し訳ないいい…」
ため息を一つ吐き、気を取り直して歩く。
暗い人通りのない夜道。
ふと後ろに人の気配を感じる天音。
足音が聞こえる気がして、急に怖くなる。
早足で家路を急ぐと、後ろの足音も早くなる。
天音、焦って走り出す。
すると後ろから誰かが追いかけてくる。
天音M「どうしよう、追いかけられてる…!」
天音、必死で走るが、道の段差に躓き、転ぶ。
天音「…痛…っ!」
振り返ると、暗闇でよく見えないが、数メートル先から男性が近づいてくる。
数メートル先から声をかける。
山本「大丈夫ですか〜?」
天音「…っ」
近づくにつれて顔が見えてくる。
天音M「こないだ絡んできたお客さん…!」
山本「こんばんは〜お姉さん。大丈夫〜?」
天音、足がすくんで立てない。
天音M「…大丈夫じゃない」
山本「偶然だね〜。ちょうど飲みの帰りにお姉さん見かけて、ついてきちゃった〜」
山本、酔っ払っている。
ふらふらと天音の前に立ち、座り込む天音を見下ろし、
山本「大丈夫〜?」
天音M「大丈夫じゃないよ…!!」
天音、恐怖で固まっていると、山本の後ろに人影が。
謙士の声「おっさん、一回痛い目見やなわからん人?」
山本「え?」
天音、声の方を見る。
暗闇の中で眼鏡を取り、前髪をかき上げる謙士の姿。
謙士、山本が振り返る前に背後からがっしり肩を組む。
男性「ヒイ!」
謙士、山本の耳元で怖いくらい優しい関西弁で、
謙士「こないだ俺言ったよな?なあ覚えてる?はいって返事してたよなあ、おっさん」
山本「は、はい…」
謙士「俺なんて言ってたっけ?酒飲んで、人に迷惑かける奴は?はい、続き」
山本「え、えっと…」
謙士「覚えてへんのかいな」
山本「いや、えっと、飲んではいけない、ですよね」
謙士「わかってんねんやったらちゃんと守れや!!」
山本「はい!すみませんでしたあ!」
謙士「誰に謝っとんねん。俺ちゃうやろ!」
山本、天音に向かって頭を下げ、
山本「す、すみませんでした!もうしません!」
謙士「守れよ。仏の顔も三度までやぞ」
山本「はい!すみません!」
山本、足が縺れて転びそうになりながら逃げていく。
天音、呆然としながら地べたにへたり込んでいる。
目の前に立つ謙士の大きな背中を見上げる。
謙士、振り返り、手を差し出す。
天音「…変身できるんですか…?」
謙士、吹き出すように笑う。
謙士「変身ってなんやねん」
天音、不意の笑顔にドキッとする。
控えめに手を伸ばして、謙士の手を取ると、ぐいっと引き上げられる。
立ち上がる勢いで謙士の胸に飛び込む天音。
天音M「…この人、「大丈夫?」って聞かないんだ。みんな最初に大丈夫?って聞いてくれて、私はいつも大丈夫じゃなくても大丈夫って答える。それがいつも、少し悲しかった」
至近距離で見つめ合う二人。
天音M「不思議。怖かったのに、もう怖くない。まだこの人のこと全然知らないのに、どうして私…こんなにも会いたいって思ってたの?」
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